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公開番号
2025016298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119493
出願日
2023-07-21
発明の名称
文書読取装置及び文書読取方法
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人TNKアジア国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】文書の読取り及び分類を効率的かつ適確に行い、文書を容易に二次利用可能にする。
【解決手段】画像形成装置10において、異常判定部32は、画像読取部11により読取られた原稿の画像に基づき該原稿の異常の有無を判定し、文書分類部33は、原稿の異常無が判定された場合に、原稿の画像に基づき原稿の文書の属性データを生成し、画像補正部34は、原稿の異常無が判定された場合に、原稿の画像を補正して、補正された原稿の画像に含まれる文字の認識性を向上させ、出力部は、画像読取部11により読取られた原稿の画像、文書分類部33により生成された原稿の文書の属性データ、及び画像補正部34により補正された原稿の画像を関連付けて出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿の画像を読取る画像読取部と、
前記画像読取部により読取られた前記原稿の画像に基づき該原稿の異常の有無を判定する異常判定部と、
前記異常判定部により前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像に含まれる文書の種類を示す属性データを生成する文書分類部と、
前記異常判定部により前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像に対して、前記原稿の画像に含まれる文字の認識性を向上させる補正を行う画像補正部と、
前記画像読取部により読取られた前記原稿の画像、前記文書分類部により生成された前記原稿の文書の属性データ、及び前記画像補正部により補正された前記原稿の画像を互いに関連付けて出力する出力部と、を備える文書読取装置。
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【請求項2】
前記文書分類部は、前記異常判定部により前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像に基づいて、当該原稿の画像に含まれる文書の種類を示す属性データを生成する請求項1に記載の文書読取装置。
【請求項3】
前記文書分類部は、前記異常判定部により前記原稿の異常無が判定された場合に、前記画像補正部により補正された前記原稿の画像に基づいて、当該原稿の画像に含まれる文書の種類を示す属性データを生成する請求項1に記載の文書読取装置。
【請求項4】
前記出力部は、前記文書分類部で生成された前記原稿の文書の属性データに基づき複数の出力先のいずれかを選択して、前記画像読取部で読取られた前記原稿の画像、前記文書分類部で生成された前記原稿の文書の属性データ、及び前記補正部で補正された前記原稿の画像を互いに関連付けて前記選択された出力先に出力する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の文書読取装置。
【請求項5】
前記異常判定部は、前記画像読取部で読取られた前記原稿の画像に基づき該原稿の折れの有無又は該原稿に貼り付けられた付箋の有無を検出し、前記検出した結果に基づき前記原稿の異常の有無を判定する請求項1乃至請求項3のいずれかに文書読取装置。
【請求項6】
前記文書分類部は、前記原稿の画像に基づき該原稿の画像に含まれる文書の種類を示す前記文書の属性データを生成する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の文書読取装置。
【請求項7】
前記画像補正部は、前記原稿の画像に含まれる文字に重なる線分を消去する、又は前記原稿の画像に含まれる文字の背景の濃度を低下させる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の文書読取装置。
【請求項8】
前記画像読取部は、前記異常判定部で前記原稿の異常有が判定された場合に、該原稿の画像を再度読取る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の文書読取装置。
【請求項9】
原稿の画像を読取る画像読読取ステップと、
前記画像読取ステップで読取られた前記原稿の画像に基づき該原稿の異常の有無を判定する異常判定ステップと、
前記異常検出ステップで前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像に含まれる文書の属性データを生成する文書分類ステップと、
前記異常判定ステップで前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像を補正して、前記補正された原稿の画像に含まれる文字の認識性を向上させる画像補正ステップと、
前記画像読取ステップで読取られた前記原稿の画像、前記文書分類ステップで生成された前記原稿の文書の属性データ、及び前記補正ステップで補正された前記原稿の画像を互いに関連付けて出力する出力ステップと、を有する文書読取方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像に含まれる文書を読取って保管する文書読取装置及び文書読取方法に関し、特に、読取られた原稿の画像の二次利用を容易にするための技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年DX(Digital Transformation)の推進に伴い、これまで紙で管理運用していた文書をスキャナー等の画像読取装置を用いで電子化する機会が増えてきている。原稿の画像に含まれる文書を読取って保管する場合、文書の読取り及び分類が効率的かつ適確に行われ、また文書の二次利用が容易であることが望ましい。
【0003】
特許文献1に記載の文書管理システムでは、文書のフォームとそれに対応する文書タイプを予め登録しておき、入力された文書画像から文書のフォームを識別し、このフォームに対応する文書タイプを選択し、この文書タイプと入力された文書画像とを対応付けて保管している。また、該当する文書のフォームが登録されていない場合には、新たにそのフォームを登録している。入力された文書画像に文書タイプを付加することで、オペレーターによるその付加作業が削減される。
【0004】
また、特許文献2に記載の文書分類装置では、文書の画像を解析して、文書の各ページを構成する構成要素のレイアウトを表すレイアウト情報を取得し、このレイアウト情報に基づきページ内で文章が連続している文章領域を抽出し、この文章領域に含まれる文字列を認識して、この認識された文字列から視覚的に強調された文字列を抽出し、この抽出された文字列をキーワードとする。そして、文書のページ毎に、文章領域のレイアウト上の階層構造を表す構造データを生成し、この構造データとキーワードとを用いて、文書の論理構造を抽出し、この抽出された論理構造を用いて文書を分類して記憶する。これにより、厳密な定型フォームではない文書が適切に分類される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-269126号公報
特開2005-122550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、同じ文書タイプでも文書のフォームが異なる場合は、登録される文書タイプが増大し、文書の二次利用が容易ではなくなる。また、特許文献2では、視覚的に強調された文字列がキーワードとして抽出しているが、そのようなキーワードが抽出されるとは限らない。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、文書の読取り及び分類を効率的かつ適確に行い、文書を容易に二次利用可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一局面にかかる文書読取装置は、原稿の画像を読取る画像読取部と、前記画像読取部により読取られた前記原稿の画像に基づき該原稿の異常の有無を判定する異常判定部と、前記異常判定部により前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像に含まれる文書の種類を示す属性データを生成する文書分類部と、前記異常判定部により前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像に対して、前記原稿の画像に含まれる文字の認識性を向上させる補正を行う画像補正部と、前記画像読取部により読取られた前記原稿の画像、前記文書分類部により生成された前記原稿の文書の属性データ、及び前記画像補正部により補正された前記原稿の画像を互いに関連付けて出力する出力部と、を備えるものである。
【0009】
また、本発明の一局面にかかる文書読取方法は、原稿の画像を読取る画像読読取ステップと、前記画像読取ステップで読取られた前記原稿の画像に基づき該原稿の異常の有無を判定する異常判定ステップと、前記異常検出ステップで前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像に含まれる文書の属性データを生成する文書分類ステップと、前記異常判定ステップで前記原稿の異常無が判定された場合に、前記原稿の画像を補正して、前記補正された原稿の画像に含まれる文字の認識性を向上させる画像補正ステップと、前記画像読取ステップで読取られた前記原稿の画像、前記文書分類ステップで生成された前記原稿の文書の属性データ、及び前記補正ステップで補正された前記原稿の画像を互いに関連付けて出力する出力ステップと、を有する方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、文書の読取り及び分類を効率的かつ適確に行い、文書を容易に二次利用することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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