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公開番号2025016106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119162
出願日2023-07-21
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 23/04 20180101AFI20250124BHJP(測定;試験)
要約【課題】 再撮影が必要となることを抑制すること。
【解決手段】 本開示の情報処理装置は、放射線を発生する放射線発生装置と放射線撮像装置とを用いた撮影において得られた複数の放射線画像を積算して第1の積算画像を生成し、前記複数の放射線画像と前記複数の放射線画像の取得より後に前記撮影において得られた少なくとも1つの放射線画像とを用いて前記第1の積算画像とは異なる第2の積算画像を生成する生成手段と、前記第1の積算画像の画質に関する判定に基づく表示を、前記第2の積算画像の画質に関する判定に基づく表示に変更するように、表示手段を制御する表示制御手段と、を備える
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
放射線を発生する放射線発生装置と放射線撮像装置とを用いた撮影において得られた複数の放射線画像を積算して第1の積算画像を生成し、前記複数の放射線画像と前記複数の放射線画像の取得より後に前記撮影において得られた少なくとも1つの放射線画像とを用いて前記第1の積算画像とは異なる第2の積算画像を生成する生成手段と、
前記第1の積算画像の画質に関する判定に基づく表示を、前記第2の積算画像の画質に関する判定に基づく表示に変更するように、表示手段を制御する表示制御手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記生成手段は、前記第2の積算画像の生成に用いられた前記複数の放射線画像と前記少なくとも1つの放射線画像と前記少なくとも1つの放射線画像の取得より後に前記撮影において得られた少なくとも1つの放射線画像とを用いて、第3の積算画像を更に生成し、
前記表示制御手段は、前記第2の積算画像の画質に関する判定に基づく表示を、前記第3の積算画像の画質に関する判定に基づく表示に変更するように、表示手段を更に制御する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判定に基づく表示は、前記撮影を終了することを促す表示と前記撮影を継続することを促す表示のいずれか1つである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記撮影において得られた複数の放射線画像を動画として前記表示手段に更に表示する制御を行う請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記画質に関する判定は、信号成分とノイズ成分との比であるSNRの判定である請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記SNRが所定の値より大きいと判定された場合は、前記SNRの判定に用いられた積算画像と前記SNRの少なくとも1つを前記表示手段に表示する制御を行う請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記SNRが所定の値より大きいと判定された場合は、前記撮影を終了することを促す表示を前記表示手段に表示する制御を行う請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記SNRが所定の値より大きいと判定された場合は、前記SNRの判定に用いられた積算画像と前記SNRとを記憶手段に記憶する記憶制御手段を更に備える請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記生成手段は、前記SNRが所定の値より小さいと判定された場合は、前記第2の積算画像を生成する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記表示制御手段は、前記複数の放射線画像と前記複数の放射線画像の前記SNRとを前記表示手段に更に表示する制御を行う請求項5に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
X線を用いた非破壊検査に用いられる撮影装置として、半導体材料によって形成された放射線検出パネル(Flat Panel Detector、FPDと略す)を用いた放射線撮像装置が普及している。ここで、非破壊検査においては、量子ノイズ成分を低減するために、複数の放射線画像を積算することにより得た積算画像が用いられる。また、非破壊検査に用いられる積算画像は、規定のSNR(Signal-to-Noise Ratio:信号成分とノイズ成分との比)を満たさなければならないとされている(日本工業規格:JIS Z 3110:2017)。
【0003】
ここで、特許文献1には、撮影が終了した後に放射線画像のSNRを導出して表示する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-058608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、特許文献1に開示されている方法では、例えば、撮影が終了した後に規定のSNRを満たしていないことが分かると、再撮影が必要となる可能性がある。再撮影が必要となった場合は、検査の効率が低下してしまう。
【0006】
そこで、本開示の目的は、再撮影が必要となることを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の情報処理装置は、放射線を発生する放射線発生装置と放射線撮像装置とを用いた撮影において得られた複数の放射線画像を積算して第1の積算画像を生成し、前記複数の放射線画像と前記複数の放射線画像の取得より後に前記撮影において得られた少なくとも1つの放射線画像とを用いて前記第1の積算画像とは異なる第2の積算画像を生成する生成手段と、前記第1の積算画像の画質に関する判定に基づく表示を、前記第2の積算画像の画質に関する判定に基づく表示に変更するように、表示手段を制御する表示制御手段と、を備える
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、再撮影が必要となることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の情報処理システム100の構成例を説明する図。
本開示のコンピュータ120の動作フローを説明する図。
本開示の表示手段114の表示例を説明する図。
本開示の表示手段114の表示例を説明する図。
本開示のコンピュータ120の動作フローを説明する図。
本開示の表示手段114の表示例を説明する図。
本開示の表示手段114の表示例を説明する図。
本開示の表示手段114の表示例を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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