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公開番号2025016087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119128
出願日2023-07-21
発明の名称不審者検出装置、不審者検出方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G08B 13/00 20060101AFI20250124BHJP(信号)
要約【課題】顔が分かりにくい状況においても不審者を検出する技術を提供する。
【解決手段】映像取得部310は、周囲が撮像された映像を取得する。抽出部312は、取得した映像から人物10を抽出する。識別情報取得部322は、映像を取得したタイミングにおいて、無線通信により受信した信号から、当該信号の送信元である端末装置100を識別するための識別情報を取得する。記憶部340は、人物10の第1情報と、識別情報とを紐付けて記憶する。処理部330は、記憶した識別情報の端末装置100との通信接続不可状態になった後、再び通信接続可能状態になることによって、記憶部340に記憶した識別情報と同一の識別情報を再度取得した場合に、通信接続可能状態になってから撮像された映像から抽出した人物10の第2情報と、第1情報とを比較し、比較結果に応じて、第1情報の人物10および第2情報の人物10の少なくとも1人を不審者として特定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
保護対象物の周囲が撮像された映像を取得する映像取得部と、
前記映像取得部において取得した映像から人物を抽出する抽出部と、
前記映像取得部が映像を取得したタイミングにおいて、無線通信により受信した信号から、当該信号の送信元である無線装置を識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記抽出部において抽出した人物の第1情報と、前記識別情報取得部において取得した識別情報とを紐付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶した識別情報の無線装置との通信接続不可状態になった後、再び通信接続可能状態になることによって、前記記憶部に記憶した識別情報と同一の識別情報を前記識別情報取得部が再度取得した場合に、前記映像取得部において取得した映像から前記抽出部が抽出した人物の第2情報と、前記第1情報とを比較し、比較結果に応じて、前記第1情報の人物および前記第2情報の人物の少なくとも1人を不審者として特定する処理部と、
を備える不審者検出装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記記憶部に記憶した人物の第1情報と識別情報は、受信した信号の強度と方向と、映像における人物の位置とをもとに紐付けられる請求項1に記載の不審者検出装置。
【請求項3】
前記記憶部は事前に登録された識別情報を記憶の対象外とする請求項1に記載の不審者検出装置。
【請求項4】
サーバと通信可能な通信部をさらに備え、
前記通信部は、前記処理部が特定した不審者に対する人物の第1情報と人物の第2情報の少なくとも一方を前記サーバに送信する請求項1から3のいずれかに記載の不審者検出装置。
【請求項5】
保護対象物の周囲が撮像された映像を取得するステップと、
取得した映像から人物を抽出するステップと、
映像を取得したタイミングにおいて、無線通信により受信した信号から、当該信号の送信元である無線装置を識別するための識別情報を取得するステップと、
抽出した人物の第1情報と、取得した識別情報とを紐付けて記憶するステップと、
記憶した識別情報の無線装置との通信接続不可状態になった後、再び通信接続可能状態になることによって、記憶した識別情報と同一の識別情報を再度取得した場合に、再び通信接続可能状態になってから撮像された映像から抽出した人物の第2情報と、前記第1情報とを比較し、比較結果に応じて、前記第1情報の人物および前記第2情報の人物の少なくとも1人を不審者として特定するステップと、
を備える不審者検出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、不審者検出技術に関し、特に撮像した映像における人物を不審者として特定する不審者検出装置、不審者検出方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
うろつき者検知システムは、集合住宅等の主に特定の人々によって利用される空間の周囲を監視カメラにより監視する。うろつき者検知システムでは、入力映像に対して顔画像を検出し、顔画像から抽出した特徴量をデータベースに登録する。また、うろつき者検知システムは、データベースに登録された特徴量の中で、判定したい顔画像の特徴量と類似した特徴量を検索し、類似度が所定値より高い特徴量の数に基づき、判定したい顔画像の人物が不審者であるか否かを判定する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第14/132841号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
監視カメラまたはドライブレコーダで人物を撮像しても、当該人物がサングラスまたはマスクを装着することによって顔が分かりにくければ不審者の検出が困難になる。そのため、顔が分かりにくい状況においても不審者を検出することが求められる。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、顔が分かりにくい状況においても不審者を検出する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の不審者検出装置は、保護対象物の周囲が撮像された映像を取得する映像取得部と、映像取得部において取得した映像から人物を抽出する抽出部と、映像取得部が映像を取得したタイミングにおいて、無線通信により受信した信号から、当該信号の送信元である無線装置を識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、抽出部において抽出した人物の第1情報と、識別情報取得部において取得した識別情報とを紐付けて記憶する記憶部と、記憶部に記憶した識別情報の無線装置との通信接続不可状態になった後、再び通信接続可能状態になることによって、記憶部に記憶した識別情報と同一の識別情報を識別情報取得部が再度取得した場合に、映像取得部において取得した映像から抽出部が抽出した人物の第2情報と、第1情報とを比較し、比較結果に応じて、第1情報の人物および第2情報の人物の少なくとも1人を不審者として特定する処理部と、を備える。
【0007】
本発明の別の態様は、不審者検出方法である。この方法は、保護対象物の周囲が撮像された映像を取得するステップと、取得した映像から人物を抽出するステップと、映像を取得したタイミングにおいて、無線通信により受信した信号から、当該信号の送信元である無線装置を識別するための識別情報を取得するステップと、抽出した人物の第1情報と、取得した識別情報とを紐付けて記憶するステップと、記憶した識別情報の無線装置との通信接続不可状態になった後、再び通信接続可能状態になることによって、記憶した識別情報と同一の識別情報を再度取得した場合に、再び通信接続可能状態になってから撮像された映像から抽出した人物の第2情報と、第1情報とを比較し、比較結果に応じて、第1情報の人物および第2情報の人物の少なくとも1人を不審者として特定するステップと、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、顔が分かりにくい状況においても不審者を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例に係る車両の構成を示す図である。
図1の不審者検出装置の構成を示す図である。
図3(a)-(b)は、図2の映像取得部において取得される映像を示す図である。
図2の記憶部に記憶されるデータベースのデータ構造を示す図である。
図2の不審者検出装置による記憶手順を示すフローチャートである。
図2の不審者検出装置による検出手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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