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公開番号
2025016079
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119109
出願日
2023-07-21
発明の名称
TWENTEA等茶の低温抽出飲物とその方法(20TWENTEA オンザロック)
出願人
個人
代理人
主分類
A23F
3/16 20060101AFI20250124BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】お茶をもっとおいしくして飲み、且つ飲みかすをSDG‘s活用する事を課題とする。
【解決手段】(1)茶葉と(2)パックと(3)氷と(4)カップと(5)ストローから構成し、茶葉をパックに挿入し、その上に氷を載せ茶葉の要素を氷で抽出して、ストロー付き/無しで飲めるようにし、抽出後の茶葉を植木鉢や畑の土に混合して土壌改良やお肌の美容に使用し得る事によりSDG’sに合致し得る事。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
(1)茶葉と(2)パックと(3)氷と(4)カップと(5)ストローから構成し、茶葉をパックに挿入し、その上に氷を載せ茶葉の要素を氷で抽出して、ストロー付き/無しで飲めるようにし、抽出後の茶葉を植木鉢や畑の土に混合して土壌改良やお肌の美容に使用し得る事によりSDG’sに合致し得る事を特徴とする栄養素を抽出するお茶とその出し方と飲み方と活用方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、美味しい飲物とその方法。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
お茶をポットに茶葉を入れ、お湯で抽出する方法は一般的に行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3217869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
公知のお茶の出し方ではお茶を十分美味しくしていない。また、その抽出後のお茶かすは廃棄されるだけである。
本発明は、お茶をもっとおいしくして飲む。
且つ飲みかすをSDG‘s活用する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、お茶をティーパックに入れ、氷で出して飲む。そのあと、植木鉢や畑に入れ土壌改良する。
また、お肌をこすりピカピカにする。
【発明の効果】
【0006】
(1) 高温で淹れると苦みや渋みのもとになるタンニンやカフェインが溶出しまうが、氷を用いた極低温で溶けた水でゆっくり淹れつつ飲むことで、甘み成分テアニンや旨み成分アミノ酸、さらにビタミンC を抽出し、渋みや苦みのタンニンやカフェインを溶出させず、茶葉本来のまろやかな旨みとなり美味しく飲める効果がある。
(2) だから、お茶が普通より格段に美味しくなる効果がある
(3) また、おはだピカピカの美容効果がある
(4) さらに、植木や土壌改良のSDG‘s効果がある
(5)茶葉を袋に入れることで、以下のような非常に有利な効果がある。
(5―1)茶葉がバラバラになっていると、伝達と氷から解けた水が集中して浸透しない。しかし茶葉を袋にいれ氷を載せると茶葉がまとまっているから氷の熱(冷熱)が有効に茶葉に伝わる効果がある。
(5―2)茶葉を入れるとき、1袋なのでバラバラにならず単純な動作で、茶を入れることができる。
(5―3)茶葉を取り出すときもバラバラに出すのではなく、袋を持ち上げるだけで一気に取り出す事が出来る。
(5―4)抽出したものを袋のまま植木鉢に入れるとか、畑に袋のまま置くとかこれらの動作が容易である。また、これらの動作に於いて茶葉が散らばらない。効果がある。
(6)茶葉を複数種類、例えば異なる20種類を入れるとき、あらかじめこれ等をパックに入れておく事により前記便利さがある。
(7)本発明は夏の暑い日にぴったりのリフレッシュドリンクとして楽しめる。
(8)本発明は爽やかな香りと澄んだ味わいが口いっぱいに広がり、心地よい冷たさが体をクールダウンさせることができる。
(9)本発明はアレンジも容易であり、炭酸割りでシュワッとした飲物とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
公知の図(A)~(D)の抽出方法を示す。
本発明第1実施形態であって、抽出方法のフロー及び外観図(図2(A)、(B))、及び成分(図2(C))を示す図である。
本発明第2実施形態(図3(A))、第3実施形態(図3(B))、第4実施形態(図3(C))を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に公知の、お茶の抽出方法を示す。
図1(A)は、急須1に入れたお茶葉3にお湯2を注いで抽出する。茶葉をお湯と混ぜるので茶葉全体から抽出されるが熱いお湯だと苦みが出てしまう。また、急須自体にお茶渋が付くので洗うのが面倒である。さらに、抽出後の茶葉は廃棄される。
図1(B)は、急須1の茶こしに入れたお茶葉3にお湯2を注ぐ方法である。お湯がお茶葉に触れ抽出されるので急須自体は清浄に保たれたとしても、茶葉をお湯に浸すことをしないため美味しいく飲むための最適な抽出は非常に難しい。
図1(C)は、電気ポット等熱容器4に、お茶葉3が封入されたティーパック5を入れ抽出する方法である。熱いお湯6を用いると苦みの元のタンニンやカフェインが溶け出すのでまずくなる。
図1(D)は、先行技術文献1に示す、氷出し抽出器であり、氷を使用した時発生して容器に付着する結露水があってもお茶の抽出を行う事が出来る結露防止するための発明であって本発明と全く異なるものである。また、低温や氷を入れて滴下させ抽出すると、苦みの元のタンニンやカフェインが溶け出すことを抑制できるが抽出時間が長いので味が落ちる(タンニンやカフェインが余分に入る)。
そして、いずれの抽出方法であっても、抽出後のお茶葉は、廃棄するのみである。SDG‘sに反し環境に良くない。
このような問題点を本発明は一挙に解決する発明である。
【0009】
本発明の原理を説明する。
1.苦み、渋みについて
近年の研究では、タンニンのみならず、渋みの元であるカテキンや、カフェインの挙動がわかってきている。また、時間依存性に関しても研究されている。本願出願人は、できるだけ苦み、渋みが無い抽出をすることを開発した。
(1)カテキンの挙動
カテキンの中でもお茶の抽出成分で、エピガロカテキン(EGC)と、エピガロカテキンガレート(EGCG)が関係していることがわかっている。渋み苦みは、EGCは弱いがEGCGが強くある。また、EGCは自然免疫効果があり、EGCGは抗炎症作用がありEGCの機能を低下させる。つまりEGCは多く抽出しEGCGはほとんど抽出しない条件が、苦渋味を抑制し免疫等の健康を推進できることになる。
EGCGの挙動は高温例えば60度以上となると、抽出(溶出)率は、80%以上が溶出するが、20度以下では、抽出(溶出)率は、5%以下、1度以下の氷ではほぼゼロとなる。つまり、低温抽出になればなるほど渋みが無くなるという事である。
EGCの抽出率は、EGCGの抽出率に対して、抽出水温が60度以下になると3―10倍程度高くなる。つまり、低温になれば苦渋味の元となるEGCGが抽出されなくなるのである。更に、0.6度水等の氷水ではEGCGはほとんど抽出されなくなり、渋みはなくなり且つ、EGCは抽出されるので免疫が向上するという効果が生ずる。
更に、EGC及びEGCGは抽出時間との相関がある。長時間抽出すると多くの渋みが溶出されることとなる。10度以下の水では1時間以内で抽出すべきで、好ましくは15分以内で飲むことが好ましい。
(2)カフェインの挙動
カフェインは、覚醒作用があるが苦みを持っており、出来るだけ抽出しないようにする。カフェインは抽出水温度に正比例しており、温度が60度以上なら、5分程度以上抽出すると茶葉のカテキンはほとんど抽出されてしまう。
よって、出来るだけ低温で処理することが良い。氷で茶葉を冷やして氷水で抽出することは、カフェインを最大限抑えることが可能となる。
2.甘味まろやかさ
(1)アミノ酸の種類のティアニンの影響
お茶に特有の甘み旨み成分は、ティアニン(theanine)と呼ばれるアミノ酸である。ティアニンは高温では60―70%の抽出率があるが、低温でも抽出率は多く抽出されることがわかっている(20―30%)、また、抽出時間を10分以上とることで甘み成分のティアニンを多く溶出させる事が出来る。
このティアニンは、脳に対する保護作用、神経伝達物質への影響、短期ストレス時の軽減効果などが報告されており、長期間摂取した場合の抗ストレス効果がある。
3.ビタミンC
ビタミンCには、熱に対して安定なL―アスコルビン酸と熱によって分解されやすいL―デヒドロアスコルビン酸があるが、氷抽出であると、明らかにL―デヒドロアスコルビン酸の減少が抑制され、また、抽出時間が長いと(例えば1―2時間)L―アスコルビン酸であっても数割は分解するが、氷抽出であると全く心配しなくてよい。
以上を鑑みると、極低温で素早く抽出できる方法があれば最も良い抽出の条件となるが、現実にはそのようにならない。よって、本発明者は、お茶葉の設置条件、氷の設置条件、飲む条件をうまくかみ合わせることで、従来にない、甘くてまろやかなそして健康に良いお茶の抽出を発明した。
【0010】
[本発明第1実施形態]
本発明は、第2図に示す通りティーパック9に1種又は複数種のお茶葉3を入れ、そのティーパック9をカップ10の底に入れ、ティーパック9の上に氷8を載せてお茶を抽出する方法で、更に抽出後のお茶葉を土壌改良や美容に用いてSDG‘sに合致する事が特徴である。
(【0011】以降は省略されています)
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