TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025008552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110801
出願日2023-07-05
発明の名称解凍庫
出願人ホシザキ株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類A23B 2/82 20250101AFI20250109BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】冷凍物の解凍及び保冷を効率よく行うことができる解凍庫を提供する。
【解決手段】冷凍物を収容することが可能な解凍室21と、冷却器22及びヒータ23が収容される第1収容室31と、解凍室21と連通される第2収容室32と、第1送風装置41と、第2収容室32に収容される第2送風装置42と、を備え、第1送風装置41が駆動することで、解凍室21の空気が第1収容室31に吸い込まれ、ヒータ23及び冷却器22を通過した後、解凍室21に吐き出される構成であり、第2送風装置42が駆動することで、第2収容室32の空気が解凍室21に吐き出される構成である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷凍物を収容することが可能な解凍室と、
冷却器及びヒータが収容される第1収容室と、
前記解凍室と連通される第2収容室と、
第1送風装置と、
前記第2収容室に収容される第2送風装置と、を備え、
前記第1送風装置が駆動することで、前記解凍室の空気が前記第1収容室に吸い込まれ、前記ヒータ及び前記冷却器を通過した後、前記解凍室に吐き出される構成であり、
前記第2送風装置が駆動することで、前記第2収容室の空気が前記解凍室に吐き出される構成である、解凍庫。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2収容室は、前記解凍室と前記第1収容室との間に配され、
前記第1送風装置が駆動することで、前記解凍室の空気が前記第2収容室を経由して前記第1収容室に吸い込まれ、前記ヒータ及び前記冷却器を通過した後、前記第2収容室を経由して前記解凍室に吐き出される構成である、請求項1に記載の解凍庫。
【請求項3】
前記解凍室は、前記第1収容室と前記第2収容室との間に配されている、請求項1に記載の解凍庫。
【請求項4】
前記解凍室に設けられ、前記解凍室を上下方向に仕切る複数段の棚板を備え、
前記第2送風装置は、前記複数段の前記棚板の各々に対応する形で複数配されている、請求項3に記載の解凍庫。
【請求項5】
前記解凍室に設けられ、前記解凍室を上下方向に仕切る複数段の棚板を備え、
前記第1送風装置は、前記複数段の前記棚板のうち最上段の棚板に対応する高さで設けられ、
前記第2送風装置は、前記複数段の前記棚板のうち、前記最上段の棚板を除いた各々に対応する形で複数配されている、請求項3に記載の解凍庫。
【請求項6】
前記第2送風装置は、前記第1収容室及び前記第2収容室の並び方向及び上下方向の双方に対して直交する方向に沿って複数配列されている、請求項4に記載の解凍庫。
【請求項7】
上下方向に並ぶ複数の前記第2送風装置が、千鳥状に配されている、請求項4に記載の解凍庫。
【請求項8】
前記第1送風装置が駆動することで、前記解凍室の空気が前記第1収容室の上部に吸い込まれ、前記ヒータを通過した後、前記解凍室の下部に吐き出される構成である、請求項4に記載の解凍庫。
【請求項9】
前記解凍室において最下段に配される前記棚板の下方には、前記第1収容室と前記第2収容室とを繋ぐ流路が設けられている、請求項8に記載の解凍庫。
【請求項10】
前記第1収容室と前記解凍室とを仕切る板状のダクト部材を備え、
前記ダクト部材の下端部には、前記第1収容室の空気を前記解凍室に吐出するための吐出口が形成され、
前記ダクト部材において前記吐出口の上方となる箇所には、複数の貫通孔が形成されている、請求項9に記載の解凍庫。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、解凍庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、解凍庫として、下記特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載された解凍庫は、冷凍物が収容される解凍室(加熱室)と、冷却器及びヒータ(加熱器)が配される収容室(加熱部)とを備え、解凍室と収容室の境界に配された送風装置(ファン)が駆動することで、ヒータ又は冷却器によって熱交換された空気が、解凍室に吐き出される構成となっている。これにより、冷凍物の解凍及び保冷を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-328724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解凍庫においては、一般的に、冷凍物を所定温度まで加熱して解凍する解凍運転と、解凍された冷凍物を所定温度で保冷する保冷運転が実行される。解凍運転においては、所定温度まで速やかに冷凍物を加熱することが求められ、保冷運転においては、所定温度を安定して維持することが求められる。しかしながら、上記特許文献1においては、1種類の送風装置によって解凍運転及び保冷運転が実行されている。このため、解凍運転(加熱)及び保冷運転(冷却)の双方に最適な送風装置を選定することが困難であるという問題点がある。例えば、解凍運転に適した送風量の大きい送風装置を選定した場合、送風量の大きい送風装置では、解凍室の温度変化が大きくなり、保冷運転の性能が低下してしまう。また、保冷運転に適した送風量の小さい送風装置を選定すると、解凍に長い時間が掛かってしまう。
【0005】
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、冷凍物の解凍及び保冷を効率よく行うことができる解凍庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される解凍庫は、冷凍物を収容することが可能な解凍室と、冷却器及びヒータが収容される第1収容室と、前記解凍室と連通される第2収容室と、第1送風装置と、前記第2収容室に収容される第2送風装置と、を備え、前記第1送風装置が駆動することで、前記解凍室の空気が前記第1収容室に吸い込まれ、前記ヒータ及び前記冷却器を通過した後、前記解凍室に吐き出される構成であり、前記第2送風装置が駆動することで、前記第2収容室の空気が前記解凍室に吐き出される構成であることを特徴とする。
【0007】
また、前記第2収容室は、前記解凍室と前記第1収容室との間に配され、前記第1送風装置が駆動することで、前記解凍室の空気が前記第2収容室を経由して前記第1収容室に吸い込まれ、前記ヒータ及び前記冷却器を通過した後、前記第2収容室を経由して前記解凍室に吐き出される構成であるものとすることができる。
【0008】
また、前記解凍室は、前記第1収容室と前記第2収容室との間に配されているものとすることができる。
【0009】
また、前記解凍室に設けられ、前記解凍室を上下方向に仕切る複数段の棚板を備え、 前記第2送風装置は、前記複数段の前記棚板の各々に対応する形で複数配されているものとすることができる。
【0010】
また、前記解凍室に設けられ、前記解凍室を上下方向に仕切る複数段の棚板を備え、 前記第1送風装置は、前記複数段の前記棚板のうち最上段の棚板に対応する高さで設けられ、前記第2送風装置は、前記複数段の前記棚板のうち、前記最上段の棚板を除いた各々に対応する形で複数配されているものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

ホシザキ株式会社
冷却貯蔵庫
4日前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
3日前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
14日前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
15日前
ホシザキ株式会社
開閉扉の支持構造
1か月前
株式会社バンダイ
菓子
今日
株式会社バンダイ
菓子
今日
池田食研株式会社
発酵物
1か月前
池田食研株式会社
発泡顆粒
14日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
28日前
個人
サメの加工品の識別方法
今日
個人
青果物のカービング方法
29日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
28日前
ダイニチ工業株式会社
焙煎装置
1か月前
池田食研株式会社
乳化用組成物
1日前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
28日前
キッコーマン株式会社
粉末醤油
16日前
株式会社発明工房
焙煎器
1か月前
アサヒ飲料株式会社
飲料
4日前
個人
ブライン液の製造方法
16日前
個人
薬草茶用の薬草配合物
15日前
サンノプコ株式会社
消泡剤
1か月前
池田食研株式会社
ポリアミン粉末
1か月前
不二製油株式会社
含水飲食品用油脂
8日前
株式会社ティムコ
お好み焼の製造方法
16日前
明星食品株式会社
乾燥麺塊の製造方法
1か月前
不二製油株式会社
不快味マスキング剤
今日
池田食研株式会社
バレリアン含有組成物
28日前
理研ビタミン株式会社
スープの製造方法
15日前
株式会社海心
マイクロ波調理用加工食品
1か月前
キユーピー株式会社
乾燥卵白の凍結造粒物
今日
SoPros株式会社
毛細血管形状改善剤
1か月前
太陽化学株式会社
疼痛改善用組成物
1か月前
ヤマサ醤油株式会社
ミキおよびミキの製造法
14日前
続きを見る