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公開番号2025019384
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023122973
出願日2023-07-28
発明の名称飲料供給装置
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B67D 3/00 20060101AFI20250131BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】ハウジングの機械室に配置されている飲料水供給弁の保守点検の作業性を高くする。
【解決手段】飲料供給装置10は、前面開口部12aが前面パネル13によって開閉自在に塞がれるハウジング11と、ハウジング11の前後方向の中間部に配設されて前側部を飲料を生成する飲料生成室15と後側部を機械室16とに仕切る仕切板14と、飲料生成室15内に配設されて飲料を生成する飲料生成部31と、機械室16内に配設されて飲料生成部31にて生成される飲料の原料水を含む飲料水を流通させる給水配管部50とを備え、給水配管部50には飲料生成部31と前後に重ならない位置で飲料水の通過及び遮断をする飲料水供給弁62a~62cが介装され、仕切板14には飲料水供給弁62a~62cの前側を開放する開口部14aを形成した。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
前面開口部が前面パネルによって開閉自在に塞がれるハウジングと、
前記ハウジングの前後方向の中間部に配設されて前記ハウジングの前側部を飲料を生成する飲料生成室と後側部を機械室とに仕切る仕切板と、
前記飲料生成室内に配設されて飲料を生成する飲料生成部と、
前記機械室内に配設されて前記飲料生成部にて生成される飲料の原料水を含む飲料水を流通させる給水配管部とを備えた飲料供給装置であって、
前記給水配管部には前記飲料生成部と前後に重ならない位置で飲料水の通過及び遮断をする飲料水供給弁が介装され、
前記仕切板には前記飲料水供給弁の前側を開放する開口部を形成したことを特徴とする飲料供給装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の飲料供給装置において、
前記飲料水供給弁の少なくとも前部は前記開口部より前側に配置されたことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項3】
前面開口部が前面パネルによって開閉自在に塞がれるハウジングと、
前記ハウジングの前後方向の中間部に配設されて前記ハウジングの前側部を飲料を生成する飲料生成室と後側部を機械室とに仕切る仕切板と、
前記飲料生成室内に配設されて飲料を生成する飲料生成部と、
前記機械室内に配設されて前記飲料生成部にて生成される飲料の原料水を含む飲料水を流通させる給水配管部とを備えた飲料供給装置であって、
前記給水配管部には飲料水の通過及び遮断をする飲料水供給弁が介装され、
前記飲料水供給弁には仕切板に着脱可能に係止させるフックを設け、前記仕切板には前記フックを係止させる貫通孔よりなる係止孔を形成したことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項4】
請求項3に記載の飲料供給装置において、
前記フックは頭部とねじ部とを有するねじ部材よりなり、
前記係止孔は前記頭部を挿通可能な径を有する大径部と、前記頭部が挿通不可で前記ねじ部が挿通可能な径を有する小径部とが連続して形成されたものであり、
前記頭部を前記飲料生成室側に配置するようにして前記ねじ部を前記小径部に係止させるようにしたことを特徴とする飲料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料を供給する飲料供給装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には給茶機よりなる飲料供給装置の発明が開示されている。この飲料供給装置は、前面開口部が前面パネルによって開閉自在に塞がれるハウジングと、ハウジングの前後方向の中間部に配設されてハウジングの前側部を飲料を生成する飲料生成室と後側部を機械室とに仕切る仕切板と備えている。ハウジングの飲料生成室には飲料を生成するための飲料生成部が設けられており、飲料生成部は飲料の原料粉末を貯える原料粉末容器や、飲料の原料粉末と冷水または湯を撹拌混合する混合容器等とを備えている。飲料生成部の下側にはコップ等の容器を載置する載置台が設けられており、飲料生成部にて生成された飲料が載置台に載置したコップ等の容器で受けられる。また、機械室内には冷水を生成する冷却槽と湯を貯える貯湯タンクが設けられており、冷却槽内で冷却された冷水や貯湯タンク内の湯よりなる飲料水は給水配管部によって原料水として混合容器内に供給される。給水配管部には冷水や湯を通過させるための飲料水供給弁が設けられており、冷水や湯は飲料水供給弁を開放することによって原料水として混合容器に供給されたり、飲料水として載置台のコップ等の容器に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-055307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の飲料供給装置においては、機械室内には冷却槽や貯湯タンクから冷水や湯よりなる飲料水を供給する給水配管部が設けられており、給水配管部には冷水や湯を通過させるための飲料水供給弁が設けられている。この飲料供給装置において、飲料水供給弁の保守点検をするときには、ハウジングの上面開口部を塞ぐ上面パネルや側面部を覆う側面パネルを取り外し、ハウジングの上面開口部や側面部から機械室内の飲料水供給弁の保守点検をしなければならなく、飲料水供給弁の保守点検作業が面倒となっていた。また、この種の飲料供給装置においては、仕切板を取り外すことができるものもあり、仕切板を取り外して機械室の前面を開放させることもできる。しかし、飲料生成室内の飲料生成部を構成する各種部品やコップ等の容器を載置する載置台を取り外した後で仕切板を取り外すようにしなければ、機械室の前面を開放することができず、この場合でも、飲料水供給弁を保守点検する作業が面倒となっていた。本発明は、ハウジングの機械室に配置されている飲料水供給弁の保守点検の作業性を高くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するため、前面開口部が前面パネルによって開閉自在に塞がれるハウジングと、ハウジングの前後方向の中間部に配設されてハウジングの前側部を飲料を生成する飲料生成室と後側部を機械室とに仕切る仕切板と、飲料生成室内に配設されて飲料を生成する飲料生成部と、機械室内に配設されて飲料生成部にて生成される飲料の原料水を含む飲料水を流通させる給水配管部とを備えた飲料供給装置であって、給水配管部には飲料生成部と前後に重ならない位置で飲料水の通過及び遮断をする飲料水供給弁が介装され、仕切板には飲料水供給弁の前側を開放する開口部を形成したことを特徴とする飲料供給装置を提供するものである。
【0006】
上記のように構成した飲料供給装置においては、給水配管部には飲料生成部と前後に重ならない位置で飲料水の通過及び遮断をする飲料水供給弁が介装され、仕切板には飲料水供給弁の前側を開放する開口部が形成されている。飲料水供給弁の保守点検をするときには、前面パネルを開放してハウジング内の飲料生成室が現れるようにすると、仕切板の開口部から飲料水供給弁を保守点検することができるようになり、飲料水供給弁の保守点検の作業性を良好にすることができる。
【0007】
上記のように構成した飲料供給装置においては、飲料水供給弁の少なくとも前部は開口部より前側に配置されるのが好ましい。このようにしたときには、開口部から手指等を奥に入れずに飲料水供給弁を着脱作業することができ、飲料水供給弁の保守点検の作業性をさらに良好にすることができる。
【0008】
本発明は上記課題を解決するための他の実施形態として、前面開口部が前面パネルによって開閉自在に塞がれるハウジングと、ハウジングの前後方向の中間部に配設されてハウジングの前側部を飲料を生成する飲料生成室と後側部を機械室とに仕切る仕切板と、飲料生成室内に配設されて飲料を生成する飲料生成部と、機械室内に配設されて飲料生成部にて生成される飲料の原料水を含む飲料水を流通させる給水配管部とを備えた飲料供給装置であって、給水配管部には飲料水の通過及び遮断をする飲料水供給弁が介装され、飲料水供給弁には仕切板に着脱可能に係止させるフックを設け、仕切板にはフックを係止させる貫通孔よりなる係止孔を形成したことを特徴とする飲料供給装置を提供するものである。
【0009】
上記のように構成した飲料供給装置においては、給水配管部には飲料水の通過及び遮断をする飲料水供給弁が介装され、飲料水供給弁には仕切板に着脱可能に係止させるフックを設け、仕切板にはフックを係止させる貫通孔よりなる係止孔を形成している。飲料水供給弁の保守点検をするときには、前面パネルを開放してハウジング内の飲料生成室が現れるようにし、飲料生成室側からフックを操作して係止孔から解離させることで、飲料水供給弁を給水配管部の一部とともに仕切板に沿って例えば上方に引き上げることができ、飲料水供給弁の保守点検の作業性を良好にすることができる。
【0010】
上記のように構成した飲料供給装置においては、フックは頭部とねじ部とを有するねじ部材よりなり、係止孔は頭部を挿通可能な径を有する大径部と、頭部が挿通不可でねじ部が挿通可能な径を有する小径部とが連続して形成されたものであり、頭部を飲料生成室側に配置するようにしてねじ部を小径部に係止させるようにするのが好ましい。このようにしたときには、簡易な構成で飲料供給弁を仕切板に着脱可能に係止させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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