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公開番号2025005546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105755
出願日2023-06-28
発明の名称キャッパ
出願人澁谷工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B67B 3/20 20060101AFI20250109BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】簡便な構造により効率的にキャッピングユニットの交換を行えるキャッパを提供する
【解決手段】駆動軸16の下端部に、係止部21が設けられた連結部18を設け、駆動軸16に沿って駆動軸16の下端部の規制位置に向かって付勢される、解除部材46が設けられた脱落防止部材22を設ける。キャッピングユニット12は揺動軸26Aに軸支され、先端部に当接部材38と係止爪36が設けられた連結アーム28を備え、揺動軸26A周りに駆動軸16の中心に向けて付勢される。脱落防止部材22は規制位置において、係止部21に係合する係止爪36を外方から覆うことで係止爪36の係止部21からの脱落を防止する。このとき解除部材46は当接部材38の下方に位置する。当接部材38には傾斜面38Aが設けられ、脱落防止部材22が上方へ移動されると、解除部材46が傾斜面38Aに摺接しながら上昇され、連結アーム28が外方に押し広げられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源によって回転される駆動軸にキャッピングユニットを着脱可能なキャッパであって、
上記駆動軸の下端部に設けられた係止部と、
上記駆動軸に上下方向に移動可能に取り付けられるとともに上記駆動軸の下端部の規制位置に向かって付勢される、解除部材が設けられた脱落防止部材と、
上記キャッピングユニットに設けられ、揺動軸を中心に揺動可能とされ、先端部に上記解除部材と当接する当接部と上記係止部と係合可能な係止爪とが設けられる少なくとも一対の連結アームと、
上記連結アームの先端部を上記駆動軸の中心に向けて付勢する付勢手段とを備え、
上記脱落防止部材は上記規制位置において、上記係止部に係合する上記係止爪を外方から覆うことで当該係止爪の上記係止部からの脱落を防止するとともに上記解除部材が上記当接部の下方に位置するように構成され、
上記当接部または上記解除部材の少なくとも一方には傾斜面が設けられ、上記脱落防止部材が上方へ移動されると、上記傾斜面を介して上記解除部材が上記当接部と摺接しながら上昇されることで上記連結アームが外方に押し広げられ、上記係止爪が上記係止部から離脱する
ことを特徴とするキャッパ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャッピングユニットが着脱可能なキャッパに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
複数の種類のキャップに対してキャッピングを行うマルチキャッパでは、チャック等を備えるキャッパ本体の先端のキャッピングヘッドを交換可能な交換ユニットとし、取り扱われるキャップに合わせてキャッピングヘッド(交換ユニット)をキャッパ本体先端に取り付けることで異なるキャップのキャッピングに対応している(特許文献1)。特許文献1の構成では、交換ユニットの上端に位置するロッド状の接続部をキャッパ本体の下向きにバネ付勢される連結具の内側に設けられた締結部内に挿入し、接続部の突起を締結部に係合させ、係合状態となったこれらを外方から連結具で覆うことで不意の脱落を防止しつつ、交換ユニットをキャッパ本体に連結している。また、交換ユニットを取り外すときには、バネ付勢力に抗して連結具を押し上げることで接続部と締結部を露出させ、さらに、その係合を解除する構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6882670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の構成では、作業者が連結具を押し上げる操作を行って交換ユニットの着脱を行わなければならず、両手を用いる作業が必須であり作業効率が悪い。
【0005】
本発明は、簡便な構造により、キャッピングユニットの脱落を防止するとともに、効率的に交換を可能とするキャッパを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のキャッパは、駆動源によって回転される駆動軸にキャッピングユニットを着脱可能なキャッパであって、上記駆動軸の下端部に設けられた係止部と、上記駆動軸に上下方向に移動可能に取り付けられるとともに上記駆動軸の下端部の規制位置に向かって付勢される、解除部材が設けられた脱落防止部材と、上記キャッピングユニットに設けられ、揺動軸を中心に揺動可能とされ、先端部に上記解除部材と当接する当接部と上記係止部と係合可能な係止爪とが設けられる少なくとも一対の連結アームと、上記連結アームの先端部を上記駆動軸の中心に向けて付勢する付勢手段とを備え、上記脱落防止部材は上記規制位置において、上記係止部に係合する上記係止爪を外方から覆うことで当該係止爪の上記係止部からの脱落を防止するとともに上記解除部材が上記当接部の下方に位置するように構成され、上記当接部または上記解除部材の少なくとも一方には傾斜面が設けられ、上記脱落防止部材が上方へ移動されると、上記傾斜面を介して上記解除部材が上記当接部と摺接しながら上昇されることで上記連結アームが外方に押し広げられ、上記係止爪が上記係止部から離脱することを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡便な構造により、キャッピングユニットの脱落を防止するとともに、効率的に交換を可能とするキャッパを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態であるキャッパのキャッピングユニット取付部の構成を示す側面図である。
キャッピングユニットが取り付けられた連結部周りの図1のA方向からの矢視図である。
キャッピングユニットが取り付けられた連結部周りの拡大断面図である。
図2、3の状態における連結部、連結アーム、脱落防止部材の配置を示す各部材の半分のみを描いた斜視図である。
脱落防止部材の構造を示すための中央で縦に2分した斜視図である。
一対の連結アームの斜視図である。
取付用治具のキャッピングユニットへの装着が開始された時点での状態を示す側面図である。
取付用治具の装着が完了しキャッピングユニットの連結部との係合が解除された状態を示す側面図である。
連結アーム先端部周辺の図8の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態であるキャッパのキャッピングユニット取付部の構成を示す側面図である。なお、図1の側面図では、キャッピングユニットがキャッパに取り付けられている。
【0010】
本実施形態のキャッパ10は、キャップを保持し、各容器にキャッピングを行うキャッピングヘッド11を下端に備えるキャッピングユニット12が着脱自在に装着される。キャッピングユニット12の上端部は、キャッパ本体に設けられた駆動軸16の下端に装着される。キャッピング時、駆動軸16はサーボモータなどの駆動源14により回転される。
(【0011】以降は省略されています)

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