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公開番号
2025105930
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025076288
出願日
2025-05-01
発明の名称
液体注出補助具
出願人
個人
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
B67D
3/04 20060101AFI20250703BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】バッグインボックスに収容されている液体を希望する量だけ正確に注出することが可能な液体注出補助具を提供することができる。
【解決手段】液体を収容するバッグインボックス100に取り付けられ、当該液体を注出する液体注出補助具1であって、液体をバッグインボックス100の外部に導く流路を有する配管部11と、配管部11によって導かれた液体を下方に注出させる注出口12aを有する注出部12と、注出部12の内部に設けられ、注出口12aを開閉させる弁40と、操作者の操作に連動して弁40を作動させるレバー30と、を備え、レバー30は、操作者による上下方向の操作によって弁40を作動させ、操作者によるレバー30の操作量に応じた液体量を注出口12aから注出させ、必要に応じて支持具50を配置して、配管部11の移動を規制する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を収容するバッグインボックスに取り付けられ、当該液体を注出する液体注出補助具であって、
前記液体を前記バッグインボックスの外部に導く流路を有する配管部と、
当該配管部によって導かれた前記液体を下方に注出させる注出口を有する注出部と、
前記注出部の内部に設けられ、前記注出口を開閉させる開閉部と、
操作者の操作に連動して前記開閉部を作動させるレバー部と、を備え、
当該レバー部は、操作者による上下方向の操作によって前記開閉部を作動させ、操作者による前記レバー部の操作量に応じた量の前記液体を前記注出口から注出させることを特徴とする液体注出補助具。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記バッグインボックスの外部に配置され、前記配管部の少なくとも下方への移動を規制するように前記配管部を支持する支持体を更に備えることを特徴とする請求項1記載の液体注出補助具。
【請求項3】
前記支持体は、
板状の平面部と、当該平面部から直角に延びる板状の壁面部と、を有するL字状に構成され、
前記平面部を前記バッグインボックスの下方に配置したときに、前記壁面部の上部が前記配管部の下部に当接することを特徴とする請求項2記載の液体注出補助具。
【請求項4】
前記支持体は、
前記壁面部の上部に形成され、前記配管部が係合する凹部を有することを特徴とする請求項3記載の液体注出補助具。
【請求項5】
前記凹部の幅及び深さは、前記配管部の外径に略等しいことを特徴とする請求項4記載の液体注出補助具。
【請求項6】
前記支持体は、磁性を有する金属によって構成されることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の液体注出補助具。
【請求項7】
前記バッグインボックスは、前記液体を収容する袋体と、当該袋体に取り付けられ、前記液体を外部に注出可能にするとともに前記液体注出補助具に接続可能な注出具と、前記袋体を収容する紙製の箱体と、を有し、
前記壁面部の上部は、前記箱体に形成され前記注出具を外部に露出させる開口部の内部に入れることが可能な大きさであることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項記載の液体注出補助具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッグインボックスに適用され、内袋が段ボール等の箱体に収納された状態で箱体の外側から液体を注出する液体注出補助具に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水、酒類、液体洗剤、醤油等の液体を収容した、一般にバッグインボックスと称されているプラスチック製の袋体を紙製の段ボール箱の中に入れた液体容器に、液体注出用コックを取り付け、この液体注出用コックを使用者が操作することによって、液体の注出が行われている。
【0003】
従来における、液体注出用コックに係る技術としては、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1には、コック本体と、液体収納容器に接合するコック取付け部とが連結部を介して連結され、コック本体は、上端に開口部を、側部に液体流入口を、下端に注出口を有する円筒状の外筒と、上部は開閉レバーで閉塞され、側部に内部液体流入口を、下端に液体注出口を有する円筒状の内筒とを有し、開閉レバーを横方向に操作して内筒を回転させて、液体流入口と内部液体流入口と合わせることにより、液体注出口から液体が注出可能になる液体注出用コック、について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-292036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された液体注出用コックのように、開閉レバーを横方向に操作するタイプのものは、構成が比較的簡単であり、液体を注出させるか否かを容易に切り替えることが可能である。しかしながら、外筒と中筒とが密着していることから、外筒と中筒とが一緒に回動し易くなる。このため、開閉レバーを微妙に動かして液体流入口と内部液体流入口とが合わさっている大きさを調整することが難しい。したがって、液体の注出量を調整することが難しく、注出された液体を別の容器に注ぎ入れる際に、容器から液体が溢れ出たり、容器内における液位が所定位置まで到達しなかったりするおそれある。この点が、開閉レバーを横方向に操作するタイプの液体注出用コックを、酒類、液体洗剤、醤油等、単位量あたりの値段が設定された液体を収容したバッグインボックスから、所定量ずつ切り売りすることに適用する際の問題点となる。
【0006】
また、バッグインボックス内の液体が少なくなった場合、液体を外に出すためにバッグインボックスを傾けて、バッグインボックス内の液面を、袋体の孔部より高い位置にすることが一般的に行われる。この際、バッグインボックスを傾けるとともにコック本体が斜めになってしまい、注出口が鉛直下方に向かなくなるおそれがある。このため、バッグインボックスを傾けながら、別の容器に液体を移す作業が難しくなるおそれがある。
【0007】
本発明は、このような問題点に対して鑑みなされたものであり、バッグインボックスに収容されている液体を希望する量だけ正確に注出することが可能な液体注出補助具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備える。
【0009】
(1) 液体を収容するバッグインボックスに取り付けられ、当該液体を注出する液体注出補助具であって、
前記液体を前記バッグインボックスの外部に導く流路を有する配管部と、
当該配管部によって導かれた前記液体を下方に注出させる注出口を有する注出部と、
前記注出部の内部に設けられ、前記注出口を開閉させる開閉部と、
操作者の操作に連動して前記開閉部を作動させるレバー部と、を備え、
当該レバー部は、操作者による上下方向の操作によって前記開閉部を作動させ、操作者による前記レバー部の操作量に応じた量の前記液体を前記注出口から注出させることを特徴とする液体注出補助具。
【0010】
(1)によれば、操作者によるレバー部の操作量に応じた量の液体が注出口から注出されるため、操作者がバッグインボックスから注出される液体の量を調整しながら、別の容器に移すことが可能になる。これにより、別の容器に移した液体量が少なかったり、容器から液体が溢れ出たりすることが低減され、正確な量を別の容器に移すことが可能になる。このように、バッグインボックスに収容されている液体を希望する量だけ正確に注出することが可能な液体注出補助具を提供することが可能になる。
なお、本発明における上下左右は、基本的に、液体注出補助具が取り付けられたバッグインボックスが、注出口を下方に向くように配置された状態における上下左右を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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