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公開番号
2024159097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074862
出願日
2023-04-28
発明の名称
ボトルケース
出願人
日本クロージャー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B67B
7/14 20060101AFI20241031BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】収容されたボトルのキャップを動力駆動により脱着することが可能で、立てて置いた際の安定性が高く、蓋体の開放時にも自立可能であり、特にハンディキャプを持つ人が容易にキャップを開け締め可能なボトルケースを提供すること。
【解決手段】ボトルBを収容可能なケース本体102と、ボトルBの上部を覆う蓋体101とを有するボトルケース100であって、蓋体101がボトルBのキャップCを固定するとともに上方から押圧可能なチャック機構を有し、ケース本体102がケース本体102内でボトルBを自転させる回転機構部130を有し、回転機構部130がボトルBに回転駆動力を伝達する回転伝達部材131と、回転伝達部材131の下方に配置される駆動ユニット133とを備えること。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ボトルを収容可能なケース本体と、ボトルの上部を覆う蓋体とを有するボトルケースであって、
前記蓋体は、キャップを固定するとともに上方から押圧可能なチャック機構を有し、
前記ケース本体は、ケース本体内でボトルを自転させる回転機構部を有し、
前記回転機構部は、ボトルに回転駆動力を伝達する回転伝達部材と、前記回転伝達部材の下方に配置される駆動ユニットとを備えることを特徴とするボトルケース。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記ケース本体は、前記回転機構部が取り外し可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のボトルケース。
【請求項3】
前記蓋体は、前記ケース本体に対し開閉可能にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項1に記載のボトルケース。
【請求項4】
前記蓋体は、前記駆動ユニットの操作スイッチを有することを特徴とする請求項1に記載のボトルケース。
【請求項5】
前記操作スイッチは、上方から押圧して作動するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載のボトルケース。
【請求項6】
前記チャック機構は、キャップに嵌合して回転方向が固定され上下方向に移動可能な嵌合部材と、前記嵌合部材を下方に押圧するバネ部材とを有することを特徴とする請求項1に記載のボトルケース。
【請求項7】
前記回転伝達部材は、ボトルの底面と接触して摩擦力で回転駆動力を伝達する摩擦駆動面を有することを特徴とする請求項1に記載のボトルケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ボトルを収容可能なケース本体と、ボトルの上部を覆う蓋体とを有するボトルケースに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ボトルを収容可能なケース本体と、ボトルの上部を覆う蓋体とを有するボトルケースは周知である。
周知のボトルケースは、ネジ式のキャップを脱着する場合、蓋体を開けてボトルの上部を露出させ、キャップを手で回転させることで脱着を行っていた。
このような周知のボトルケースでは、一方の手でケース本体を保持し、他方の手でキャップを回転させる必要があり利便性が悪く、特にハンディキャップを持つ人にとってキャップの開け締めが困難となることもあった。
一方、ネジ式のキャップを脱着の利便性を向上させるため、動力駆動によりボトルのキャップを脱着する装置は公知である(特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3141324号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で公知の装置は、キャップの上方から装置をキャップに嵌合させ、装置に内蔵された駆動機構により、ネジ式のキャップを回転させるように構成されている。
しかしながら、ボトルを手で持ってこの装置を嵌合させる必要があり、キャップを回転させるための力が不要となるもの、依然として両手を用いる必要があり、利便性の向上は僅かで、握る動作が困難、片方の手が使用できない等のハンディキャップを持つ人にとっては、依然として開け締めが困難であった。
これを、ボトルを収容可能なボトルケースの蓋体として採用することで、ボトルケースに収容されたボトルのキャップを動力駆動により脱着することも考えられる。
しかしながら、蓋体の上方に駆動のための機構や電源となる電池等の重量物が配置されることとなり、ボトルケースを立てて置いた際の安定性が悪くなる。
さらに、蓋体をケース本体に対してヒンジ等で結合して開閉可能とした場合、ボトル内に残った内容物の量によっては、蓋体の開放時に自立できない可能性もある。
【0005】
そこで、本発明は、収容されたボトルのキャップを動力駆動により脱着することが可能で、立てて置いた際の安定性が高く、蓋体の開放時にも自立可能であり、特にハンディキャプを持つ人が容易にキャップを開け締め可能なボトルケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ボトルを収容可能なケース本体と、ボトルの上部を覆う蓋体とを有するボトルケースであって、前記蓋体は、ボトルのキャップを固定するとともに上方から押圧可能なチャック機構を有し、前記ケース本体は、ケース本体内でボトルを自転させる回転機構部を有し、前記回転機構部は、ボトルに回転駆動力を伝達する回転伝達部材と、前記伝達部材の下方に配置される駆動ユニットとを備えることにより、前記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に係る発明のボトルケースによれば、収容されたボトルのキャップを動力駆動により脱着することが可能となるとともに、回転機構部はボトルに回転駆動力を伝達する回転伝達部材と伝達部材の下方に配置される駆動ユニットとを備えることにより、重量のある回転機構部をボトルケースの最下部に配置することができ、立てて置いた際の安定性が高く、蓋体の開放時にも自立可能となる。
【0008】
請求項2に記載の構成によれば、回転機構部が取り外し可能に構成されていることにより、ケース本体から重量のある回転機構部を取り外して軽量な底蓋等を取り付けることが可能となり、キャップを動力駆動による脱着の必要がない場合に軽量で携帯性の高いボトルケースとすることが可能となる。
また、高さや外形が異なるボトルが収容される複数のボトルケースに対し共通の回転機構部とすることが可能となる。
さらに、ケース本体内部の清掃や洗浄が容易となる。
請求項3に記載の構成によれば、蓋体がケース本体に対し開閉可能にヒンジ結合されていることにより、蓋体が分離することなく、特にハンディキャップを持つ人にとって開閉動作の利便性が向上する。
また、重量のある回転機構部をボトルケースが最下部に配置されていることで、ヒンジ結合された蓋体を開いた状態であっても転倒しづらい構成となる。
【0009】
請求項4に記載の構成によれば、蓋体が駆動ユニットの操作スイッチを有することにより、ボトルケースを立てて置いた状態で、回転機構部の動作を操作することが可能となり、特にハンディキャップを持つ人にとってキャップの開閉動作の操作性が向上する。
請求項5に記載の構成によれば、回転機構部の動作を操作する際に握る動作を必要としないため、さらにキャップの開閉動作の操作性が向上する。
請求項6に記載の構成によれば、チャック機構がボトルキャップに嵌合して回転方向が固定され上下方向に移動可能な嵌合部材と、前記嵌合部材を下方に押圧するバネ部材とを有することにより、ボトルケースの最下部にある回転機構部に対してボトルを押し付けて回転駆動力の伝達を確実に行うことができるとともに、キャップの開閉動作時のキャップのネジによる上下動を吸収することが可能となる。
請求項7に記載の構成によれば、回転伝達部材がボトルの底面と接触して摩擦力で回転駆動力を伝達する摩擦駆動面を有することにより、ボトルの胴部を挟み込むことなく上方からの押付力のみでボトルの胴部の強度や、形状に左右されることなくボトルを確実に回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の1実施形態であるボトルケースのカバーを付けた状態の斜視図。
本発明の1実施形態であるボトルケースの斜視図。
図2のストッパ側からの正面図。
図2のストッパ側からの正面断面図。
図2の側面図。
図2の側面断面図。
蓋体の斜視図。
ケース胴部の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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