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公開番号
2024137173
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2023048587
出願日
2023-03-24
発明の名称
給水タンク固定装置
出願人
個人
,
個人
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B67D
3/00 20060101AFI20240927BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】外部への水漏れを抑制しつつ、給水タンクの水をよりスムーズに供給する給水タンク固定装置を提供する。
【解決手段】給水タンクと、給水タンクよりも下側に設けられ、給水タンクから供給される水を貯蔵する貯蔵部と、を有する供給装置に用いられ、貯蔵部における上部に形成された開口に設けられる給水タンク固定装置である。給水タンク固定装置は、蓋部と、保持部と、を備える。蓋部は、開口を覆う。保持部は、給水タンクに設けられた給水口を保持する。また、保持部は、給水口を開口よりも低い位置で保持する。また、保持部は、開口よりも低い位置に、第1連通孔を有する。第1連通孔は、給水タンクと貯蔵部とを連通するように構成されると共に、供給装置の外部の外部空間と給水タンクとを連通するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
給水タンクと、前記給水タンクよりも下側に設けられ、前記給水タンクから供給される水を貯蔵する貯蔵部と、を有する供給装置に用いられ、前記貯蔵部における上部に形成された開口に設けられる給水タンク固定装置であって、
前記開口を覆う蓋部と、
前記給水タンクに設けられた給水口を保持する保持部と、
を備え、
前記保持部は、前記給水口を前記開口よりも低い位置で保持し、
前記保持部は、前記開口よりも低い位置に、第1連通孔を有し、
前記第1連通孔は、前記給水タンクと前記貯蔵部とを連通するように構成されると共に、前記供給装置の外部の外部空間と前記給水タンクとを連通するように構成される、給水タンク固定装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の給水タンク固定装置であって、
水質改善材が配置される濾過ユニットへ前記給水タンクの水を流入させる流路である水質改善流路を形成し、前記蓋部から下方に延びる区画壁を更に備え、
前記濾過ユニットは前記貯蔵部内に配置され、
前記保持部は、前記水質改善流路内に配置され、
前記第1連通孔は、前記水質改善流路を介して、前記給水タンクと前記貯蔵部とを連通するように構成されると共に、前記外部空間と前記給水タンクとを連通するように構成される、給水タンク固定装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の給水タンク固定装置であって、
前記給水口に取り付けられるキャップを更に備え、
前記保持部は、前記保持部の底面から上方に突出する管状の部位である突出部を備え、
前記第1連通孔は、前記突出部に設けられ、
前記キャップは、前記突出部に嵌合する、管状の部位である嵌合部を備え、
前記嵌合部は、前記第1連通孔と連通するように構成される第2連通孔を有し、
前記嵌合部は、前記第2連通孔よりも下方である第1位置と、前記第2連通孔よりも上方である第2位置と、に移動可能な可動部を有し、
前記可動部は、前記キャップが前記給水口に取り付けられた状態で、前記給水口が前記保持部に差し込まれたときに、前記第1位置から前記第2位置に移動し、
前記第2連通孔は、前記可動部が前記第2位置に位置するときに、前記第1連通孔と連通する、給水タンク固定装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の給水タンク固定装置であって、
前記蓋部は、前記蓋部から突出し、前記給水タンクと前記蓋部との間に形成される隙間を拡大する隙間拡大部を有する、給水タンク固定装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の給水タンク固定装置であって、
前記貯蔵部と、前記外部空間と、を連通する孔である貯蔵部用孔部に設けられた貯蔵部用弁部を更に備え、
前記貯蔵部用弁部は、前記外部空間から前記貯蔵部へと流体を流入可能とすると共に、少なくとも前記貯蔵部の水位が一定の水準に達している場合に、前記貯蔵部用孔部を閉鎖する、給水タンク固定装置。
【請求項6】
請求項5に記載の給水タンク固定装置であって、
前記貯蔵部用弁部は、水の浮力により変位するフロート弁であり、
前記貯蔵部用弁部が変位する方向を案内する案内部を更に備える、給水タンク固定装置。
【請求項7】
請求項2に記載の給水タンク固定装置であって、
前記水質改善流路と、前記外部空間と、を連通する孔である流路用孔部に設けられた流路用弁部を更に備え、
前記流路用弁部は、前記外部空間から前記水質改善流路へと流体を流入可能とすると共に、少なくとも前記水質改善流路の水位が一定の水準に達している場合に、前記流路用孔部を閉鎖する、給水タンク固定装置。
【請求項8】
請求項2に記載の給水タンク固定装置であって、
前記水質改善材には、粉末状の活性炭が用いられる、給水タンク固定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、供給装置に用いられる給水タンク固定装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水道水などを貯留する給水タンクを設置し、給水タンクの水を濾過して冷却タンクに導き貯蔵する、浄水供給装置が記載されている。浄水供給装置では、冷水コックから冷却タンクに貯蔵された水が供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-13691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のような浄水供給装置では、ユーザが飲料水を取水する際、冷水タンクの水が冷水コックからスムーズに供給されることが望ましい。また、給水タンクから冷却タンクにもスムーズに水が供給されることが望ましい。そのために、冷却タンクや給水タンクに空気を取り入れることが必要となるが、そのための流路を設けると、浄水供給装置の外部へ水漏れしやすくなるという問題があった。
【0005】
本開示の一局面は、外部への水漏れを抑制しつつ、給水タンクの水をよりスムーズに供給する給水タンク固定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、給水タンクと、給水タンクよりも下側に設けられ、給水タンクから供給される水を貯蔵する貯蔵部と、を有する供給装置に用いられ、貯蔵部における上部に形成された開口に設けられる給水タンク固定装置である。給水タンク固定装置は、蓋部と、保持部と、を備える。蓋部は、開口を覆う。保持部は、給水タンクに設けられた給水口を保持する。また、保持部は、給水口を開口よりも低い位置で保持する。また、保持部は、開口よりも低い位置に、第1連通孔を有する。第1連通孔は、給水タンクと貯蔵部とを連通するように構成されると共に、供給装置の外部の外部空間と給水タンクとを連通するように構成される。
【0007】
このような構成によれば、外部への水漏れを抑制しつつ、給水タンク2の水をよりスムーズに供給することができる。
まず、外部空間から流入した空気が、第1連通孔から給水タンクに流入する。これにより、給水タンクの水は第1連通孔を通って貯蔵部に供給される。このように、第1連通孔が給水タンクと貯蔵部とを連通するように構成されると共に、外部空間と給水タンクとを連通するように構成されることから、給水タンクの水をよりスムーズに供給することができる。
【0008】
また、給水タンクから供給される水は、水面が上昇して、保持部まで到達する。このとき、保持部に設けられた第1連通孔を水が塞ぐため、外部空間から給水タンク側に空気が流れなくなる。よって、給水タンクから水が供給されなくなるため、貯蔵部に水が供給されなくなる。このため、貯蔵部から外部へ水が漏れることを抑制できる。
【0009】
本開示の一態様は、水質改善材が配置される濾過ユニットへ給水タンクの水を流入させる流路である水質改善流路を形成し、蓋部から下方に延びる区画壁を更に備えてもよい。濾過ユニットは貯蔵部内に配置されてもよい。保持部は、水質改善流路内に配置されてもよい。第1連通孔は、水質改善流路を介して、給水タンクと貯蔵部とを連通するように構成されると共に、外部空間と給水タンクとを連通するように構成されてもよい。
【0010】
このような構成によれば、外部への水漏れを抑制しつつ、給水タンク2の水をよりスムーズに供給することができる。
まず、外部空間から水質改善流路に流入した空気が、水質改善流路から給水タンクに流入する。これにより、給水タンクから水質改善流路を介して濾過ユニットに水が供給される。濾過ユニットを通過した水は貯蔵部に貯蔵され、ユーザに供給される。このように、第1連通孔が給水タンクと貯蔵部と外部空間とを連通していることから、給水タンクの水をよりスムーズに供給することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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