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公開番号2024145061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057304
出願日2023-03-31
発明の名称キャッパー装置
出願人株式会社サイレック
代理人個人
主分類B67B 1/06 20060101AFI20241004BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】簡易な構成でもってコスト高を招くことなく処理能力を高めることができる安価で新規なキャッパー装置を提供する。
【解決手段】容器Aの口部A1上のキャップBに対して、その両側から近接ないし離間可能に支持された一対の締付回転体31,31Aを有し、各締付回転体31,31Aは、キャップBに圧接して互いに回転することにより、キャップBを回転させて容器Aの口部A1に巻き締め可能であり、各締付回転体31,31Aは、キャップBの締め付け完了までの間に、キャップBに近接して挟み込み再び離間する動作を複数回にわたり実行可能である。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
容器の口部に載せたキャップを締め付けるキャッパー装置において、
所定位置に保持された容器の口部上のキャップに対して、その両側から近接ないし離間可能に支持された一対の締付回転体を有し、
前記各締付回転体は、キャップに圧接して互いに回転することにより、キャップを回転させて容器の口部に巻き締め可能であり、
前記各締付回転体は、キャップの締め付け完了までの間に、キャップに近接して挟み込み再び離間する動作を複数回にわたり実行可能であることを特徴とするキャッパー装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記各締付回転体は、キャップに近接して挟み込み再び離間する動作を繰り返すことにより、容器の口部上のキャップの締め付け姿勢を正した後、キャップを本締め相当のトルクで締め付け可能であることを特徴とする請求項1に記載のキャッパー装置。
【請求項3】
前記各締付回転体の動作を制御する制御手段を有し、
前記制御手段は、前記各締付回転体がキャップに近接したとき、前記各締付回転体の回転の有無、回転方向、回転数、トルク、およびキャップを挟み込む圧力のうち、少なくともいずれか一つを設定可能であることを特徴とする請求項1に記載のキャッパー装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記各締付回転体がキャップに近接して挟み込み再び離間する動作の回数も設定可能であることを特徴とする請求項3に記載のキャッパー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトル等の容器の口部に載せたキャップを締め付けるキャッパー装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、一般的なキャッパー装置としては、ボトルの口部に載せたスクリュー式のキャップに対して、その両側から圧接する一対の離間可能な回転ベルトを互いに回転させることにより、各回転ベルトに圧接するキャップを回転させてボトルの口部に締め付けるベルト式のキャッパー装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなキャッパー装置では、ボトルを所定位置に保持すると、直後に各回転ベルトがボトルの口部上のキャップに圧接して互いに回転することにより、キャップはボトルの口部に締め付けられる。ここで各回転ベルトは、キャップを挟み込んで回転するときに、キャップから離間することはなく最後までそのまま回転することにより、キャップを締め付けるものであった。
【0004】
この他、各回転ベルトがキャップを挟み込んで回転するときに、キャップを締め付ける正転に加えて、キャップの締め付けを緩める逆転も可能なキャッパー装置も知られている。このように各回転ベルトを正逆両方向に回転可能なキャッパー装置であっても、キャップを挟み込んで回転するときは、各回転ベルトがキャップからいったん離間することはなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-72987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述した従来のベルト式のキャッパー装置では、一対の回転ベルトが一度挟み込んだキャップから離間することはないため、最初にキャップをつかむ際にボトルの口部に対してキャップの軸心が斜めにずれた状態でつかんでしまうと、キャップを締め込むときに口部のネジ山とキャップのネジ溝が嵌合不良(所謂かじり)を起こす虞があった。
【0007】
また、前記キャッパー装置では、キャップの締め付けの初期段階において、前述したようにキャップを斜めにずれた状態で挟み込んでしまうと、キャップが歪むなど変形してしまい、設定したトルクで締め込むことができない虞もあった。その一方で、キャップを弱い圧力で挟み込むと、各回転ベルトに触れたキャップが滑ってしまい、やはり設定したトルクまで締め込むことができないという問題があった。
【0008】
さらに、前記キャッパー装置において、最初にキャップをつかむときに必要以上に高い圧力で挟み込んでしまうと、キャップが歪むなど変形した状態で、無理やり容器にねじり込ませる形になる。そのため、キャップとボトルが擦れて摩耗してしまい、摩耗粉が発生する虞があった。しかも、キャップを強く挟みこんでしまうと、前述した嵌合不良(所謂かじり)の原因にも成り得る。
【0009】
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題点に着目してなされたものであり、ボトル等の容器の口部に載せたキャップを締め付けるときに、キャップのつかみ直しを行うことにより、キャップの締め付け姿勢を正した状態での締め付けを可能とし、キャップの変形や摩耗による不具合、締め付け不足および嵌合不良(所謂かじり)を容易に防止することができる安価で新規なキャッパー装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、前記した目的を達成するために、容器の口部に載せたキャップを締め付けるキャッパー装置において、
所定位置に保持された容器の口部上のキャップに対して、その両側から近接ないし離間可能に支持された一対の締付回転体を有し、
前記各締付回転体は、キャップに圧接して互いに回転することにより、キャップを回転させて容器の口部に巻き締め可能であり、
前記各締付回転体は、キャップの締め付け完了までの間に、キャップに近接して挟み込み再び離間する動作を複数回にわたり実行可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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