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公開番号
2025059864
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170219
出願日
2023-09-29
発明の名称
給液ノズル
出願人
トキコシステムソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B67D
7/44 20100101AFI20250403BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】給液ノズルから給液対象に供給される液体の流量に合わせて自動閉弁機構を作動させることが可能な技術を提供する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る給液ノズル30は、レバー操作に応じて開閉する主弁318と、主弁318より流路312の下流側に設けられ、液圧により開閉する副弁320と、液体燃料の流れにより負圧を発生させる負圧発生部と、吐出パイプ304の先端部の側面に設けられる検知孔304aと、負圧発生部及び検知孔304aと連通する自動閉弁機構324と、を備える。また、副弁320は、副弁360と、副弁360よりも低い圧力で開弁し且つ開弁時の流路断面積が副弁360の開弁時の流路断面積よりも小さい副弁362とを含む。そして、負圧発生部は、副弁360を通過する液体燃料の流れによる負圧発生部370と、副弁362を通過する液体燃料による負圧発生部372とを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出パイプと、
吐出パイプの基端と接続されると共に、給液ホースと接続される本体部と、
前記本体部の内部に設けられ、前記給液ホースから前記吐出パイプに液体を通流させることが可能な流路と、
前記流路に設けられ、ユーザのレバー操作に応じて開閉する主弁と、
前記流路における前記主弁よりも下流側に設けられ、前記主弁を通じて上流側から供給される液体の圧力により開閉する副弁と、
前記流路の液体の流れにより負圧を発生させる負圧発生部と、
前記吐出パイプの先端部の側面に設けられる孔部と、
前記負圧発生部及び前記孔部と連通し、前記主弁が開弁されている状態で、前記孔部が塞がれると、前記主弁を自動的に閉弁させる自動閉弁機構と、を備え、
前記副弁は、第1の副弁と、前記第1の副弁よりも低い圧力で開弁し且つ開弁時の流路断面積が前記第1の副弁の開弁時の流路断面積よりも小さい第2の副弁とを含み、
前記負圧発生部は、前記第1の副弁を通過する液体に対応する第1の負圧発生部と、前記第2の副弁を通過する液体に対応する第2の負圧発生部とを含む、
給液ノズル。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記第1の副弁は、前記流路の断面の外周に設けられる第1の弁座と、前記第1の弁座に対して可動する第1の弁体とを含み、
前記第1の弁体は、前記流路の上流側と下流側とを連通させる第1の貫通孔を有し、
前記第2の副弁は、前記第1の貫通孔の内周に設けられる第2の弁座と、前記第2の弁座に対して可動する第2の弁体とを含む、
請求項1に記載の給液ノズル。
【請求項3】
前記第1の負圧発生部は、前記流路のうち、前記第1の弁体が開弁している状態での前記第1の弁体の外周面よりも外側の流路部分に設けられると共に、前記自動閉弁機構に連通する通路と隣接し、
前記第2の負圧発生部は、前記流路のうち、前記第2の弁体が開弁している状態での前記第1の弁体の内周面よりも内側の流路部分に設けられ、
前記第1の弁体には、前記第1の副弁が開弁していない状態で前記第2の負圧発生部と前記通路との間を連通させるように外周面と内周面との間を貫通する第2の貫通孔が設けられる、
請求項2に記載の給液ノズル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、給液ノズルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、レバー操作により内部の流路に設けられる主弁が開弁することで吐出パイプから液体を吐出させて給液を開始し、液面が吐出パイプの先端に到達すると、自動的に主弁を閉じて給液を停止させる給液ノズルが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
自動閉弁機構は、給液ノズルの内部の流路の液体の流れにより負圧が発生する負圧発生部と連通、及び吐出パイプの先端に設けられる検知孔と連通している。そのため、検知孔が給液対象の液面上昇により閉じられると、負圧発生部から自動閉弁機構に作用する負圧が大きく上昇することで、自動閉弁機構が作動し主弁を自動的に閉じ、給液ノズルは給液を停止させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-292100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、負圧発生部に生じる負圧の大きさは、流路を通過する流速によって変化する。そのため、例えば、比較的大きい流量の状態を前提として負圧発生部を設定すると、比較的小さい流量では生じる負圧が低下することから、自動閉弁機構が作動できない可能性がある。一方で、比較的小さい流量の状態でも自動閉弁機構が作動するように負圧発生部を設定すると、比較的大きい流量の状態で生じる比較的大きな負圧によって、検知孔が液面等により塞がれていないにも関わらず自動閉弁機構が作動し、所望の給液量まで給液するのに時間を要してしまう可能性がある。
【0006】
そこで、上記課題に鑑み、給液ノズルから給液対象に供給される液体の流量に合わせて自動閉弁機構を作動させることが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
液体を吐出する吐出パイプと、
吐出パイプの基端と接続されると共に、給液ホースと接続される本体部と、
前記本体部の内部に設けられ、前記給液ホースから前記吐出パイプに液体を通流させることが可能な流路と、
前記流路に設けられ、ユーザのレバー操作に応じて開閉する主弁と、
前記流路における前記主弁よりも下流側に設けられ、前記主弁を通じて上流側から供給される液体の圧力により開閉する副弁と、
前記流路の液体の流れにより負圧を発生させる負圧発生部と、
前記吐出パイプの先端部の側面に設けられる孔部と、
前記負圧発生部及び前記孔部と連通し、前記主弁が開弁されている状態で、前記孔部が塞がれると、前記主弁を自動的に閉弁させる自動閉弁機構と、を備え、
前記副弁は、第1の副弁と、前記第1の副弁よりも低い圧力で開弁し且つ開弁時の流路断面積が前記第1の副弁の開弁時の流路断面積よりも小さい第2の副弁とを含み、
前記負圧発生部は、前記第1の副弁を通過する液体に対応する第1の負圧発生部と、前記第2の副弁を通過する液体に対応する第2の負圧発生部とを含む、
給液ノズルが提供される。
【発明の効果】
【0008】
上述の実施形態によれば、給液ノズルから給液対象に供給される液体の流量に合わせて自動閉弁機構を作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
給液装置の一例の構成を示す図である。
給液ノズルの一例を示す断面図である。
給液ノズルの一例を示す断面図である。
副弁の一例を示す断面図である。
副弁の一例を示す断面図である。
副弁の一例を示す断面図である。
弁体の一例を示す斜視図である。
支持部材の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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