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公開番号
2025007708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109285
出願日
2023-07-03
発明の名称
飲料供給装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B67D
1/08 20060101AFI20250109BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】原料箱の清掃を簡易なものとしながら、原料が抜き取られることを防止すること。
【解決手段】原料を収容して保管し、内蔵する原料供給駆動部51aの駆動により原料を抽出機30に払い出す原料箱51を備え、抽出機30で生成した飲料をカップCに供給する飲料供給装置1であって、原料箱51は、原料供給駆動部51aを内蔵し、原料供給駆動部51aの駆動により原料を抽出機30に払い出す払出部511と、払出部511の導入口5112に自身の連通口5122が連通する態様で払出部511に係合されることにより、本体キャビネット10より一部が露出する態様で配置され、払出部511に対して係脱可能に設けられた収容部512とを備え、収容部512を払出部511に係脱させるための操作部5115が本体キャビネット10の内部に配設されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
原料を収容して保管し、かつ内蔵する原料供給駆動部の駆動により原料を飲料生成部に払い出す原料箱を備え、前記飲料生成部で生成した飲料をカップに供給する飲料供給装置であって、
前記原料箱は、
前記原料供給駆動部を内蔵し、該原料供給駆動部の駆動により原料を前記飲料生成部に払い出す払出部と、
前記払出部の導入口に自身の連通口が連通する態様で該払出部に係合されることにより、筐体である装置本体より一部が露出する態様で配置され、かつ前記払出部に対して係脱可能に設けられた収容部と
を備え、
前記収容部を前記払出部に係脱させるための操作部が前記装置本体の内部に配設されたことを特徴とする飲料供給装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記装置本体は、
前面に開口を有する本体キャビネットと、
前記開口を開閉する態様で前記本体キャビネットに設けられた前面扉と
を備え、
前記操作部は、前記本体キャビネットの内部において、前記原料箱の前方側部分に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
【請求項3】
前記操作部は、前記払出部に配設され、自身に操作力が付与されることにより前記収容部との係合状態が解除されて該収容部が該払出部から離脱することを許容することを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
【請求項4】
前記収容部は、前記払出部に対して前後方向にスライドすることにより該払出部に離脱可能であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の飲料供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料供給装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、利用者により飲料が選択された場合に、飲料生成部で飲料を生成し、カップに飲料を供給する飲料供給装置が知られている。そのような飲料供給装置においては、例えばコーヒー豆等の原料を収容して保管する原料箱が設けられており、原料箱は、内蔵する原料供給駆動部が駆動することにより、飲料の生成に必要な量の原料を飲料生成部に払い出している。そのような原料箱は、一部が筐体である装置本体の天板より上方に突出しており、内部が視認可能である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-25652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した飲料供給装置における原料箱は、原料供給駆動部を内蔵し、該原料供給駆動部の駆動により原料を飲料生成部に払い出す払出部と、払出部の導入口に自身の連通口が連通する態様で該払出部に係合される収容部とを有していた。この収容部は、払出部に対して係脱自在であり、その操作部が装置本体から露出していた。
【0005】
かかる飲料供給装置では、収容部が払出部から離脱可能であるので、収容部の清掃を容易に行うことができるものの、操作部が装置本体から露出していたため、操作部が意図しない者に操作されて収容部が払出部から離脱させられ、コーヒー豆等の原料が抜き取られるおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、原料箱の清掃を簡易なものとしながら、原料が抜き取られることを防止することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、原料を収容して保管し、かつ内蔵する原料供給駆動部の駆動により原料を飲料生成部に払い出す原料箱を備え、前記飲料生成部で生成した飲料をカップに供給する飲料供給装置であって、前記原料箱は、前記原料供給駆動部を内蔵し、該原料供給駆動部の駆動により原料を前記飲料生成部に払い出す払出部と、前記払出部の導入口に自身の連通口が連通する態様で該払出部に係合されることにより、筐体である装置本体より一部が露出する態様で配置され、かつ前記払出部に対して係脱可能に設けられた収容部とを備え、前記収容部を前記払出部に係脱させるための操作部が前記装置本体の内部に配設されたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記装置本体は、前面に開口を有する本体キャビネットと、前記開口を開閉する態様で前記本体キャビネットに設けられた前面扉とを備え、前記操作部は、前記本体キャビネットの内部において、前記原料箱の前方側部分に配設されたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記操作部は、前記払出部に配設され、自身に操作力が付与されることにより前記収容部との係合状態が解除されて該収容部が該払出部から離脱することを許容することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記収容部は、前記払出部に対して前後方向にスライドすることにより該払出部に離脱可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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