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公開番号2024146256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059048
出願日2023-03-31
発明の名称液体供給装置
出願人AW・ウォーター株式会社
代理人個人,個人
主分類B67D 3/00 20060101AFI20241004BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】殺菌の対象が配置された空間に多量の菌が供給されることを抑制することができる液体供給装置を提供する。
【解決手段】液体供給装置は、液体を貯留するタンクを収納する筐体と、前記筐体の外側を覆うカバーと、殺菌物質を生成する生成器と、前記生成器にて生成した殺菌物質を前記カバーの内側に供給する供給口と、前記生成器に空気を供給するために前記カバーの内側から空気を取り込む取込口とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体を貯留するタンクを収納する筐体と、
前記筐体の外側を覆うカバーと、
殺菌物質を生成する生成器と、
前記生成器にて生成した殺菌物質を前記カバーの内側に供給する供給口と、
前記生成器に空気を供給するために前記カバーの内側から空気を取り込む取込口と
を備える液体供給装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記供給口及び前記取込口は前記カバーの内側にて離隔配置される
請求項1に記載の液体供給装置。
【請求項3】
前記供給口及び前記取込口は前記筐体の外面に設けられ、
前記供給口が前記取込口の反対側に前記殺菌物質を供給するように、前記外面に対する前記供給口の角度が設定されるか、または、前記取込口が前記供給口の反対側から空気を取り込むように、前記取込口の角度が設定される
請求項1に記載の液体供給装置。
【請求項4】
前記タンクと前記カバーの内側とを連絡する連絡路を備え、
前記連絡路に、前記タンクに液体を供給する供給源が接続され、
前記供給源は前記カバーに覆われる
請求項1から3のいずれか一つに記載の液体供給装置。
【請求項5】
前記カバーは第一カバー及び第二カバーを含み、
前記タンクと前記第一カバーの内側とを連絡する第一連絡路と、前記タンクと前記第二カバーの内側とを連絡する第二連絡路とを備え、
前記第一連絡路に、前記タンクに液体を供給する供給源が接続され、
前記第二連絡路は前記タンク内の液体を前記筐体の外部に排出する排出口を有し、
前記供給源は前記第一カバーに覆われ、
前記排出口は前記第二カバーに覆われ、
前記供給口は、前記第一カバーの内側に配置される第一供給口と、前記第二カバーの内側に配置される第二供給口とを含み、
前記取込口は少なくとも前記第一カバーの内側に配置される
請求項1から3のいずれか一つに記載の液体供給装置。
【請求項6】
前記カバーの開閉を検知する開閉検知部と、
前記開閉検知部にて前記カバーの開を検知した後、前記カバーの閉を検知した場合に、前記生成器の駆動を所定時間実行する第一駆動制御部と
を備える請求項1から3のいずれか一つに記載の液体供給装置。
【請求項7】
第一所定時間が経過した場合、前記生成器の駆動を第二所定時間実行する第二駆動制御部を備える請求項1から3のいずれか一つに記載の液体供給装置。
【請求項8】
前記生成器の駆動回路と電源との間に、温度が所定温度以上となった場合、前記駆動回路と前記電源との接続を解除する解除部が設けられる
請求項1から3のいずれか一つに記載の液体供給装置。
【請求項9】
前記生成器と前記供給口とに接続され、前記生成器から前記供給口に前記殺菌物質を供給する供給路と、
前記生成器と前記取込口とに接続され、前記カバー内から前記取込口に空気を取り込む取込路と
を備える請求項1から3のいずれか一つに記載の液体供給装置。
【請求項10】
前記生成器に一端部が接続され、二股に分かれた一方の他端部が前記第一供給口に接続され、二股に分かれた他方の他端部が前記第二供給口に接続され、前記生成器から前記第一供給口及び前記第二供給口に前記殺菌物質を供給する供給路と、
前記生成器と前記取込口とに接続され、前記カバー内から前記取込口に空気を取り込む取込路と
を備える請求項5に記載の液体供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、液体、例えば水を供給する液体供給装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
水を貯留するタンクを収納する筐体と、筐体の前面に形成された凹部内に配置されたコックと、凹部を覆う蓋部材と、オゾン生成手段とを備える飲料供給装置が提案されている。オゾン生成手段によって生成されたオゾンは、蓋部材で覆われた凹部内にポンプによって供給される(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6309662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記飲料供給装置にあっては、ポンプが吸入した空気に多量の菌が含まれ、凹部内に多量の菌が供給されるおそれがある。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、殺菌の対象が配置された空間に多量の菌が供給されることを抑制することができる液体供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る液体供給装置は、液体を貯留するタンクを収納する筐体と、前記筐体の外側を覆うカバーと、殺菌物質を生成する生成器と、前記生成器にて生成した殺菌物質を前記カバーの内側に供給する供給口と、前記生成器に空気を供給するために前記カバーの内側から空気を取り込む取込口とを備える。
【0007】
本開示においては、供給口から供給された殺菌物質によってカバーの内側は殺菌される。カバーの内側に配置された取込口から空気が取り込まれる。生成器はカバー内の空気を取り込み、空気と共に、新たに生成した殺菌物質を供給口からカバー内に供給する。
【0008】
本開示の一実施形態に係る液体供給装置において、前記供給口及び前記取込口は前記カバーの内側にて離隔配置される。
【0009】
本開示においては、供給口及び取込口を離隔配置することによって、供給口から供給された殺菌物質がただちに取込口から取り込まれること、いわゆるショートサーキットを防止する。
【0010】
本開示の一実施形態に係る液体供給装置において、前記供給口及び前記取込口は前記筐体の外面に設けられ、前記供給口が前記取込口の反対側に前記殺菌物質を供給するように、前記外面に対する前記供給口の角度が設定されるか、または、前記取込口が前記供給口の反対側から空気を取り込むように、前記取込口の角度が設定される。
(【0011】以降は省略されています)

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