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公開番号
2024121167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028119
出願日
2023-02-27
発明の名称
漏斗
出願人
合同会社律歩
代理人
主分類
B67C
11/02 20060101AFI20240830BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】容器から別の容器へ移し替える操作において、流体が飛散したり泡立ったりすることなく、効率良く移し替える漏斗を提供する。
【解決手段】漏斗(1)は、頂部に投入口(10)を有すると共に底部に開口を有する本体部(2)と、本体部(2)の底部に接続され、流体を流出させるための流出口(4)を有する脚部(3)とを備え、流出口(4)は、脚部(3)の第1側面に設けられており、脚部(3)の第1側面に対向する第2側面の下端側が延伸方向に湾曲しながら流出口(4)の流出口下端(6)に接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流体を移しかえるための漏斗であって、頂部に投入口を有すると共に底部に開口を有する本体部と、前記本体部の前記底部に接続され、前記流体を流出させるための流出口を有する脚部と、を備え、前記流出口は、前記脚部の第1側面に設けられており、前記脚部の前記第1側面に対向する第2側面の下端側が延伸方向に湾曲しながら前記流出口の流出口下端に接続されていることを特徴とする漏斗。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記流出口の前記流出口下端が、前記脚部の前記第1側面の延長面よりも内側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の漏斗。
【請求項3】
前記流出口が設けられた前記脚部の前記第1側面が、ほぼ平坦な面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の漏斗。
【請求項4】
前記流出口は、前記流出口下端に対向する流出口上端を有し、前記流出口上端に接続された整流板を有することを特徴とする請求項1に記載の漏斗。
【請求項5】
前記整流板が、前記流出口下端にも接続されていることを特徴とする請求項4に記載の漏斗。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、漏斗に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
漏斗(ろうと、ロート)あるいはじょうごは、一般的に、液体や粉体などの流体を、ある容器から別の移し替え先容器へと効率良く移し替える操作に用いる。例えば、一般家庭においては、醤油の一升瓶等から醤油差しへ醤油を移し替えるとき、煮出した麦茶を空きペットボトル容器へ移し替えるとき、或いは、詰め替え用洗剤等をボトルへ移し替えるときなどに漏斗が使用される。
【0003】
一般的には、漏斗の流出口は、脚部の先端において、脚部の延伸方向すなわち下方向に向かって開口しており、漏斗に注がれた流体は、この流出口の開口している方向、すなわち下方向に流出する。また、流出口が、脚部の延伸方向と異なる方向に開口している漏斗も提案されている。例えば、特許文献1には、流出口が脚部の側面に設けられている漏斗が開示されている。特許文献1に記載の漏斗では、流体は、脚部の延伸方向に対して横方向に流出するとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実全昭57-137198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の漏斗では、漏斗の流出口が、脚部の先端において、脚部の延伸方向すなわち下方向に向かって開口しているため、移し替える流体が、流出口より重力に引かれるまま鉛直に流出する。このため、移し替え先容器の底部や流体自身に衝突し、飛散したり泡立ったりすることがあった。流体が泡立つことによって、流体が化学反応や酸化を起こし、流体の品質を低下させる場合があった。また、流体の飛散により、汚れ等が生じたり、不衛生であったりすることがあった。
【0006】
また、特許文献1では、流出口を脚部の側面に設けることで、流体の泡立ちを抑制できることが記載されている。しかし、単純に流出口を横に向けて開口させても、流体の泡立ちを抑制することは困難である。図9に、流出口を脚部の側面に設けた漏斗を用いて、流体を瓶に移し替えるときの流体の流れる様子を概略的に示す。特に、瓶のネックが短い場合は、実際には流体が十分に横向きに流出されないため、流体が移し替え容器の内側壁に沿って流れるようにすることは困難である。また、発明者の知見によれば、下向きには開口していない部分が流体の流れにとっては邪魔板となって、返って流体が飛散しながら流出され、泡立ってしまう場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る漏斗は、流体を移しかえるための漏斗であって、頂部に投入口を有すると共に底部に開口を有する本体部と、前記本体部の前記底部に接続され、前記流体を流出させるための流出口を有する脚部とを備える。前記流出口は、前記脚部の第1側面に設けられており、前記脚部の前記第1側面に対向する第2側面の下端側が延伸方向に湾曲しながら前記流出口の流出口下端に接続されていることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る漏斗では、流出口は、脚部の第1側面に設けられており、脚部の第1側面に対向する第2側面の下端側が延伸方向に湾曲しながら流出口の流出口下端に接続されているので、流体は飛散することなく整った流れで流出口からほぼ横向きに流出し、流体が移し替え先容器の内側面に沿って流れ落ちるため、流体の泡立ちや飛散を抑制することができる。
【0009】
また、本発明に係る漏斗において、前記流出口の前記流出口下端が、前記脚部の前記第1側面の延長面よりも内側に位置していることを特徴としてもよい。流出口の流出口下端が、脚部の第1側面の延長面よりも内側に位置しているので、移し替え容器の口に抜き差しする際の利便性を従来の漏斗と同様にしつつ、流体の流出方向をほぼ横向きにすることができ、使用後の洗浄も容易であり、なおかつ成形しやすくすることができる。
【0010】
本発明に係る漏斗において、前記流出口が設けられた前記脚部の前記第1側面が、ほぼ平坦な面を有することを特徴としてもよい。流出口が設けられた脚部の第1側面が、ほぼ平坦な面を有しているので、流出口上端もほぼ平坦にすることができるため、流体が流出する形状が整い、流体をより飛散しにくくすることができる。また、流出口が設けられた脚部の第1側面が、ほぼ平坦な面を有し、流出口上端もほぼ平坦になることで、形状が複雑にならず、成形しやすくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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