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公開番号2025039154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146034
出願日2023-09-08
発明の名称ウォーターサーバー
出願人株式会社コスモライフ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B67D 1/14 20060101AFI20250313BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】幼児のやけど事故を効果的に防止することが可能なウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】温水レバー5を揺動させたときにその温水レバー5の揺動に連動して上下動する上下動部材32と、チャイルドロック部材31がチャイルドロック解除位置にあるときは上下動部材32の上下動が温水弁棒19に伝達するように上下動部材32と温水弁棒19とを連結し、チャイルドロック部材31がチャイルドロック位置にあるときは上下動部材32の上下動が温水弁棒19に伝達しないように上下動部材32と温水弁棒19との連結を解除する連結部材33とを有するウォーターサーバー。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
筐体(1)と、
前記筐体(1)の内部に配置された温水タンク(7)と、
前記温水タンク(7)から前記筐体(1)の外部に温水を出水する温水出水路(15)と、
前記温水出水路(15)の途中に設けられた弁座(17)に着座して前記温水出水路(15)を閉鎖する閉弁位置と前記弁座(17)から上方に離反して前記温水出水路(15)を開放する開弁位置との間で上下動可能に設けられた温水弁体(18)と、
前記温水弁体(18)と一体に上下動する温水弁棒(19)と、
温水を出水するためにユーザーが揺動操作する温水レバー(5)と、
温水の出水を禁止するチャイルドロック位置と温水の出水を許容するチャイルドロック解除位置との間で移動可能に設けられたチャイルドロック部材(31)と、を有するウォーターサーバーにおいて、
前記温水弁棒(19)とは独立して上下動可能に設けられ、前記温水レバー(5)を揺動させたときにその温水レバー(5)の揺動に連動して上下動する上下動部材(32)と、
前記チャイルドロック部材(31)が前記チャイルドロック解除位置にあるときは前記上下動部材(32)の上下動が前記温水弁棒(19)に伝達するように前記上下動部材(32)と前記温水弁棒(19)とを連結し、前記チャイルドロック部材(31)が前記チャイルドロック位置にあるときは前記上下動部材(32)の上下動が前記温水弁棒(19)に伝達しないように前記上下動部材(32)と前記温水弁棒(19)との連結を解除する連結部材(33)と、を有することを特徴とするウォーターサーバー。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記チャイルドロック部材(31)を前記チャイルドロック位置と前記チャイルドロック解除位置との間で移動させたときに、そのチャイルドロック部材(31)と一体に移動するように前記連結部材(33)が前記チャイルドロック部材(31)に保持され、
前記連結部材(33)は、前記上下動部材(32)に係合する第1係合部(46)と、前記温水弁棒(19)に係合する第2係合部(47)とを有し、
前記チャイルドロック部材(31)が前記チャイルドロック解除位置にあるときは、前記第1係合部(46)が前記上下動部材(32)に係合するとともに前記第2係合部(47)が前記温水弁棒(19)に係合し、前記チャイルドロック部材(31)が前記チャイルドロック位置にあるときは、前記第1係合部(46)の係合と前記第2係合部(47)の係合のうちの少なくとも一方の係合が解除される請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記上下動部材(32)には、前記第1係合部(46)が係合する水平方向の第1水平溝(48)が形成され、
前記温水弁棒(19)には、前記第2係合部(47)が係合する水平方向の第2水平溝(49)が形成されている請求項2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記連結部材(33)は、前記チャイルドロック部材(31)に対して上下動可能に設けられている請求項1から3のいずれかに記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記上下動部材(32)を下方に押圧するリターンスプリング(38)と、前記温水弁棒(19)を下方に押圧するバルブスプリング(21)とを有し、
前記リターンスプリング(38)が前記上下動部材(32)を下方に押圧する力は、前記バルブスプリング(21)が前記温水弁棒(19)を下方に押圧する力よりも小さく設定されている請求項1から3のいずれかに記載のウォーターサーバー。
【請求項6】
前記温水レバー(5)は、前記温水弁体(18)を収容するバルブハウジング(20)の後側を通って上下に延びるレバー本体(25)と、前記レバー本体(25)の上端部から前記バルブハウジング(20)の上側を通って前方に延び出す前方延出部(26)と、前記前方延出部(26)の前端下部に形成された揺動支点部(27)と、前記前方延出部(26)の前記揺動支点部(27)よりも後側の部分に水平に固定されたレバーピン(28)とを有し、
前記温水弁棒(19)は、前記バルブハウジング(20)の上面板(22)から上方に突出する部分を有し、前記温水弁棒(19)の前記バルブハウジング(20)の上面板(22)から上方に突出する部分には、前記上下動部材(32)を上下動可能に収容する中空筒部(37)が形成され、
前記温水弁棒(19)の前記中空筒部(37)には、前記レバーピン(28)を水平に貫通させる上下方向の長穴(44)が形成され、
前記上下動部材(32)は、前記温水レバー(5)を揺動させたときに前記レバーピン(28)と一体に上下動するように前記レバーピン(28)に支持されている請求項1から3のいずれかに記載のウォーターサーバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある。ウォーターサーバーとして、例えば、特許文献1のものが知られている。
【0003】
特許文献1のウォーターサーバーは、筐体と、筐体の内部に配置された冷水タンクおよび温水タンクと、冷水タンクから筐体の外部に冷水を出水する冷水出水路と、冷水を出水するためにユーザーが揺動操作する冷水レバーと、温水タンクから筐体の外部に温水を出水する温水出水路と、温水を出水するためにユーザーが揺動操作する温水レバーとを有する。冷水出水路の途中には、冷水レバーで開閉する冷水開閉弁が設けられ、温水出水路の途中には、温水レバーで開閉する温水開閉弁が設けられている。
【0004】
温水開閉弁は、温水出水路の途中に設けられた弁座に着座して温水出水路を閉鎖する閉弁位置と、弁座から上方に離反して温水出水路を開放する開弁位置との間で上下動可能に設けられた温水弁体と、温水弁体と一体に上下動する温水弁棒と、温水弁棒を下方に押圧するバルブスプリングとを有する。温水弁棒は、温水弁体を収容するバルブハウジングの上面板から上方に突出する部分を有し、その部分にレバーピンを介して温水レバーが連結されている。そして、温水レバーを揺動させると、その温水レバーの揺動に連動してレバーピンが上方に移動し、そのレバーピンと一体に温水弁棒が上方に移動することで、温水弁体が弁座から上方に離反し、温水出水路が開放して温水が出水するようになっている。
【0005】
また、特許文献1のウォーターサーバーには、幼児が不用意に温水レバーを操作して温水が出水し、やけど事故になるのを防止するため、チャイルドロック機構が設けられている。
【0006】
このチャイルドロック機構は、温水の出水を禁止するチャイルドロック位置と温水の出水を許容するチャイルドロック解除位置との間で移動可能に設けられたチャイルドロック部材と、チャイルドロック部材をチャイルドロック解除位置からチャイルドロック位置に向けて付勢するロックスプリングとを有する。
【0007】
そして、チャイルドロック部材がチャイルドロック位置にあるときは、チャイルドロック部材が、温水弁棒のバルブハウジングの上面板から上方に突出する部分に形成された水平溝に係合することで、温水弁棒の上下動が阻止された状態となる。このとき、温水弁棒の上下動が阻止されるので、温水弁棒に固定されたレバーピンの上下動も阻止され、温水レバーの揺動が阻止された状態(すなわち、ユーザーが温水レバーを押圧しても、温水レバーが揺動しない状態)となる。一方、チャイルドロック部材がチャイルドロック解除位置にあるときは、チャイルドロック部材が、温水弁棒の水平溝との係合を解除することで、温水弁棒の上下動が許容されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2014-166862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1のチャイルドロック機構は、チャイルドロック部材がチャイルドロック位置にあるときは、ユーザーが温水レバーを押圧しても、温水レバーは揺動せず、温水が出水しないはずである。
【0010】
しかしながら、稀なケースではあるが、チャイルドロック部材がチャイルドロック位置にあるにもかかわらず、ユーザーが温水レバーを押圧したときに、温水レバーが揺動し、温水が出水するおそれがあることが分かった。
(【0011】以降は省略されています)

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