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公開番号2025008636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110964
出願日2023-07-05
発明の名称カツ丼の製造方法及びカツ丼
出願人株式会社友心
代理人個人,個人
主分類A23L 35/00 20160101AFI20250109BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】揚げたてのカツの食感を実現できるカツ丼の製造方法及びカツ丼を提供する。
【解決手段】カツ丼1の製造方法は、肉に衣をつけてカツ13を揚げるカツ生成ステップと、卵を加熱調理して卵層12を形成する卵層形成ステップと、卵層形成ステップで形成された卵層12を、食器2に盛り付けられたご飯11の上に配置する卵層配置ステップと、カツ生成ステップで揚げられたカツ13を、卵層12の上に配置されるカツ配置ステップと、を備え、カツ13が卵にとじられていないカツ丼が製造される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
肉に衣をつけてカツを揚げるカツ生成ステップと、
卵を加熱調理して卵層を形成する卵層形成ステップと、
前記卵層形成ステップで形成された前記卵層を、食器に盛り付けられたご飯の上に配置する卵層配置ステップと、
前記カツ生成ステップで揚げられたカツを、前記卵層の上に配置されるカツ配置ステップと、を備え、
前記カツが卵にとじられていない、
カツ丼の製造方法。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記カツ生成ステップは、120g~900gの豚肉に衣をつけて、165℃~190℃の温度のラードを用いて前記豚肉を揚げることにより、前記カツを生成する、
請求項1に記載のカツ丼の製造方法。
【請求項3】
前記カツ生成ステップは、前記ラードで揚げる前に、57.5℃~62℃の温度で30分~60分加熱する低温加熱処理が行われる、
請求項2に記載のカツ丼の製造方法。
【請求項4】
前記ラードは、純製ラードと調製ラードの組合せによって構成され、
前記純製ラードが70~90%、前記調製ラードが30~10%の重量配分で構成される、
請求項2又は3に記載のカツ丼の製造方法。
【請求項5】
前記卵層は、前記卵の重量の70分の1~70分の9の範囲の重量の砂糖と、前記卵の重量の62分の1~62分の9の範囲の重量の白だしと、を前記卵に加えて加熱することにより生成される、
請求項1から3の何れかに記載のカツ丼の製造方法。
【請求項6】
食器に盛り付けられたご飯と、
前記ご飯の上に配置される、加熱調理した卵で形成される卵層と、
卵にとじられることなく前記卵層の上に配置される、肉に衣をつけて揚げたカツと、
を含むカツ丼。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カツ丼の製造方法及びカツ丼に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、種々のカツ丼の調理方法が知られている。例えば、特許文献1には、丼本体と、この丼本体内に盛られたご飯と、このご飯の上に置かれた複数枚の牛カツについて記載されている。特許文献1の牛カツは、薄肉の牛肉片を、溶き卵に潜らせた後にパン粉を全体にまぶして揚げ、揚げ終わった直後にたれに潜らせて、カットされることなく、ご飯の上に置かれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3202215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のカツ丼の調理方法では、カツを加熱した卵でとじるというステップを経るため、卵を通じてカツに水分が吸収され、カツ自体の揚げたてのサクサクとした食感を実現することが難しかった。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、揚げたてのカツの食感を実現できるカツ丼の製造方法及びカツ丼を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、肉に衣をつけてカツを揚げるカツ生成ステップと、卵を加熱調理して卵層を形成する卵層形成ステップと、前記卵層形成ステップで形成された前記卵層を、食器に盛り付けられたご飯の上に配置する卵層配置ステップと、前記カツ生成ステップで揚げられたカツを、前記卵層の上に配置されるカツ配置ステップと、を備え、前記カツが卵にとじられていない、カツ丼の製造方法である。
【0007】
また、本発明の一態様は、食器に盛り付けられたご飯と、前記ご飯の上に配置される、加熱調理した卵で形成される卵層と、卵にとじられることなく前記卵層の上に配置される、肉に衣をつけて揚げたカツと、を含むカツ丼である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、揚げたてのカツの食感を実現できるカツ丼の製造方法及びカツ丼を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るカツ丼の構成を模式的に示す断面図である。
本実施形態のカツ丼の盛付工程の流れを示すフローチャートである。
本実施形態のカツ丼の製造方法における卵層にカツを配置する様子を模式的に示す断面図である。
変形例のカツ丼の構成を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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