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公開番号2025016051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119062
出願日2023-07-21
発明の名称フォーミング治具およびチューブ
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B29C 53/08 20060101AFI20250124BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】作業時間の増大およびチューブの損傷を抑えつつ、チューブを所望の形状に曲げ加工することができるフォーミング治具、およびそれを用いて製造されたチューブを提供する。
【解決手段】溝11は、チューブ6の曲げ加工形状に応じた形状に形成され、チューブ6が嵌められるものである。突起部3は、溝11の形状の変化点P1を含む所定範囲内および変化点P2を含む所定範囲内のそれぞれにおいて、溝11の曲がりの内側の壁面11aに設置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
チューブの曲げ加工形状に応じた形状に形成され、チューブが嵌められる溝と、
前記溝の形状の変化点を含む所定範囲内において前記溝の曲がりの内側の壁面に配置された突起部と
を備えることを特徴とするフォーミング治具。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記突起部は、前記内側の壁面からの高さが可変であることを特徴とする請求項1に記載のフォーミング治具。
【請求項3】
前記突起部は、前記溝の底面に向かうほど前記内側の壁面から遠ざかるように形成され、チューブが前記溝に嵌められる際にチューブを前記溝内に誘導する誘導部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のフォーミング治具。
【請求項4】
請求項1または2に記載のフォーミング治具を用いて製造されたことを特徴とするチューブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チューブを曲げ加工するためのフォーミング治具、およびそれを用いて製造されたチューブに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
チューブを曲げ加工する技術として、所望の曲げ加工形状に応じた形状の溝が形成されたフォーミング治具を用いるものが知られている。この技術では、熱可塑性樹脂からなるチューブをフォーミング治具の溝に嵌めた状態で加温し、その後、冷却することで、チューブが曲げ加工される。
【0003】
上述のフォーミング治具の溝は、チューブの外径の公差やチューブの装着性を考慮して、チューブの外径の設計値よりも広い幅で形成されている。このため、溝に嵌められるチューブと溝の壁面との間に隙間がある。
【0004】
チューブは、その弾性力により直線形状を維持しようとする。これに対し、チューブと溝の壁面との間に隙間があることで、チューブが溝の形状のとおりには曲がらず、扁平になって座屈する箇所が生じることがある。
【0005】
これに対し、特許文献1には、所望の曲げ形状に一致した形状を有する導電性の芯棒が挿入されたチューブを、導電性の台(フォーミング治具)の溝に嵌め込み、芯棒と台との間に高周波電流を流してチューブを発熱させ、次いで通電を止めて冷却することで、チューブを曲げ加工する技術が開示されている。この技術によれば、座屈を抑えつつ、チューブを曲げ加工できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平9-29831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の技術では、チューブに芯棒を挿抜する作業が必要なため、チューブの曲げ加工に要する作業時間が増大する。また、芯棒の挿抜時にチューブが損傷するおそれがある。
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、作業時間の増大およびチューブの損傷を抑えつつ、チューブを所望の形状に曲げ加工することができるフォーミング治具、およびそれを用いて製造されたチューブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明のフォーミング治具は、チューブの曲げ加工形状に応じた形状に形成され、チューブが嵌められる溝と、前記溝の形状の変化点を含む所定範囲内において前記溝の曲がりの内側の壁面に配置された突起部とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明のチューブは、上記本発明のフォーミング治具を用いて製造されたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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