TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025015797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024202442,2020064640
出願日
2024-11-20,2020-03-31
発明の名称
継手、アダプタ、配管構造
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
55/00 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】縦管から横管に排水を良好に流すことが可能な継手、アダプタ、配管構造を提供すること。
【解決手段】下部接続管が連結される第1受口と、横管が連結される第2受口と、前記第1受口と前記第2受口とを接続する曲管部と、を有する脚部継手であって、前記第1受口の周方向において前記第2受口が配置される側に形成され前記第1受口の第1管軸O1に沿って延在し内周面から突出する水膜切断部56を備え、前記水膜切断部56は一対のリブ62を備え、前記一対のリブ62は、互いに周方向に間隔をあけて配置され、下方に向かうにしたがって前記一対のリブの外方側の周方向における間隔が拡大または縮小するとともに、前記下部接続管の内周面に対して突出するよう形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
縦管が連結される第1接続部と、横管が連結される第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを接続する曲管部と、を有する継手であって、
水膜切断手段を備え、
前記水膜切断手段は、
前記第1接続部の周方向において前記第2接続部が配置される側に形成され前記第1接続部の第1管軸に沿って延在し内周面から内方に向かって突出する一対のリブを備え、
前記一対のリブは、
互いに周方向に間隔をあけて配置され、下方に向かうにしたがって前記一対のリブの外方側の周方向における間隔が拡大または縮小するとともに、前記縦管の内周面に対して突出するよう形成されている継手。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の継手であって、
前記一対のリブは、前記縦管の内周面に対する突出高さが5mm以上、前記第1管軸に沿って見たときの周方向幅寸法が5mm以上に形成されている継手。
【請求項3】
請求項1または2に記載の継手であって、
前記一対のリブは、
互いに対向する周方向内方側における間隔が、下方に向かうにしたがって拡大するように形成されている継手。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の継手であって、
前記一対のリブは、
内周面側に位置される基端側から先端側を見たときに、前記第1管軸から離間する側にオフセットして形成されている継手。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の継手であって、
前記一対のリブは、平板状に形成されている継手。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の継手であって、
前記一対のリブは、
主壁部が均一な厚さに形成されている継手。
【請求項7】
縦管が連結される第1接続部と、横管が連結される第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを接続する曲管部と、を有し、前記第1接続部が第1受口とされた継手本体の前記第1受口と前記縦管の間に配置されるアダプタであって、
前記継手本体に配置されることにより請求項1~6のいずれか一項に記載の継手を構成するアダプタ。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか一項に記載の継手と、
前記第1接続部に連結される縦管と、前記第2接続部に連結される横管と、
を備えている配管構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、縦管から横管に排水を良好に流すことが可能な継手、アダプタ、配管構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、縦管~落下する排水を横管に排出する際に、縦管が連結される第1接続部と、横管が連結される第2接続部と、第1接続部と第2接続部とを接続する曲管部と、を有する継手が広く用いられている(例えば、特許文系1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-116732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の継手では、縦管から落下した排水が水膜を形成しやすいうえ、継手の底部に直接衝突した排水が跳ね上がって良好な排水が妨げられやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、縦管から横管に排水を良好に流すことが可能な継手、アダプタ、配管構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明の第一態様は、縦管が連結される第1接続部と、横管が連結される第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを接続する曲管部と、を有する継手であって、水膜切断手段を備え、前記水膜切断手段は、前記第1接続部の周方向において前記第2接続部が配置される側に形成され前記第1接続部の第1管軸に沿って延在し内周面から内方に向かって突出する一対のリブを備え、前記一対のリブは、互いに周方向に間隔をあけて配置され、下方に向かうにしたがって前記一対のリブの外方側の周方向における間隔が拡大または縮小するとともに、前記縦管の内周面に対して突出するよう形成されている。(2)上記(1)に記載の継手は、前記一対のリブは、前記縦管の内周面に対する突出高さが5mm以上、前記第1管軸に沿って見たときの周方向幅寸法が5mm以上に形成されていてもよい。
【0007】
本発明に係る継手によれば、水膜切断手段を備え、水膜切断手段が第1接続部の周方向において第2接続部が配置される側(下方)に形成され、第1接続部に周方向に間隔をあけて配置され、下方に向かうにしたがって間隔を内方側にあけて配置され、下方に向かうにしたがって前記一対のリブの外方側の周方向における間隔が拡大または縮小するとともに、前記縦管の内周面にむかって突出するよう形成されているので、縦管から流下する排水を効率的に切断して継手の第2接続部側への流路に形成される水膜を間隔ができるように効率的に切断することができる。
その結果、縦管から横管に良好に排水を流すことができる。
【0008】
ここで、下方に向かうにしたがって一対のリブの外方側の互いの周方向における間隔が拡大するとは、継手の第1接続部を第1管軸周りに展開したときに、上方から下方に向かって一対のリブの外方側に位置された面同士の間隔がしだいに拡大することをいう。すなわち、一対のリブは、カタカナの略ハの字形であることの他、左右に配置された二つの山形によって形成されてもよく、任意に設定することが可能である。
また、縦管の内周面に対する突出高さとは、縦管の内周面に対して継手の内方側に向かって伸びる突出量の最大寸法をいう。
また、第1接続部の管軸に沿って見たときの周方向幅寸法とは、例えば、リブの基端部における周方向幅をいう。
【0009】
(3)また、上記(1)又は(2)に記載の継手は、前記一対のリブは、互いに対向する周方向内方側における間隔が、下方に向かうにしたがって拡大するように形成されていてもよい。
【0010】
この発明に係る継手によれば、一対のリブは、互いに対向する周方向内方側における間隔が、下方に向かうにしたがって拡大するように形成されていているので、縦管から流下した排水を、周方向において一対のリブから互いに離間する方向に導いてより効率的に水膜を切断することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
流路体
1か月前
個人
クラッチ装置
1か月前
個人
保持機
4か月前
個人
免震留具
3か月前
個人
振り子式免震装置
4か月前
個人
固着具と成形品部材
1か月前
個人
回転式配管用支持具
17日前
藤井電工株式会社
フック
4か月前
個人
ネジの緩み防止装置
4か月前
株式会社オンダ製作所
継手
1か月前
株式会社アイシン
駆動装置
1か月前
個人
ベルトテンショナ
6日前
カヤバ株式会社
緩衝器
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
1か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
4か月前
株式会社ミクニ
弁装置
1か月前
未来工業株式会社
固定体
3か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
25日前
株式会社不二工機
逆止弁
1か月前
日動電工株式会社
保持具
4か月前
株式会社不二工機
電動弁
4か月前
矢崎化工株式会社
連結具
2か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
17日前
協和工業株式会社
空気弁
24日前
株式会社不二工機
電動弁
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝装置
1か月前
株式会社ナベル
直動機構
3か月前
株式会社ナジコ
自在継手
1か月前
株式会社PILLAR
継手
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
3日前
株式会社トヨックス
可撓管
3か月前
株式会社能重製作所
固定具
1か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る