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公開番号
2025015779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024201966,2021566551
出願日
2024-11-20,2020-05-05
発明の名称
ブロックチェーンを用いる公開鍵管理のための方法及び装置
出願人
エヌチェーン ライセンシング アーゲー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04L
9/32 20060101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 デジタル証明の高速且つ安全な登録、取消、及び更新を提供することにより、公開鍵基盤を改善するためにブロックチェーンネットワークを使用する。
【解決手段】 公開鍵は、公開鍵が証明機関により証明されていること及び証明が取り消されていないことを第三者が迅速且つ容易に検証できるように、証明機関によりブロックチェーンに記録されてよい。証明機関は、ほぼ瞬間的に証明を呼び出すことができ、及び/又は古い鍵を廃止しながら、同時に同じエンティティの新しい鍵を証明することができる。幾つかの場合には、証明を廃止する能力は、公開鍵の所有者に、又は幾つかの場合には他のエンティティのうちの1つ若しくはそのグループに与えられてよい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータにより実施される方法であって、
第1エンティティのためのデジタル証明を受信するステップであって、前記デジタル証明は、前記第1エンティティの第1公開鍵と、証明トランザクションのハッシュから生成された証明トランザクション識別子と、を含み、前記証明トランザクションは、証明機関からのデジタル署名と、第2公開鍵に基づくアドレスへの第1アウトプットと、前記第1公開鍵を含む情報フィールドを有する第2アウトプットと、を含む、ステップと、
前記デジタル証明の中の前記証明トランザクション識別子に基づき、ブロックチェーンネットワークから前記証明トランザクションのコピーを取得するステップと、
前記第1アウトプットが未使用トランザクションアウトプットであると決定するステップと、
前記証明トランザクションの中の前記第2アウトプットに含まれる前記第1公開鍵が、前記デジタル証明の中の前記第1公開鍵と一致することを決定するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2アウトプットは、少なくとも前記第1公開鍵を含むOP_RETURNフィールドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1アウトプットは、前記第2公開鍵のハッシュとして取得されたアドレスを参照するP2PKH(pay-to-public-key-hash)演算を含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2公開鍵は、前記証明機関により保持される第2秘密鍵に対応する、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1アウトプットが未使用トランザクションアウトプットであると決定することは、前記第1アウトプットが前記ブロックチェーンネットワークの未使用トランザクションアウトプットプール内に存在すると決定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記証明トランザクションへのインプットは、証明機関公開鍵を更に含み、前記デジタル証明を検証するステップは、前記証明トランザクションが、前記証明機関公開鍵に基づき前記証明機関により署名されていると決定するステップを更に含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記情報フィールドはOP_RETURNアウトプットである、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記証明トランザクションは、証明機関公開鍵のハッシュから取得される未使用トランザクションアウトポイントアドレスを参照するインプットを含み、前記証明トランザクションは、前記証明機関公開鍵と前記デジタル署名とを含む前記未使用トランザクションアウトポイントアドレスのアンロックスクリプトを含み、前記デジタル署名は、前記証明機関公開鍵に対応する秘密鍵に基づき生成される、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1アウトプットは、2以上の秘密鍵のうちの1つが前記第1アウトプットを利用することを可能にするマルチシグロックスクリプトを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
コンピューティング装置であって、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
前記メモリに格納されたコンピュータ実行可能命令であって、前記1つ以上のプロセッサにより実行されると、前記プロセッサに請求項1~9のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ実行可能命令と、
を含むコンピューティング装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ブロックチェーンネットワークに関し、特に公開鍵基盤のための公開鍵管理を実現するためのブロックチェーンの使用に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
公開鍵基盤(public key infrastructure)では、コンピューティング装置は、セキュアな通信、デジタル署名、非否認、及び他の機能を実現するために、公開-秘密鍵ペアを有してよい。公開鍵基盤の部分として、コンピューティング装置は、証明機関に登録された自身の公開鍵を有してよい。証明機関は、コンピューティング装置に、公開鍵の所有権及び許可を確認するデジタル署名を提供する。
【0003】
証明機関の使用に伴う問題は、彼らがデジタル署名を発行すると、それがその指定された終了日まで有効のままであることである。しかしながら、公開鍵は、損なわれる可能性があり、認証の取消が必要になる。その問題を解決するために、証明機関は、どのデジタル証明が取り消されたと考えられるべきかの詳細を記述する「取消リスト」を維持し、これらのリストを定期的に更新し発行する。公開鍵を検証したいエンティティは、デジタル証明に頼ってよいが、従って、デジタル証明が証明機関により向こうにされたかどうかを知るために、対応する証明取消リストを取得し吟味しなければならない。このシステム及びその固有の遅延は、幾つかのデジタル証明が取り消され得ること、及び該デジタル証明に依存しようとしているエンティティに取消が未だ発行されていない又は利用可能ではないことを意味する。
【図面の簡単な説明】
【0004】
例として、本願の例示的な実施形態を示す以下の添付の図面を参照する。
【0005】
ブロックチェーンネットワークの例示的なブロック構造を示す。
【0006】
ブロック伝搬の例示的な方法のフローチャートを示す。
【0007】
公開鍵を検証する1つの例示的な方法を、フローチャートの形式で示す。
【0008】
マイニングノードの簡易な例をブロック図形式で示す。
【0009】
図中の同様の参照符号は同様の要素及び特徴を示すために使用される。
【発明を実施するための形態】
【0010】
一態様では、ブロックチェーンを用いて公開鍵基盤を管理する、コンピュータにより実施される方法が提供され得る。前記方法は、第1エンティティのデジタル証明を生成するステップ、を含んでよく、
前記第1エンティティは、以下:
証明トランザクションを生成し、前記証明トランザクションは、証明機関からのデジタル署名と、第2公開鍵に基づくアドレスへの第1アウトプットと、前記第1公開鍵を含む情報フィールドを有する第2アウトプットと、を含み、
前記証明トランザクションのハッシュから証明トランザクション識別子を決定し、
前記証明トランザクションを前記ブロックチェーンネットワーク上で伝播させる、ことにより第1公開鍵を有する。前記デジタル証明は、前記第1公開鍵と前記証明トランザクション識別子とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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