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公開番号
2025015697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024199784,2022146056
出願日
2024-11-15,2016-05-31
発明の名称
撮像素子、および撮像装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/70 20230101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】大デフォーカス時にも焦点検出を行うことが可能な撮像素子を提供する。
【解決手段】撮像素子は、結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第1画素を有する複数の第1画素列と、結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第2画素を有する複数の第2画素列と、結像光学系の射出瞳位置に関する情報に基づいて第1画素列および第2画素列のいずれか一方を選択する回路と、を備え、第1画素は、遮光部の第1位置に設けられた開口部を介した光を受光し、第2画素は、遮光部の第1位置とは異なる第2位置に設けられた開口部を介した光を受光し、複数の第1画素列および複数の第2画素列のうちのいずれか一方の画素列のみが配置される第1領域と、第1領域よりも像高が高く、複数の第1画素列および複数の第2画素列の両方が配置される第2領域とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第1画素を有する複数の第1画素列と、
前記結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第2画素を有する複数の第2画素列と、
前記結像光学系の射出瞳位置に関する情報に基づいて前記第1画素列および前記第2画素列のいずれか一方を選択する回路と、
を備え、
前記第1画素は、遮光部の第1位置に設けられた開口部を介した光を受光し、
前記第2画素は、前記遮光部の前記第1位置とは異なる第2位置に設けられた開口部を介した光を受光し、
前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列のうちのいずれか一方の画素列のみが配置される第1領域と、前記第1領域よりも像高が高く、前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列の両方が配置される第2領域とを備える、
撮像素子。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記回路は、撮像面における焦点検出エリアの位置と前記結像光学系の射出瞳位置に関する情報とに基づいて、前記第1画素列および前記第2画素列のいずれか一方を選択する、
請求項1に記載の撮像素子。
【請求項3】
前記第1画素は、瞳分割された一対の光束をそれぞれ受光する一対の画素を含み、
前記第2画素は、瞳分割された一対の光束をそれぞれ受光する一対の画素を含む、
請求項1または請求項2に記載の撮像素子。
【請求項4】
前記回路は、前記結像光学系の射出瞳位置が第1の射出瞳位置にある場合に、前記第1画素列を選択し、前記結像光学系の射出瞳位置が前記第1の射出瞳位置とは異なる第2の射出瞳位置にある場合に、前記第2画素列を選択する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の撮像素子。
【請求項5】
前記第1領域は、撮像面の中心を含む領域である、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の撮像素子。
【請求項6】
前記第1領域と前記第2領域は面積が等しい、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の撮像素子。
【請求項7】
結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第1画素を有する複数の第1画素列と、前記結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第2画素を有する複数の第2画素列と、を備える撮像素子と、
前記結像光学系の射出瞳位置に関する情報に基づいて前記第1画素列および前記第2画素列のいずれか一方を選択し、選択された画素列からの信号を用いてデフォーカス量を検出する検出部と、
を備え、
前記第1画素は、遮光部の第1位置に設けられた開口部を介した光を受光し、
前記第2画素は、前記遮光部の前記第1位置とは異なる第2位置に設けられた開口部を介した光を受光し、
前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列のうちのいずれか一方の画素列のみが配置される第1領域と、前記第1領域よりも像高が高く、前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列の両方が配置される第2領域とを備える、
撮像装置。
【請求項8】
前記検出部は、撮像面における焦点検出エリアの位置と前記結像光学系の射出瞳位置に関する情報とに基づいて、前記第1画素列および前記第2画素列のいずれか一方を選択する、
請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第1画素は、瞳分割された一対の光束をそれぞれ受光する一対の画素を含み、
前記第2画素は、瞳分割された一対の光束をそれぞれ受光する一対の画素を含む、
請求項7または請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記検出部は、前記結像光学系の射出瞳位置が第1の射出瞳位置にある場合に、前記第1画素列を選択し、前記結像光学系の射出瞳位置が前記第1の射出瞳位置とは異なる第2の射出瞳位置にある場合に、前記第2画素列を選択する、
請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像素子、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から撮像面に瞳分割方式の焦点検出を行うための焦点検出用画素を設けた撮像素子が知られている。従来からピントが大きく外れているとき(大デフォーカス時)の焦点検出が難しいという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-106994号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によると、撮像素子は、結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第1画素を有する複数の第1画素列と、前記結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第2画素を有する複数の第2画素列と、前記結像光学系の射出瞳位置に関する情報に基づいて前記第1画素列および前記第2画素列のいずれか一方を選択する回路と、を備え、前記第1画素は、遮光部の第1位置に設けられた開口部を介した光を受光し、前記第2画素は、前記遮光部の前記第1位置とは異なる第2位置に設けられた開口部を介した光を受光し、前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列のうちのいずれか一方の画素列のみが配置される第1領域と、前記第1領域よりも像高が高く、前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列の両方が配置される第2領域とを備える。
第2の態様によると、撮像装置は、結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第1画素を有する複数の第1画素列と、前記結像光学系を透過した光を受光して焦点検出に用いる信号を出力する複数の第2画素を有する複数の第2画素列と、を備える撮像素子と、前記結像光学系の射出瞳位置に関する情報に基づいて前記第1画素列および前記第2画素列のいずれか一方を選択し、選択された画素列からの信号を用いてデフォーカス量を検出する検出部と、を備え、前記第1画素は、遮光部の第1位置に設けられた開口部を介した光を受光し、前記第2画素は、前記遮光部の前記第1位置とは異なる第2位置に設けられた開口部を介した光を受光し、前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列のうちのいずれか一方の画素列のみが配置される第1領域と、前記第1領域よりも像高が高く、前記複数の第1画素列および前記複数の第2画素列の両方が配置される第2領域とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明の第1の実施の形態に係るカメラシステムの構成を模式的に示す断面図である。
撮像素子210の撮像面20を模式的に示す平面図である。
撮像兼焦点検出画素301の説明図である。
第1焦点検出画素302NR、NLの説明図である。
第2焦点検出画素302SR、SLの説明図である。
第3焦点検出画素302LR、LLの説明図である。
撮像素子210の撮像面20を模式的に示す平面図である。
第1領域60a内の一部を拡大した図である。
第2領域60b内の一部を拡大した図である。
第3領域60c内の一部を拡大した図である。
ボディCPU220が実行する制御処理のフローチャートである。
図11のステップS30から呼び出されるAF処理のフローチャートである。
図11のステップS30から呼び出されるAF処理のフローチャートである。
撮像素子210aの構造を模式的に示す斜視図である。
撮像兼焦点検出画素301および焦点検出画素302を模式的に示す断面図である。
撮像素子210aの第1領域60a内の一部を拡大した平面図である。
撮像素子210aの第2領域60b内の一部を拡大した平面図である。
撮像素子210aの第3領域60c内の一部を拡大した平面図である。
合成対象の像面S上の光点Pからの光束と撮像素子210aとを模式的に示した断面図である。
変形例に係る第1焦点検出画素の説明図である。
変形例に係る撮像面の説明図である。
変形例に係る撮像兼焦点検出画素の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラシステムの構成を模式的に示す断面図である。なお図1では、本発明に特に関係する各部を中心に図示し、カメラシステム1を構成する他の各部については図示を省略している。以下、本発明に特に関係する各部を中心に説明し、他の各部については説明を省略する。
【0007】
カメラシステム1は、いわゆる一眼レフレックス方式のデジタルカメラである。カメラシステム1は、交換レンズ100とカメラボディ200とから構成される。ユーザは、カメラボディ200に適合する(カメラボディ200に装着可能な)複数の種類の交換レンズ100からいずれか1つを選択してカメラボディ200に装着し、撮影を行うことができる。図1には、複数の種類の交換レンズ100のうちの一つを例示している。
【0008】
カメラボディ200と交換レンズ100とは、例えばバヨネット式のレンズマウント機構を有している。交換レンズ100のカメラボディ200への装着は、交換レンズ100のマウント部をカメラボディ200のマウント部に嵌め込むことにより行われる。
【0009】
交換レンズ100は、結像光学系110と、レンズCPU120と、絞り130とを備える。結像光学系110は、レンズ111およびフォーカシングレンズ112から構成される。結像光学系110は、後述する撮像素子210の撮像面に被写体像を結像させる。結像光学系110の射出瞳位置は、交換レンズ100の種類により異なる。
【0010】
カメラボディ200は、撮像素子210と、ボディCPU220と、焦点調節部230と、ROM240と、表示装置250とを備える。撮像素子210は、例えばCCDやCMOS等の撮像素子である。撮像素子210は、結像光学系110を通過した被写体光を受光して、撮像信号や焦点検出信号を出力する。ボディCPU220は、不図示のマイクロプロセッサおよびその周辺回路から構成される。ボディCPU220は、不揮発性の記憶媒体であるROM240に予め記憶されている制御プログラムを読み込んで実行することにより、カメラボディ200の各部の制御と、交換レンズ100とのデータ通信を行う。焦点調節部230は、不図示のアクチュエータを備え、ボディCPU220の制御に基づいてフォーカシングレンズ112を光軸方向に駆動することにより、結像光学系110の焦点調節を行う。表示装置250は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置であり、ライブビュー画像や種々の設定画面等を表示する。
(【0011】以降は省略されています)
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