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公開番号
2025015577
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024196721,2023174022
出願日
2024-11-11,2012-07-06
発明の名称
乗り物用シート
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
弁理士法人はなぶさ特許商標事務所
主分類
F16F
15/02 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】制振特性の調整や変更のための重錘及び弾性部材の交換を可能し、またダンパケースのシートへの取り付け性も良好な乗り物用シート装置を提供する。
【解決手段】ダイナミックダンパDを、互いに分離可能に結合されて相互間にダンパ室17Cを画成する第1及び第2ケース半体17A、17Bよりなるダンパケース17と、ダンパ室17Cに収容される重錘15と、この重錘15の振動を許容するように重錘15とダンパ室17Cの内面と間に介装される弾性部材16とで構成し、ダンパケース17には、シートSのフレーム12に左右の2か所で取り付けられる取り付け部24A、24Bが形成され、フレーム12は、ダンパケース17の上面と、その上面と対向するシートSの内面との間の部分を避けて配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
クッション部材を有して乗り物に設置されるシートのフレームに、ダイナミックダンパを付設してなる、乗り物用シート装置において、
前記ダイナミックダンパを、互いに分離可能に結合された第1及び第2ケース半体よりなるダンパケースと、前記ダンパケース内に収容される重錘と、前記クッション部材とは別部材で形成されて、前記重錘の振動を許容するように該重錘と前記ダンパケースとの間に介装される弾性部材とで構成し、
前記ダンパケースに、前記フレームに取り付けられる複数の取り付け部を形成し、
前記シートの正面視で、前記取り付け部の一部は前記ダンパケースの左右の2か所で前記フレームと係合すると共に、それら左右2か所の取り付け部の間には、それらの取り付け部とは別の取り付け部が設けられることを特徴とする、乗り物用シート装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗り物に設置されるシートのフレームにダイナミックダンパを付設してなる、乗り物用シート装置の改良に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
かゝる乗り物用シート装置において、ダイナミックダンパを、ハウジングと、このハウジング内に振動可能に収容される重錘と、この重錘及びハウジング間に介装される弾性部材とで構成したものが、下記特許文献1に開示されるように知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-242986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示される乗り物用シート装置におけるダイナミックダンパでは、ハウジングは、重錘及び弾性部材の収容後、全体が分解不能に一体化されるので、ダイナミックダンパが一旦組み立てられると、制振特性を調整あるいは変更する必要がある場合でも、重錘及び弾性部材を特性の異なるものと交換することができず、新規にダイナミックダンパを製作しなければならず、不経済である。しかも上記ハウジングには、シートへの取り付け部が設けられていないので、シートへの取り付けに際しては、バンド等の特別な取り付け器具を使用しなければならず、その取り付け作業も面倒となる。
【0005】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、制振特性の調整あるいは変更のための重錘及び弾性部材の交換を可能にし、またダンパケース(ハウジング)のシートへの取り付け性も良好な前記乗り物用シート装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、クッション部材を有して乗り物に設置されるシートのフレームに、ダイナミックダンパを付設してなる、乗り物用シート装置において、前記ダイナミックダンパを、互いに分離可能に結合された第1及び第2ケース半体よりなるダンパケースと、前記ダンパケース内に収容される重錘と、前記クッション部材とは別部材で形成されて、前記重錘の振動を許容するように該重錘と前記ダンパケースとの間に介装される弾性部材とで構成し、前記ダンパケースに、前記フレームに取り付けられる複数の取り付け部を形成し、前記シートの正面視で、前記取り付け部の一部は前記ダンパケースの左右の2か所で前記フレームと係合すると共に、それら左右2か所の取り付け部の間には、それらとは別の取り付け部が設けられることを第1の特徴とする。
【0007】
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記フレームのうち、前記左右2か所の取り付け部が係合する部分は前記シートの上下方向に伸張する部分であり、前記左右2か所の取り付け部の間に設けられた取り付け部が係合する部分は前記シートの左右方向に伸張する部分であることを第2の特徴とする。
【0008】
さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記フレームはヘッドレストフレームであって、前記シートの上下方向に伸張する左右一対の主骨部材を有しており、前記左右2か所の取り付け部は前記主骨部材に係合しており、前記シートの上下方向で前記重錘と前記主骨部材とは重なる位置にあることを第3の特徴とする。
【0009】
さらにまた本発明は、第3の特徴に加えて、前記左右2か所の取り付け部は、前記シートの上下方向で前記重錘及び前記主骨部材と重なる位置にあることを第4の特徴とする。
【0010】
さらにまた本発明は、第1~第4の特徴の何れかに加えて、前記フレームはヘッドレストフレームであって、前記シートの左右方向に伸張する骨部材を有しており、前記左右2か所の取り付け部の間に設けられた取り付け部は前記骨部材に係合しており、前記シートの左右方向で前記重錘と前記骨部材とは重なる位置にあることを第5の特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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