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公開番号
2025015484
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024114398
出願日
2024-07-18
発明の名称
液状、半液状または半固体状の食品を製造するための機械および関連する制御方法
出願人
エイエルアイ グループ ソチエタ ア レスポンサビリタ リミタータ カルピジャーニ
,
ALI GROUP S.r.l.CARPIGIANI
代理人
個人
,
個人
主分類
A23G
9/08 20060101AFI20250123BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】液状または半液状の食品を製造するための機械、および当該機械を制御するための方法を提供する。
【解決手段】ベース製品を処理するための処理容器2と、ベース製品を処理する処理容器の内部で製品を混合するように適合された撹拌機3と、ベース製品を処理する処理容器と熱交換するように構成された熱処理システム4と、熱処理システムおよび撹拌機に接続され、それらを駆動する制御ユニット5と、機械の動作パラメータを検出するように構成された少なくとも1つのセンサSと、第1の人工知能制御モジュールであって、少なくとも1つの入力と少なくとも1つの出力とを有する事前訓練された分類器を規定するように構成され、少なくとも1つの入力がセンサに接続される、第1の人工知能制御モジュールと、第1の制御モジュールの出力および少なくとも熱処理システムおよび/または撹拌機に接続された駆動モジュールと、を備える機械。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液状または半液状または半固体状の食品を製造するための機械(1)であって、
‐ ベース製品を処理するための処理容器(2)と、
‐ 前記ベース製品を処理する前記処理容器(2)の内部で製品を混合するように適合された撹拌機(3)と、
‐ 前記ベース製品を処理する前記処理容器(2)と熱交換するように構成された熱処理システム(4)と、
‐ 前記熱処理システム(4)および前記撹拌機(3)に接続され、それらを駆動する制御ユニット(5)と、
‐ 当該機械の動作パラメータを検出するように構成された少なくとも1つのセンサ(S)と、を備え、
前記制御ユニット(5)は、
‐ 第1の人工知能制御モジュール(6)であって、少なくとも1つの入力(I1、I2、I3、I4、I5、I6、I7)と少なくとも1つの出力(U11)とを有する事前訓練された分類器(CL)を規定するように構成され、前記少なくとも1つの入力(I1)が前記センサ(S)に接続される、第1の人工知能制御モジュール(6)と、
‐ 前記第1の制御モジュール(6)の前記出力(U11)および少なくとも前記熱処理システム(4)および/または前記撹拌機(3)に接続され、前記第1の制御モジュール(6)の前記少なくとも1つの出力(U11)の値の関数として、前記熱処理システム(4)および/または前記撹拌機(3)に関する少なくとも1つの動作パラメータを調節する駆動モジュール(7)と、を備える機械(1)。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1の制御モジュール(6)は複数の入力(I1、I2、I3、I4、I5、I6、I7)を備える、請求項1に記載の機械(1)。
【請求項3】
前記第1の制御モジュール(6)の前記少なくとも1つの出力(U11)は、前記ベース製品の混合物の分類を表す、請求項1または2に記載の機械(1)。
【請求項4】
前記第1の制御モジュール(6)は、処理の開始と終了との間に含まれる複数の時間間隔で分類を実行するように構成され、それにより、「早期分類」として知られているものを実行し、異なる時間間隔で反復改良することにより、前記分類の精度を徐々に向上させる、請求項1から3のいずれか一項に記載の機械(1)。
【請求項5】
前記第1の制御モジュール(6)は、複数の層(S1、S2、S3、S4、S5、S6)を備え且つ複数の入力(I1、I2、I3、I4、I5、I6、I7)を有するニューラルネットワーク(RN)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の機械(1)。
【請求項6】
前記少なくとも1つのセンサ(S)に接続され、前記少なくとも1つのセンサ(S)のデータに基づいて欠陥を処理および/または検出するように構成された第2の制御モジュール(8)をさらに備え、前記第2の制御モジュール(8)は、前記駆動モジュール(7)に接続された少なくとも第1の制御出力(U21)を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の機械(1)。
【請求項7】
前記駆動モジュール(7)は、前記第1の制御モジュール(6)の前記出力(U11)の値および前記第2の制御モジュール(8)の前記出力(U21)の値の関数として、前記熱処理システム(4)および/または前記撹拌機(3)に関する少なくとも1つの動作パラメータを調節するように構成される、請求項6に記載の機械(1)。
【請求項8】
前記第2の制御モジュール(8)は、前記第1の制御モジュール(6)に制御情報を送信するために、前記第1の制御モジュール(6)の前記入力(I1、I2、I3、I4、I5、I6、I7)のうちの1つの入力(I2)に接続された第2の制御出力(U22)をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項および請求項2に記載の機械(1)。
【請求項9】
前記駆動モジュール(7)は、処理サイクルの開始時に予め設定された時間長さにわたって前記第2の制御モジュール(8)の前記出力(U21)の値のみの関数として、前記熱処理システム(4)および/または前記撹拌機(3)に関する前記少なくとも1つの動作パラメータを調節し、その後、前記処理サイクルの開始時に予め設定された時間長さが経過したときに、前記第1のニューラルネットワーク制御モジュール(6)の前記少なくとも1つの出力(U11)および前記第2の制御モジュール(8)の前記出力(U21)の値の関数として、前記熱処理システム(4)および/または前記撹拌機(3)に関する前記少なくとも1つの動作パラメータを調節するように構成される、請求項1から8のいずれか一項および請求項6に記載の機械(1)。
【請求項10】
前記熱処理システム(4)は、熱交換流体を使用する回路であって、蒸発器(10)、圧縮機(11)、絞り要素(12)および凝縮器(13)を有する回路から構成される、請求項1から9のいずれか一項に記載の液状または半液状または半固体状の食品を製造するための機械(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液状または半液状の食品、特にアイスクリーム、ペストリーまたはケータリング業界の製品、を製造するための機械、および当該機械を制御するための方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
関係業界の先行技術で知られているのは、好ましくは少なくとも1つの液状または半液状の成分を有するベース製品を熱的および/または機械的に処理して、液状または半液状または半固体状タイプの最終製品を製造するための機械である。
【0003】
特にアイスクリーム業界に関して知られているのは、処理容器と、容器の内部に取り付けられた撹拌機と、容器の壁と熱交換するために容器に関連付けられた熱システムと、を備える機械である。
【0004】
この種の機械では、ベース製品はこのようにして容器の内部でバッチ冷凍される、すなわち、熱システムによって冷却され、同時に撹拌機によって撹拌され、ベース製品が最終のアイスクリーム製品に変換される。
【0005】
一般的に言って、伝統的な職人技のジェラートを製造するための機械では、バッチ冷凍プロセスは冷凍サイクルと機械的撹拌を併用することで達成される。ベース食品は、プロセスの種類および混合物それ自体の組成によって変化する温度でバッチ冷凍される(通常、-11<T(℃)<-6の範囲に含まれる)。プロセスのこの段階は、撹拌されている混合物の急速な冷却を特徴とし、これにより、溶質を分離することなく固体結晶相と気相をアイスクリームの構造に分散させることが可能である。
【0006】
知られているように、アイスクリームはふわふわのエマルションであり、非常に特異なコロイド構造を特徴とし、これがアイスクリームに独特の食感と官能特性を与える。
【0007】
より正確には、アイスクリームの変種であるジェラートは、液体分散相を特徴とする溶液であり、同時に、
エマルション(脂肪球を含む)であり、
コロイド(不均一な分散)であり、
泡(気泡を包含する)である。
【0008】
さらに、アイスクリームには物質の3つの状態(固体、液体、気体)がすべて同時に存在することが要求されることに留意すべきである。
【0009】
さらに、アイスクリームは非ニュートン流体であることが知られている。
【0010】
以上から、アイスクリームは非常に複雑な食品であり、さまざまな相互作用力によって結合された複数の成分から構成され、その最終製品の品質、安定性および特性に影響を与えるさまざまな物理的状態を示すことは明らかである。
(【0011】以降は省略されています)
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