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公開番号
2025015435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024091933
出願日
2024-06-06
発明の名称
疑似管継手及び配管方法
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
1/00 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】作業効率の高い配管方法及び当該配管方法を容易に実現するための疑似管継手を提供すること。
【解決手段】管継手は、一方の樹脂パイプが一端部に挿入接続されかつ他方の樹脂パイプが他端部に挿入接続される継手本体と、継手本体の一端部及び他端部にそれぞれ構築され、対応する樹脂パイプを保持するためのワンタッチ継手からなる抜け止め機構と、抜け止め機構を一端部及び他端部に対してそれぞれ取り付けるためのキャップとを備えている。疑似管継手71は、管継手の継手本体と外観が類似する継手本体相当部72と、継手本体相当部72の一端部及び他端部にそれぞれ設けられ、対応するキャップと外観が類似するキャップ相当部73とを備えている。キャップ相当部73は、それぞれ対応する樹脂パイプを抜差し可能であって、当該挿入状態にある一方の樹脂パイプと他方の樹脂パイプとの相対的な位置関係は、管継手に挿入接続された場合と同一となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管継手は、一方の樹脂パイプが一端部に挿入接続されかつ他方の樹脂パイプが他端部に挿入接続される継手本体と、前記継手本体の前記一端部及び前記他端部にそれぞれ構築され、対応する前記樹脂パイプを保持するためのワンタッチ継手からなる抜け止め機構と、前記抜け止め機構を前記一端部及び前記他端部に対してそれぞれ取り付けるためのキャップとを備えるものであり、
前記管継手の前記継手本体と外観が類似する継手本体相当部と、前記継手本体相当部の一端部及び他端部にそれぞれ設けられ、対応する前記キャップと外観が類似するキャップ相当部とを備え、前記キャップ相当部はそれぞれ対応する前記樹脂パイプを抜差し可能であって、当該挿入状態にある前記一方の樹脂パイプと前記他方の樹脂パイプとの相対的な位置関係は、前記管継手に挿入接続された場合と同一となる疑似管継手。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記樹脂パイプの外面に圧接して当該樹脂パイプを抜け止めする保持部を備え、前記保持部が前記樹脂パイプに対して圧接する位置は、前記管継手のシールリングが前記樹脂パイプの外面に対して圧接する位置よりも前記樹脂パイプの先端側である請求項1に記載の疑似管継手。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の疑似管継手と前記樹脂パイプとを用いて疑似配管を施工する工程と、前記疑似配管を解体する工程と、前記樹脂パイプの長さが不適正である場合に当該樹脂パイプの長さを適正とする工程と、適正な長さの前記樹脂パイプと前記管継手とを用いて実際の配管を施工する工程とを同順に備えた配管方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、疑似管継手及び当該疑似管継手を用いた配管方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、出ズミ及び入ズミを経由する、クランク状の給水給湯用配管が開示されている。このように複雑な給水給湯用配管は、管継手を多用することとなってパイプが細切れになるため、各管継手間に位置する各パイプをそれぞれ正確な長さに切断する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-157903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、各パイプについての必要長さの計算ミスや切断ミス、或いはパイプの変形等、様々な要因が積み重なって、実際にパイプを管継手の間へと施工した場合、長過ぎたり或いは逆に短過ぎたりして、再施工が必要となることが少なくなかった。特に、再施工ができない管継手を使用した場合、当該管継手を新しいものへと取り換える必要もあった。
【0005】
本発明の目的は、作業効率の高い配管方法及び当該配管方法を容易に実現するための疑似管継手を提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために請求項1の発明の疑似管継手では、当該疑似管継手が対応する管継手は、一方の樹脂パイプが一端部に挿入接続されかつ他方の樹脂パイプが他端部に挿入接続される継手本体と、前記継手本体の前記一端部及び前記他端部にそれぞれ構築され、対応する前記樹脂パイプを保持するためのワンタッチ継手からなる抜け止め機構と、前記抜け止め機構を前記一端部及び前記他端部に対してそれぞれ取り付けるためのキャップとを備えるものであり、前記疑似管継手は、前記管継手の前記継手本体と外観が類似する継手本体相当部と、前記継手本体相当部の一端部及び他端部にそれぞれ設けられ、対応する前記キャップと外観が類似するキャップ相当部とを備え、前記キャップ相当部はそれぞれ対応する前記樹脂パイプを抜差し可能であって、当該挿入状態にある前記一方の樹脂パイプと前記他方の樹脂パイプとの相対的な位置関係は、前記管継手に挿入接続された場合と同一となる。
【0007】
請求項2の発明は請求項1において、前記樹脂パイプの外面に圧接して当該樹脂パイプを抜け止めする保持部を備え、前記保持部が前記樹脂パイプに対して圧接する位置は、前記管継手のシールリングが前記樹脂パイプの外面に対して圧接する位置よりも前記樹脂パイプの先端側である。
【0008】
上記目的を達成するために請求項3の発明の配管方法は、請求項1又は請求項2に記載の疑似管継手と前記樹脂パイプとを用いて疑似配管を施工する工程と、前記疑似配管を解体する工程と、前記樹脂パイプの長さが不適正である場合に当該樹脂パイプの長さを適正とする工程と、適正な長さの前記樹脂パイプと前記管継手とを用いて実際の配管を施工する工程とを同順に備えている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
疑似管継手の正面図。
疑似管継手の背面図。
疑似管継手の平面図。
疑似管継手の底面図。
疑似管継手の左側面図。
疑似管継手の右側面図。
図5のA-A線断面図。
管端調整工具の正面図。
管端調整工具の背面図。
管端調整工具の平面図。
管端調整工具の底面図。
管端調整工具の左側面図。
管端調整工具の右側面図。
図11のB-B線断面図。
段差付近の給水給湯用配管を示す図であり管継手の一部を破断して示す図。
配管方法を説明する図であって、段差を乗り越えるための給水給湯用配管の施工に必要なパイプ、インコア、管継手及び疑似管継手を準備した状態を説明する図。
配管方法を説明する図であって、パイプ及び疑似管継手を用いて(インコアを用いずに)施工された疑似配管を示す図であり、(a)はパイプの長さが適正であった場合を示す図、(b)はパイプの長さが不適正であった場合の一例を示す図。
配管方法を説明する図であって、不適正な長さのパイプを管端調整工具によって短くする工程を説明する図。
配管方法を説明する図であって、パイプ、インコア及び管継手を用いて施工された実際の給水給湯用配管を示す図。
別例を示す図であって、疑似管継手の正面図。
別例を示す図であって、疑似管継手の背面図。
別例を示す図であって、疑似管継手の平面図。
別例を示す図であって、疑似管継手の底面図。
別例を示す図であって、疑似管継手の左側面図。
別例を示す図であって、疑似管継手の右側面図。
別例を示す図であって、図24のC-C線断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を、給水給湯用配管の施工において具体化した一実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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