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公開番号2025015384
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023201783
出願日2023-11-29
発明の名称空調システム、アダプタ
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 3/044 20060101AFI20250123BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】共通空間に空調機を設置する場合においても空調の効率の低下を抑制する技術を提供する。
【解決手段】空調システム1000は、空調機300とアダプタ400とを含む。空調機300は、居住スペースを構成する第1居室10aから第3居室10cに隣接した共通空間14の壁に設置される。空調機300は、空調吸込口310から共通空間14の空気を吸い込んで空調吹出口320から空調空気210を吹き出す。アダプタ400は、空調吹出口320と共通空間14の天井に設けられた天井開口122とを連通する。アダプタ400は、空調空気210の共通空間14への漏出を抑制する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
居住スペースを構成する居室に隣接した共通空間の壁に設置され、空調吸込口から前記共通空間の空気を吸い込んで空調吹出口から空調空気を吹き出す空調機と、
前記空調吹出口と前記共通空間の天井に設けられた天井開口とを連通し、前記空調空気の前記共通空間への漏出を抑制するアダプタと、
を備える空調システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記天井開口に連通して前記空調空気を前記居室に搬送する搬送ファンをさらに備える請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記アダプタは、
少なくとも一部が前記空調機の鉛直下方にて前記空調吹出口を覆って配置される漏出防止底面と、
前記漏出防止底面に対向する漏出防止天面と、
前記漏出防止底面と前記漏出防止天面とに接続する2つの漏出防止側面と、
前記漏出防止底面と前記漏出防止天面と2つの前記漏出防止側面とに囲まれて前記共通空間から空間的に独立する送風空間と、
を備える請求項1に記載の空調システム。
【請求項4】
前記漏出防止天面は、上流側の端部が前記空調吹出口の上方にて前記空調機に当接する、請求項3に記載の空調システム。
【請求項5】
前記アダプタは、
当該アダプタの下流側の端部を前記天井に固定するための下流端固定部をさらに備える、請求項1に記載の空調システム。
【請求項6】
前記アダプタは、
当該アダプタの上流側の端部を前記壁または前記空調機の少なくとも一方に固定するための上流端固定部をさらに備える、請求項5に記載の空調システム。
【請求項7】
前記アダプタは、
前記空調吸込口を前記共通空間に露出させた状態で前記固定される請求項5または6に記載の空調システム。
【請求項8】
前記漏出防止天面は、
前記共通空間の空気を前記送風空間へ流入させるための流入開口を備える請求項3に記載の空調システム。
【請求項9】
前記漏出防止天面は、
前記流入開口の大きさを調整する流入開口調整部をさらに備える請求項8に記載の空調システム。
【請求項10】
前記空調吸込口は、
前記空調機の上端に設けられ、
前記流入開口は、
前記漏出防止天面の上流側の端部かつ前記空調吸込口よりも下方に位置する、請求項8に記載の空調システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空調技術に関し、特に複数の居室の空調を制御する空調システム、アダプタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
住宅における各居室が面した共通空間、例えば廊下に空調機が設置される。空調機は共通空間に対して冷房、暖房を実行し、共通空間が快適な温度環境になるように空調を実行する。さらに、共通空間にサーキュレーター等を設置して気流を攪拌し、より温度が均一になるようにすると、結果的に各居室の空調もムラが少なくなり温度環境が安定する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-148382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
共通空間を空調室として使用するとともに汎用の空調機を使用すると、専用の空調室に専用の空調機を設置する場合と比較して、有効面積の減少とコストの増加とが抑制される。しかしながら、汎用の空調機を使用する場合、斜め下向きの吹出し空気を各居室に供給することが困難である。また、共通空間を空調室として使用する場合、共通空間と各居室との温度差が大きくなり、快適性が低下する。
【0005】
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、共通空間に空調機を設置する場合においても空調の効率の低下を抑制する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の空調システムは、居住スペースを構成する居室に隣接した共通空間の壁に設置され、空調吸込口から共通空間の空気を吸い込んで空調吹出口から空調空気を吹き出す空調機と、空調吹出口と共通空間の天井に設けられた天井開口とを連通し、空調空気の共通空間への漏出を抑制するアダプタと、を備える。
【0007】
本開示の別の態様は、アダプタである。このアダプタは、居住スペースを構成する居室に隣接した共通空間の壁に設置され空調吸込口から共通空間の空気を吸い込んで空調吹出口から空調空気を吹き出す空調機の空調吹出口と、共通空間の天井に設けられた天井開口とを連通する。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、共通空間に空調機を設置する場合においても空調の効率の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施例に係る空調システムが設置された住宅の構成を示す上面図である。
図2は、図1の空調システムが設置された住宅の構成を示す断面図である。
図3は、図2の空調機とアダプタの構成を示す図である。
図4(a)-(d)は、図2の空調機、搬送ファン、分岐チャンバーの構成を示す図である。
図5(a)-(b)は、図1の空調システムにおけるコントローラの第1構成を示す図である。
図6(a)-(b)は、図1の空調システムにおけるコントローラの第2構成を示す図である。
図7(a)-(b)は、図1の空調システムにおけるコントローラの第3構成を示す図である。
図8(a)-(b)は、図1の空調システムにおけるコントローラの第4構成を示す図である。
図9は、分岐チャンバーと空調機との位置関係を示す側面図である。
図10は、熱交ダクトと空調機との位置関係を示す側面図である。
図11は、空調機、分岐チャンバーを収納スペースに設置する場合の構成を示す概略図である。
図12は、床下を使って空調空気を搬送する場合の構成を示す概要図である。
図13は、床下を使って空調空気を搬送する場合の別の構成を示す概要図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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