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公開番号2025015304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118630
出願日2023-07-20
発明の名称物干し器およびピンチ
出願人ニシダ株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 57/00 20060101AFI20250123BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】
雨滴が洗濯物を濡らしにくい、物干し器を提供する。
【解決手段】
フックと、前記フックに接続された一対のフレームと、前記一対のフレームに吊り下げられた複数のピンチと、前記一対のフレームを前記フックと反対側に回転させ、互いに折りたたみ可能に接続している接続部と、を備え、前記一対のフレームは、平面視して略矩形状であり、前記一対のフレームは、前記平面に対して垂直に断面視して、第1部分と、前記第1部分と向かい合う第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続する第3部分と、を有する物干し器。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
フックと、
前記フックに接続された一対のフレームと、
前記一対のフレームに吊り下げられた複数のピンチと、
前記一対のフレームを前記フックと反対側に回転させることで折りたたみ可能に前記一対のフレームを互いに接続している接続部と、を備え、
前記一対のフレームは、平面視して略矩形状であり、
前記一対のフレームは、前記平面に対して垂直に断面視して、第1部分と、前記第1部分と向かい合う第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続する第3部分と、を有することを特徴とする、物干し器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記一対のフレームは、吊り下げ手段によって前記フックに接続されており、
前記吊り下げ手段の一端が、前記第3部分に固定されている、
請求項1に記載の物干し器。
【請求項3】
前記一対のフレームは、断面視して、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分とで形成されるコの字形状であり、それぞれのコ字形状が互いに向かい合う形で開口している、
請求項1に記載の物干し器。
【請求項4】
前記一対のフレームは、それぞれ補強部を有しており、
前記補強部は、前記一対のフレームの向かい合う辺に一端と他端が接続されており、
前記補強部は、断面視して、第1部分と、前記第1部分に向かい合う第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続している第3部分とで形成されるコの字形状であり、それぞれのコ字形状が互いに向かい合う形で開口している、
請求項1から3のいずれかに記載の物干し器。
【請求項5】
前記ピンチは、第1方向を中心に回転可能に組み付けられる一対のベース部と、
前記第1方向中心の回転に伴い近接または離間することが可能に構成され、洗濯物を保持する保持面を有する一対の挟持部と、
前記一対の挟持部を近接させるように付勢する付勢部と、を有しており、
前記保持面は、中央部分で互いに接触した際に周辺部分が互いに離間している、
請求項1に記載の物干し器。
【請求項6】
前記保持面の表面粗さは、前記ベース部の表面粗さよりも大きい、
請求項5に記載の物干し器。
【請求項7】
前記保持面の中央部分より、周辺部分の方が表面粗さが大きい、
請求項5または6に記載の物干し器。
【請求項8】
前記ピンチは、第1方向を中心に回転可能に組み付けられる一対のベース部を有しており、
前記一対のベース部は、回転に伴い近接または離間することが可能に構成された挟持部をそれぞれ有しており、
前記一対の挟持部は、回転中心に近い位置で互いに接触し、接触部分から離れるほど前記一対の挟持部間の距離が大きくなる、
請求項1に記載の物干し器。
【請求項9】
前記挟持部の表面粗さは、前記ベース部の表面粗さと略同等である、
請求項8に記載の物干し器。
【請求項10】
前記挟持部は、洗濯物を保持する保持面を有しており、
前記保持面は、前記第1方向から平面視して、回転中心に近い一端と前記回転中心から遠い他端を有しており、
前記一端は、前記他端よりも曲率半径が大きい、
請求項8または9に記載の物干し器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗濯物を干すための物干し器およびピンチに関するものであり、特に下向きに折りたたむことができる物干し器に係るものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【0002】
本開示における「下向き」に折りたたむとは、物干し器が有するフックとは反対方向に一対のフレームが回転することで折りたたむことをいう。また、本開示における「ピンチ」とは、物干し器に取り付けられた洗濯ばさみ状の挟持具をいう。また、本開示における「表面粗さ」とは十点平均粗さにより求められるものをいう。
【背景技術】
【0003】
物干し器としては、例えば特開平10-290895号公報に示すものが知られている。この物干し器は、物干し竿、物干しロープ等の支持手段に係止するフックを備えたフレームに多数のピンチを吊り下げてなるものであり、従来より使用されている。なお、このフレームは、一対のフレーム構成部を中央の軸部を介して折り畳み自在に連結してなるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-290895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の物干し器においては、雨が降った際に雨滴がフレームを伝ってピンチに流れ、洗濯物を濡らしてしまう可能性がある。
本開示は、以上の課題を解決しようとしてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は下記の物干し器およびピンチを提供する。
【0007】
フックと、
前記フックに接続された一対のフレームと、
前記一対のフレームに吊り下げられた複数のピンチと、
前記一対のフレームを前記フックと反対側に回転させることで折りたたみ可能に前記一対のフレームを互いに接続している接続部と、を備え、
前記一対のフレームは、平面視して略矩形状であり、
前記一対のフレームは、前記平面に対して垂直に断面視して、第1部分と、前記第1部分と向かい合う第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続する第3部分と、を有することを特徴とする物干し器。
【0008】
前記一対のフレームは、吊り下げ手段によって前記フックに接続されており、
前記吊り下げ手段の一端が、前記第3部分に固定されている、物干し器。
【0009】
前記一対のフレームは、断面視して、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分とで形成されるコの字形状であり、それぞれのコ字形状が互いに向かい合う形で開口している、物干し器。
【0010】
前記一対のフレームは、それぞれ補強部を有しており、
前記補強部は、前記一対のフレームの向かい合う辺に一端と他端が接続されており、
前記補強部は、断面視して、第1部分と、前記第1部分に向かい合う第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続している第3部分とで形成されるコの字形状であり、それぞれのコ字形状が互いに向かい合う形で開口している、物干し器。
(【0011】以降は省略されています)

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