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公開番号2025067088
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176787
出願日2023-10-12
発明の名称洗濯機
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類D06F 33/54 20200101AFI20250417BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】循環ポンプを搭載しない洗濯機において洗濯処理剤の溶解を促進可能な洗濯機を提供する。
【解決手段】洗濯機は、外槽と、外槽内に回転可能に設けられて衣類を収容可能な回転槽と、回転槽を回転させる回転槽モータと、外槽に外部の給水源から水を供給する給水経路と、給水経路を開閉する給水弁と、回転槽モータの駆動と給水弁の開閉を制御して洗濯運転を実行する制御装置と、を備える。洗濯運転は、給水弁を開放して予め定められた水量であるメイン給水量を外槽に給水するメイン給水期間を有している。制御装置は、メイン給水期間開始後の所定の時点から、メイン給水期間の終了まで、回転槽モータを駆動する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
外槽と、
前記外槽内に回転可能に設けられて衣類を収容可能な回転槽と、
前記回転槽を回転させる回転槽モータと、
前記外槽に外部の給水源から水を供給する給水経路と、
前記給水経路を開閉する給水弁と、
前記回転槽モータの駆動と前記給水弁の開閉を制御して洗濯運転を実行する制御装置と、を備え、
前記洗濯運転は、前記給水弁を開放して予め定められた水量であるメイン給水量を前記外槽に給水するメイン給水期間を有しており、
前記制御装置は、前記メイン給水期間開始後の所定の時点から、前記メイン給水期間の終了まで、前記回転槽モータを駆動する、
洗濯機。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記外槽内の水位が前記回転槽の内底面よりも高い所定の位置である初期目標水位以上であるか否かを判定する判定処理を実行し、
前記制御装置は、前記判定処理の結果、前記水位が前記初期目標水位以上である場合、前記回転槽モータの駆動を開始する、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記外槽内の水位を検知する水位検知部を備え、
前記判定処理は、前記水位検知部によって検知した水位の単位時間当たりの変化量が所定の変化量以下となった場合に、前記水位が前記初期目標水位以上であると判定する、
請求項2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記回転槽に投入された衣類の重量を検知する重量検知部を更に備え、
前記制御装置は、前記給水弁を開放する前に前記重量検知部により前記衣類の重量を検知し、検知された重量に基づいて前記給水期間に給水する量であるメイン給水量を設定する、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記制御装置は、前記給水期間経過後の期間である補給水期間において、前記回転槽モータの駆動を停止した状態で前記給水弁を開放する補給水動作を実行する、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項6】
前記制御装置は、前記補給水動作の実行後、前記水位検知部によって前記外槽内の水位を検知し、前記水位が所定の上限水位未満であれば、更に補給水動作を実行する、
請求項5に記載の洗濯機。
【請求項7】
前記制御装置は、前記重量検知部の検知結果に応じて前記補給水動作の回数を変更する、
請求項6に記載の洗濯機。
【請求項8】
前記メイン給水量と、前記補給水動作によって給水する水量との合算である上限水量が予め定められており、
前記メイン給水量は、前記上限水量の60%以上に設定される、
請求項5又は6に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、循環ポンプを搭載したドラム式洗濯機がある。そのような洗濯機においては、洗濯運転において、循環ポンプで水槽内の洗濯水が汲み上げられ衣類に掛けられ、これにより洗剤が溶解した洗濯水が衣類にまんべんなく浸透するため、縦型洗濯機と比較して少量の水で洗濯運転が可能であることが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、特許文献1には、貯水が可能な水槽と、通水が可能な孔を有して前記水槽内に回転可能に配設された回転槽と、前記水槽が有する水取出し口と水戻し口を該水槽外部で連通する循環水路と、この循環水路の途中部に設けられた循環ポンプと、前記循環水路と前記循環ポンプとを含んで構成され、水槽内の水を、前記循環ポンプのポンプ作用により前記循環水路を通して吸入して前記水戻し口から前記水槽内へ吐出させて循環させる循環装置とを備えたドラム式洗濯機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-055999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
循環ポンプを搭載したドラム式洗濯機においては、洗濯工程開始後の給水時には、外部からの給水と循環ポンプによる洗濯水の循環によって、洗剤などの洗濯処理剤の溶解を促進することができる。
【0006】
一方、ドラム式洗濯機は、乾燥機能を備えていることもあり、縦型洗濯機よりも一般に高価である。ドラム式洗濯機の製造コストを抑制するために、例えば循環ポンプを搭載しないことも考えられるが、その場合、洗濯処理剤の溶解に工夫が必要となる。
【0007】
そこで、本発明の本実施形態は、循環ポンプを搭載しない洗濯機において洗濯処理剤の溶解を促進可能な洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の洗濯機は、外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられて衣類を収容可能な回転槽と、前記回転槽を回転させる回転槽モータと、前記外槽に外部の給水源から水を供給する給水経路と、前記給水経路を開閉する給水弁と、前記回転槽モータの駆動と前記給水弁の開閉を制御して洗濯運転を実行する制御装置と、を備える。前記洗濯運転は、前記給水弁を開放して予め定められた水量であるメイン給水量を前記外槽に給水するメイン給水期間を有している。前記制御装置は、前記メイン給水期間開始後の所定の時点から、前記メイン給水期間の終了まで、前記回転槽モータを駆動する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態による洗濯機の一例について概略構成を示す縦断側面図
第1実施形態による洗濯機の一例について概略構成を示す縦断背面図
第1実施形態による洗濯機の電気的構成を概略的に示すブロック図
第1実施形態による洗濯機の給水行程の概要を示すタイミングチャート
第1実施形態による洗濯機の衣類の重量に応じて設定されるメイン給水量と上限水量のチャートの一例
第1実施形態による洗濯機の給水行程における外槽内の水位を概略的に示す図であって、水位が初期目標水位である場合を示す図
第1実施形態による洗濯機の衣類の重量に応じて設定される補給水動作の回数の上限のチャートの一例
第1実施形態による洗濯機の重量検知行程及び給水行程における各処理及び動作を示すフローチャートの一例
第1実施形態による洗濯機の補給水処理のフローチャートの一例
第2実施形態による洗濯機の給水行程の概要を示すタイミングチャート
第2実施形態による洗濯機の重量検知行程及び給水行程における各処理及び動作を示すフローチャートの一例
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、複数の実施形態による衣類処理装置について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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