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公開番号2025095087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023210891
出願日2023-12-14
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D06B 1/02 20060101AFI20250619BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】カールや折れ等の変形が生じているメディアであっても、搬送ベルトに適切に貼り付けることが可能な記録装置を提供する。
【解決手段】プリンター10は、粘着性を有するグルーベルト22に貼り付けられたメディアMを搬送方向に搬送する搬送部20と、搬送部20によって搬送されるメディアMに記録を行う記録部30と、搬送方向において記録部30の上流側に配置され、搬送されるメディアMをグルーベルト22に押し付ける押圧ローラー61と、搬送方向において押圧ローラー61の上流側の位置に向けて空気を吹き付ける吹付部82と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
粘着性を有する搬送ベルトに貼り付けられたメディアを搬送方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送される前記メディアに記録を行う記録部と、
前記搬送方向において前記記録部の上流側に配置され、搬送される前記メディアを前記搬送ベルトに押し付ける押付部と、
前記搬送方向において前記押付部の上流側の位置に向けて空気を吹き付ける第1吹付部と、を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記第1吹付部は、前記メディアの前記搬送方向と交差する幅方向における端部に向けて空気を吹き付けることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第1吹付部は、前記幅方向に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記第1吹付部は、空気を吹き付ける吹き付け方向を変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第1吹付部が空気を吹き付ける位置よりも、前記搬送方向の上流側の位置に向けて空気を吹き付ける第2吹付部を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第1吹付部が空気を吹き付ける位置よりも前記搬送方向における上流側の位置で、且つ前記メディアの表面と交差する厚み方向に前記メディアから離間した位置に配置され、前記厚み方向における前記メディアまでの距離を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1吹付部から吹き付けられる空気の風量を調整する制御部と、を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の記録装置。
【請求項7】
前記第1吹付部が空気を吹き付ける位置よりも前記搬送方向における上流側の位置で、且つ前記搬送方向と交差する幅方向に前記メディアから離間した位置に配置され、前記幅方向における前記メディアまでの距離を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1吹付部から吹き付けられる空気の風量を調整する制御部と、を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の記録装置。
【請求項8】
前記押付部は、前記搬送方向に沿って往復移動が可能であり、
前記第1吹付部は、前記押付部とともに前記搬送方向に沿って移動することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、粘着層を有する搬送ベルトに貼り付けられたメディアに対して画像を記録する記録装置が記載されている。この記録装置において、画像の記録を行う記録部の上流側には、押圧部が配置されており、メディアは、押圧部によって搬送ベルトの粘着層に貼り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-46296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の記録装置では、押圧部の上流側において、メディアに折れや皺等の変形がある場合に、メディアを搬送ベルトに適切に貼り付けできないという課題がある。特に、ニット生地等からなる長尺の布帛をメディアとする場合には、搬送方向と交差する方向の両端部において、メディアが丸まってしまう変形が生じ得る。このような変形は、カールとも呼ばれる。カールや折れ等の変形が生じた状態のメディアは、押圧部を通過した後に浮き上がり、記録部と干渉してしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
記録装置は、粘着性を有する搬送ベルトに貼り付けられたメディアを搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記メディアに記録を行う記録部と、前記搬送方向において前記記録部の上流側に配置され、搬送される前記メディアを前記搬送ベルトに押し付ける押付部と、前記搬送方向において前記押付部の上流側の位置に向けて空気を吹き付ける第1吹付部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係るプリンターの構成を示す断面模式図。
第1実施形態に係る送風部の周辺の構成を示す拡大側面図。
第1実施形態に係る送風部の周辺の構成を示す拡大平面図。
第1実施形態に係るプリンターの電気的構成を示すブロック図。
メディアに生じ得るカールの一態様を示す図。
メディアに生じ得るカールの一態様を示す図。
第2実施形態に係るプリンターの電気的構成を示すブロック図。
第2実施形態に係る送風部の周辺の構成を示す拡大側面図。
第3実施形態に係る送風部の周辺の構成を示す拡大平面図。
変形例に係る送風部の周辺の構成を示す拡大平面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
1.第1実施形態
以下、第1実施形態に係るプリンター10の概略構成について説明する。
本実施形態のプリンター10は、搬送される布帛等のメディアMにインクを吐出し、模様等の画像を記録するインクジェットプリンターである。プリンター10は、記録装置の一例であり、インクは、液体の一例である。
【0008】
図1は、第1実施形態に係るプリンター10の構成を示す断面模式図である。
図1では、各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各部材の尺度を実際とは異ならせて図示している。また、説明の便宜上、互いに交差する三軸として、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。本実施形態において、X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。
【0009】
X軸は、プリンター10の設置面1に対して平行な軸であり、プリンター10の幅方向、及びメディアMの幅方向に対応する。X軸に平行な+X方向は、メディアMの搬送方向を左方向としたときの、プリンター10の手前から奥に向かう方向である。図1の場合、+X方向は、図の奥に向かう方向である。X軸に平行な-X方向は、+X方向の反対の方向である。
【0010】
Y軸は、プリンター10の設置面1に対して平行な軸であり、プリンター10の奥行き方向、及びメディアMの長さ方向に対応する。Y軸に平行な+Y方向は、メディアMの搬送方向に対応する。図1の場合、+Y方向は、図の左に向かう方向である。Y軸に平行な-Y方向は、+Y方向の反対の方向である。なお、これ以降、メディアMの搬送方向における上流側、即ち-Y側のことを単に上流側とも呼び、メディアMの搬送方向における下流側、即ち+Y側のことを単に下流側とも呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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