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公開番号2025150852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051991
出願日2024-03-27
発明の名称加飾用表皮材
出願人株式会社槌屋
代理人個人,個人
主分類D06N 7/00 20060101AFI20251002BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】高級感を醸し出すことができる加飾用表皮材を提供する。
【解決手段】加飾用表皮材11は、共に合成樹脂製の無撚のマルチフィラメント糸からなる経糸12及び緯糸13で織ってなり、かつ可視光透過性を有した含浸樹脂16が含浸された織布14を備える。経糸12及び緯糸13には、可視光を反射する光輝材が含まれている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
共に合成樹脂製の無撚のマルチフィラメント糸からなる経糸及び緯糸で織ってなり、かつ可視光透過性を有した含浸樹脂が含浸された織布を備え、
前記経糸及び前記緯糸には、可視光を反射する光輝材が含まれていることを特徴とする加飾用表皮材。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記光輝材の大きさは、前記経糸及び前記緯糸のそれぞれを構成する単繊維の繊維径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の加飾用表皮材。
【請求項3】
前記織布は、可視光透過性を有した合成樹脂製のコーティング剤によってコーティングされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加飾用表皮材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば車両や建築物などに用いられる加飾用表皮材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、カーボンクロスは、見た目に高級感やスポーティー感があるため、加飾品として使用されることがある。このような加飾品としては、例えば、カーボンクロスをエポキシ樹脂やアクリル樹脂などで固めてパネル状にしたものが知られている。こうした加飾品は、カーボンクロスを構成する炭素繊維が折れやすいので、折り曲げることによって三次元曲面に追従させることが困難である。
【0003】
そこで、従来は、炭素繊維を用いずにカーボンクロスの模様が醸し出す風合いや質感による意匠を表現する化粧材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この化粧材は、黒色の樹脂シートにエンボス加工によって織物状凹凸模様を形成することによって製造される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-113894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述の化粧材は、繊維の1本1本の再現が困難であるため、繊維を用いずに織物状凹凸模様を表現している。このため、上述の化粧材は、カーボンクロスのような高級感を醸し出すことが困難であるという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記課題を解決するための加飾用表皮材の各態様を記載する。
[態様1]共に合成樹脂製の無撚のマルチフィラメント糸からなる経糸及び緯糸で織ってなり、かつ可視光透過性を有した含浸樹脂が含浸された織布を備え、前記経糸及び前記緯糸には、可視光を反射する光輝材が含まれていることを特徴とする加飾用表皮材。
【0007】
上記構成によれば、織布を構成する経糸及び緯糸に可視光を反射する光輝材が含まれているため、織布に光沢性が付与される。このため、織布が外形を形成する含浸樹脂で覆われていても、含浸樹脂越しに織布の織り目が織布に付与された光沢性によって見え易くなる。したがって、高級感を醸し出すことができる。
【0008】
[態様2]前記光輝材の大きさは、前記経糸及び前記緯糸のそれぞれを構成する単繊維の繊維径よりも小さいことを特徴とする[態様1]に記載の加飾用表皮材。
上記構成によれば、光輝材を経糸及び緯糸のそれぞれを構成する単繊維の内部に収めることができる。
【0009】
[態様3]前記織布は、可視光透過性を有した合成樹脂製のコーティング剤によってコーティングされていることを特徴とする[態様1]または[態様2]に記載の加飾用表皮材。
【0010】
上記構成によれば、コーティング剤によって経糸及び緯糸を拘束することができるので、織布の耐目ずれ性を向上することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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