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公開番号
2025119734
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014692
出願日
2024-02-02
発明の名称
シール材
出願人
槌屋ティスコ株式会社
,
株式会社槌屋
代理人
個人
主分類
E04B
1/684 20060101AFI20250807BHJP(建築物)
要約
【課題】被接触体との隙間を塞ぐとともに火炎及び煙の遮断機能を発揮することができるシール材を提供する。
【解決手段】被接触体に接触して隙間を塞ぎ気密性を向上させるためのシール材であって、基材と、基材の一面に基材の長さ方向に延在して立設された複数のパイル糸からなる毛羽体と、基材に一体に設けられ温度上昇で膨張を開始する熱膨張性黒鉛を含む樹脂よりなる耐火性樹脂組成物と、を備え、耐火性樹脂組成物は、基材の一面とは反対側の裏面を覆うように接着して設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被接触体に接触して隙間を塞ぎ気密性を向上させるためのシール材であって、
基材と、
前記基材の一面に前記基材の長さ方向に延在して立設された複数のパイル糸からなる毛羽体と、
前記基材に一体に設けられ温度上昇で膨張を開始する熱膨張性黒鉛を含む樹脂よりなる耐火性樹脂組成物と、を備えた、
ことを特徴とするシール材。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の前記一面とは反対側の裏面を覆うように接着して設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシール材。
【請求項3】
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の前記一面とは反対側の裏面側から前記基材を囲うように接着して設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシール材。
【請求項4】
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の全体を囲う形状に成形して設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシール材。
【請求項5】
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の前記一面の耳部分に接着して設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシール材。
【請求項6】
前記パイル糸は、難燃性の材料によって構成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシール材。
【請求項7】
前記毛羽体は、前記基材上にその長手方向が前記基材の長手方向に沿って延びるようにかつその短手方向が前記基材上からの立設方向となるように帯状のフィルム部材が立設されている、
ことを特徴とする請求項6に記載のシール材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シール材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
建物の梁と天井形成材との間に配されて、建物の気密性を向上させるための気密材であって、長手方向と、長手方向と直交する幅方向とを規定する面材状の基材を含み、基材は、長手方向にのびる第1縁部と、第1縁部とは反対側の第2縁部と、第1縁部と第2縁部との間の変形容易部とを含み、第1縁部側は、梁の下面に固着するための固着部が形成されており、変形容易部は、第2縁部が第1縁部へ向かう力を受けたときに、基材の幅方向の寸法を減少させるように変形する、気密材が知られている(特許文献1)。
【0003】
所定距離を隔てて平行に配置された一対の支持枠と、各支持枠に各支持枠の長手方向に沿って往復動可能に両側部が支持されたシャッタとを備えたシャッタ装置におけるシャッタの両側部と各支持枠との間に介装されるシャッタ装置用のシール材であって、各支持枠におけるシャッタの両側部との対向面にそれぞれ取着される基材と、基材上に立設された複数のパイル糸とを備え、各パイル糸のうち、一部のパイル糸の基材上からの高さを他のパイル糸の基材上からの高さよりも低くしたシャッタ装置用のシール材も知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-70928号公報
特開2012-188857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
被接触体との隙間を塞ぐとともに火炎及び煙の遮断機能を発揮することができるシール材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1記載のシール材は、
被接触体に接触して隙間を塞ぎ気密性を向上させるためのシール材であって、
基材と、
前記基材の一面に前記基材の長さ方向に延在して立設された複数のパイル糸からなる毛羽体と、
前記基材に一体に設けられ温度上昇で膨張を開始する熱膨張性黒鉛を含む樹脂よりなる耐火性樹脂組成物と、を備えた、
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のシール材において、
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の前記一面とは反対側の裏面を覆うように接着して設けられている、
ことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載のシール材において、
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の前記一面とは反対側の裏面側から前記基材を囲うように接着して設けられている、
ことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1に記載のシール材において、
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の全体を囲う形状に成形して設けられている、
ことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1に記載のシール材において、
前記耐火性樹脂組成物は、前記基材の前記一面の耳部分に接着して設けられている、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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