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公開番号
2025171621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024077141
出願日
2024-05-10
発明の名称
洗濯機
出願人
個人
代理人
主分類
D06F
33/32 20200101AFI20251113BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】外槽に貯水した水に内槽を浸漬するつけおき工程を含む、槽の洗浄の自動運転を選択した場合、夜間や早朝にモータが回転してしまうことがあり、使用者は時刻や時間を計算する必要があった。
【解決手段】時計を内蔵し、使用者が予めモータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段を備え、槽洗浄の自動運転において、つけおき終了後の槽本洗い開始時刻が上記時間帯に入る場合、使用者に警告する洗濯機を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
時計を内蔵し、
モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段を備えた洗濯機。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
時計を内蔵し、
モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段と、
つけおき洗い工程を含む槽洗浄の自動運転の手段と、
槽洗浄の自動運転が選択された際に、
洗濯槽やパルセーター、ドラムの回転が、
上記モータ回転不可の時間帯に行われる場合、使用者に警告する手段と、
備えた洗濯機。
【請求項3】
時計を内蔵し、
モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段と、
つけおき洗い工程を含む槽洗浄の自動運転手段と、
槽洗浄の自動運転が選択された際に、
洗濯槽やパルセーター、ドラムの回転が、
上記モータ回転不可の時間帯に行われる場合、使用者に警告する手段と、
その際、つけおきの時間を変更することのできる手段を備えた洗濯機。
【請求項4】
時計を内蔵し、
モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段と、
つけおき洗い工程を含む洗濯の自動運転の手段と、
つけおき洗い工程を含む洗濯の自動運転が選択された際に、
洗濯槽やパルセーター、ドラムの回転が、
上記モータ回転不可の時間帯に行われる場合、使用者に警告する手段と、
を備えた洗濯機。
【請求項5】
時計を内蔵し、
モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段と、
つけおき洗い工程を含む洗濯の自動運転の手段と、
つけおき洗い工程を含む洗濯の自動運転が選択された際に、
洗濯槽やパルセーター、ドラムの回転が、
上記モータ回転不可の時間帯に行われる場合、使用者に警告する手段と、
その際、つけおきの時間を短縮するか延長するかを選択することのできる手段を備えた洗濯機。
【請求項6】
時計を内蔵し、
洗濯若しくは乾燥までの自動運転完了の時刻を予約できる手段を備えた洗濯機。
【請求項7】
時計を内蔵し、
モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段と、
洗濯の自動運転の手段と、
洗濯若しくは乾燥までの完了の時刻を予約できる自動洗濯運転手段と、
自動運転の予約が選択された際に、
洗濯槽やパルセーター、ドラムの回転が、
上記モータ回転不可の時間帯に行われる場合、
使用者に警告を発する手段と、
を備えた洗濯機。
【請求項8】
時計を内蔵し、
モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段と、
洗濯の自動運転の手段と、
洗濯若しくは乾燥までの完了の時刻を予約できる自動洗濯運転手段と、
自動運転の予約が選択された際に、
洗濯槽やパルセーター、ドラムの回転が、
上記モータ回転不可の時間帯に行われる場合、
使用者に警告を発する手段と、警告時に洗濯完了時刻を変更することができる手段と、
を備えた洗濯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
洗濯機においては、洗濯運転を繰り返し実行すると、内槽や外槽の内側に汚れが付着し、これに黒かび等が発生することがわかっている。このような汚れが多くなると、汚れが洗いやすすぎ運転中に剥離して洗濯物に付着することがある。
【0003】
このため、従来から、洗濯機には槽洗浄の自動運転機能が採用されてきた。
槽洗浄の自動運転では、使用者が槽洗浄を選択する。給水が開始され、使用者は槽洗浄専用の洗剤を投入し蓋をする。給水が止まった後、数分間、洗濯槽やパルセーター、ドラムを回転させ、その後、8時間から12時間程度のつけおき工程に入る。このつけおき工程ではモータを止める制御プログラムになっている。つけおき工程終了後、槽の本洗いと数回のすすぎ工程に入る。槽洗浄の工程では10時間以上かかる自動運転となるものが多い。
例えば、
日立社製のNW-T73の使用マニュアルでは、
槽洗浄が11時間、槽乾燥は30分との記載があり、槽洗浄の11時間には、つけおき工程の600分が含まれている。また、1~2ヵ月に一度の槽洗浄がすすめられている。
ハイアール社製のAQW-P70Aの使用マニュアルでは、
槽洗浄が12時間との記載がある。槽洗浄の12時間には、つけおき工程の11時間が含まれている。また、故障の原因になるので、24時間以上、洗浄液を入れたまま放置しないよう留意せよとの記載がある。また、槽洗浄の場合は自動洗濯時の最高水位より4センチメートル高く給水される旨の記載がある。
【0004】
特開2016-13364に、時計を有し、夜間には静音モードになる洗濯機が開示されている。
特開2013-226241に、筐体と外槽と内槽によって構成された、縦型若しくはドラム式の、
槽を洗浄することのできる洗濯機若しくは洗濯乾燥機が開示されている。
実開昭64-1681に、槽の洗浄ができる全自動洗濯機が開示されている。
特開平7-299280に、一つの全自動コースの中に衣類ののり付けが出来るコースと衣類ののり付け終了後、洗濯槽を洗浄するコースを有する自動洗濯機が開示されている。
特開平10-99586に、回転ドラム式洗濯機の槽の自動洗浄と、その工程中に、回転ドラムを所定時間、回転させ、その後は浸け置き状態にする技術が開示されている。
特開平10-244090に、昼間と夜間で報知音の音出力を変化させることで、夜間等に使用した場合においても報知音を小さくすることで睡眠の妨げや近所迷惑が軽減できる使い勝手が良好な洗濯機が開示されている。
特開平2002-248295に、槽洗浄の場合は自動的に洗濯時の最高水位より高く給水し、かつ、その槽洗浄工程につけ置き工程が含まれる洗濯機が開示されている。
特開2003-284888に基本操作とは別の付加的操作のための操作パネルを備えた洗濯機が開示されている。
特開2004-81508に槽の自動洗浄のコースを備え、その操作のための操作パネルを備えた洗濯機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-226241
実開昭64-1681
特開平7-299280
特開平10-99586
特開平10-244090
特開平2002-248295
特開2003-284888
特開2004-81508
特開2016-13364
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に、筐体と外槽と内槽によって構成された、縦型若しくはドラム式の、
槽を洗浄できる洗濯機若しくは洗濯乾燥機が開示されている。
特許文献2に、槽を洗浄できる全自動洗濯機が開示されている。
特許文献3に、一つの全自動コースの中に衣類ののり付けが出来るコースと衣類ののり付け終了後、洗濯槽を洗浄するコースを有する自動洗濯機が開示されている。
特許文献4に、回転ドラム式洗濯機の槽の自動洗浄と、その工程中に、回転ドラムを所定時間の間回転させ、その後は浸け置き状態にすることができる技術が開示されている。
特許文献5に、昼間と夜間で報知音の音出力を変化させることで、夜間等に使用した場合においても報知音を小さくすることで睡眠の妨げや近所迷惑が軽減できる使い勝手が良好な洗濯機が開示されている。
特許文献6に、槽洗浄の場合は自動的に洗濯時の最高水位より高く給水し、かつ、つけ置き工程が含まれる洗濯機が開示されている。
特許文献7に、基本操作とは別の付加的操作のための操作パネルを備えた洗濯機が開示されている。
特許文献8に、槽の自動洗浄のコースを備え、その操作のための操作パネルを備えた洗濯機が開示されている。
特許文献9に、時計を有し、夜間には静音モードになる洗濯機が開示されている。
しかしながら、予め、モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる洗濯機はなかった。
【0007】
つけおき工程を含む槽の洗浄の場合は、
図7の通り、第一洗い工程の後、つけおき工程となり、その後、第二洗い工程に進む。
夜間や早朝に第二洗い工程が始まってしまうことがあり、
集合住宅等においては近所迷惑になることがあった。
そのため、使用者は使用マニュアルを熟読し、
事前に、モータが回転する時間を計算する必要があった。
本発明は上記問題を考慮してなされたものであり、
安心して、槽の洗浄ができる洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
洗濯機に時計を内蔵させ、
予めモータを作動させることのできない時間帯を設定する手段を備えることにより、
近所に迷惑をかけずに、槽の洗浄を実施させることを可能にする。
【0009】
本発明に係る洗濯機は、時計を内蔵し、洗濯機内部に洗濯水を溜める外槽と、前記外槽内に配設され衣類が収容される内槽と、前記外槽に給水する給水行程と、前記内槽を前記外槽に貯水した水に浸漬するつけ置き行程と、前記外槽内の水を排出する排水行程とを実行し前記外槽及び前記内槽を洗浄する槽洗浄手段と、モータを作動させることのできない時間帯を設定することのできる手段を備えるものである。
【発明の効果】
【0010】
時計を内蔵し、
予めモータを作動させることのできない時間帯を設定することができる洗濯機によって、
槽洗浄や、
つけおき工程を含む自動洗濯や、
洗濯予約において、
夜間や早朝にモータを作動させてしまうことがなくなり、
結果的に近所に迷惑をかける心配がなくなる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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