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公開番号
2025171962
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2025043066
出願日
2025-03-18
発明の名称
複合表皮材
出願人
セーレン株式会社
代理人
主分類
D06N
7/00 20060101AFI20251113BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】意匠性及び意匠の耐久性の良好な複合表皮材を提供する。
【解決手段】実施形態に係る複合表皮材1は、光沢を有するシート材2と、前記光沢を有するシート材2上に積層された表皮材3と、を備え、前記表皮材3は複数の開口部4を有する。前記貫通孔の孔径(L)と前記表皮材の厚さ(d)はL≧1.03×dの関係を満たし、且つ、視認角度が70°以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光沢を有するシート材と、前記光沢を有するシート材上に積層された表皮材とを備える複合表皮材であって、前記表皮材は複数の貫通孔を有し、前記貫通孔の孔径(L)と前記表皮材の厚さ(d)はL≧1.03×dの関係を満たし、且つ、視認角度が70°以上である、複合表皮材。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記表皮材の明度と、前記光沢を有するシート材の明度との差(絶対値)が1以上である、請求項1に記載の複合表皮材。
【請求項3】
前記表皮材の光沢度と、前記光沢を有するシート材の光沢度との差(絶対値)が0.5以上である、請求項1又は2に記載の複合表皮材。
【請求項4】
前記貫通孔の孔径が0.55~4mmである、請求項1又は2に記載の複合表皮材。
【請求項5】
前記貫通孔の開口率が2~20%である、請求項1又は2に記載の複合表皮材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複合表皮材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、表皮材に新規な意匠性を付与することが検討されている。例えば、特許文献1には、皮革や人工皮革等の皮部材に凹凸模様を設けると共に、該凹凸模様の形状に合わせて適宜透孔を設けた皮地が記載されている。該皮地の裏側に、皮部材の表面と色又は素材が異なったシート状体を配設することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実願昭62-165174号(実開平01-70856号)のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、透孔が凹凸模様の形状に合わせて設けられていること、及び皮地の裏側に反射部材を配設することで、装飾性と高級感を付与することができる。しかし、使用時の摩擦回数が多かったり、摩擦強度が高かったりした場合、反射部材の表面に傷がつき、光沢感が損なわれるため、意匠の耐久性に課題がある。
【0005】
本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、意匠性及び意匠の耐久性の良好な複合表皮材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下に示される実施形態を含む。
[1] 光沢を有するシート材と、前記光沢を有するシート材上に積層された表皮材とを備える複合表皮材であって、前記表皮材は複数の貫通孔を有し、前記貫通孔の孔径(L)と前記表皮材の厚さ(d)はL≧1.03×dの関係を満たし、且つ、視認角度が70°以上である、複合表皮材。
[2] 前記表皮材の明度と、前記光沢を有するシート材の明度との差(絶対値)が1以上である、[1]に記載の複合表皮材。
[3] 前記表皮材の光沢度と、前記光沢を有するシート材の光沢度との差(絶対値)が0.5以上である、[1]又は[2]に記載の複合表皮材。
[4] 前記貫通孔の孔径が0.55~4mmである、[1]~[3]のいずれかに記載の複合表皮材。
[5] 前記貫通孔の開口率が2~20%である、[1]~[4]のいずれかに記載の複合表皮材。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態によれば、意匠性及び意匠の耐久性の良好な複合表皮材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る複合表皮材の断面模式図である。
光沢を有するシート材の見え方を示す説明図である。
視認角度の求め方を示す説明図である。
実施例1~15、比較例1~3に用いた表皮材の貫通孔の配置図である。
実施例16に用いた表皮材の貫通孔の配置図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態に係る複合表皮材は、光沢を有するシート材と、該光沢を有するシート材上に積層された表皮材とを備える。表皮材は、複数の貫通孔を有する。複合表皮材において、貫通孔の孔径(L)と表皮材の厚さ(d)はL≧1.03×dの関係を満たし、且つ、視認角度は70°以上である。
【0010】
本実施形態によれば、このように光沢を有するシート材上に表皮材を積層したことにより、摩耗による光沢感の消失を抑制し、意匠の耐久性を向上することができる。また、貫通孔を通じてシート材の光沢感を視認することができるため、意匠性を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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