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公開番号2025164978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024068789
出願日2024-04-22
発明の名称ランドリーシステム
出願人株式会社wash-plus
代理人個人
主分類D06F 33/50 20200101AFI20251027BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】利用者の便宜を図ることができるランドリーシステムを提供する。
【解決手段】ランドリーシステム1は、洗濯機能と乾燥機能との少なくとも一方を有する複数のランドリー機器20を備えたランドリーシステムであって、洗濯機能と乾燥機能との少なくとも一方を有する複数のランドリー機器を備えたランドリーシステムであって、一般ユーザが利用する場合と、前記ランドリー機器20の管理又は所有者が利用する場合とで前記ランドリー機器に設けられた表示部の表示を変える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
洗濯機能と乾燥機能との少なくとも一方を有する複数のランドリー機器を備えたランドリーシステムであって、
一般ユーザが利用する場合と、前記ランドリー機器の管理又は所有者が利用する場合とで前記ランドリー機器に設けられた表示部の表示を変える
ことを特徴とするランドリーシステム。
続きを表示（約 710 文字）【請求項２】
前記ランドリー機器の管理又は所有者が利用する場合に使用料を無料とする
ことを特徴とする請求項１に記載のランドリーシステム。
【請求項３】
洗濯機能と乾燥機能との少なくとも一方を有する複数のランドリー機器と、
複数の利用者の携帯端末との間で通信を行い、その通信結果に応じて前記ランドリー機器を運転制御する制御装置とを備えたランドリーシステムであって、
前記制御装置は、前記ランドリー機器の管理又は所有者が利用可能な状態に設定された前記ランドリー機器に対して、一般ユーザによる操作を禁止することを特徴とするランドリーシステム。
【請求項４】
洗濯機能と乾燥機能との少なくとも一方を有する複数のランドリー機器と、
複数の利用者の携帯端末との間で通信を行い、その通信結果に応じて前記ランドリー機器を運転制御する制御装置とを備えたランドリーシステムであって、
前記ランドリー機器の少なくとも１つの表面には紐付部が設けられており、
前記制御装置は、
前記紐付部を用いて、前記利用者の携帯端末の一つと前記ランドリー機器の一つとを、紐付ける紐付手段と、
前記紐付手段による紐付けの後、前記携帯端末からの運転要求信号に基づき、当該携帯端末に紐付けられたランドリー機器に作動指令を出力する作動指令出力手段と、
備え、
前記紐付手段は、前記ランドリー機器の管理又は所有者が利用可能な状態に設定された前記ランドリー機器と、利用者が一般ユーザとなる携帯端末との紐付けを禁止することを特徴とするランドリーシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、携帯端末を利用するランドリーシステムに係り、詳しくは利用者の便宜を図る等を実現する技術に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
コイン決済式のセルフランドリー（いわゆる、コインランドリー）に来店したユーザは、金銭投入機に硬貨を投入した後、洗濯機や乾燥機に付設された各種の設定ボタンや起動ボタンを操作し、衣類の量や種類に応じた洗濯や乾燥を行わせる（特許文献１参照）。
ユーザは、洗濯機や乾燥機の運転終了を待つ間、外部の商店や飲食店に出向いて買い物や食事をすることがある（特許文献２参照）。
【０００３】
しかしながら、上述した従来のコインランドリーには、以下に列挙するように、改善すべき種々の問題があった。
【０００４】
ユーザは、コイン投入部の詰まり等によって洗濯機や乾燥機が作動しない場合、店内電話で設置者に返金等を要求するが、このようなクレーム対応には多大な労力と時間が費やされる。
【０００５】
洗濯機や乾燥機に比較的大量のコインがたまるため、窃盗等の被害にあう虞がある。
女性のユーザは、乾燥中の下着等を蓋のガラス窓から覗かれたり、盗まれたりする懸念があるため、乾燥機が運転している間は店外に出にくい。
【０００６】
店外にいるユーザは、洗濯や乾燥の終了を知ることができないため、放置される時間が長くなってランドリー機器の稼働率が低下する。
そこで、本発明者は、これらの問題を解決すべく、携帯端末に専用のアプリケーションソフトウェアを導入させることで、ユーザがランドリー機器の各種操作を携帯端末で行えるようにするとともに、洗濯や乾燥の終了時に携帯端末に通知するシステムを考えた。
【０００７】
しかしながら、このようなシステムにおいても、大規模なコインランドリーでは多数のランドリー機器を多数のユーザが同時並行的に扱うため、携帯端末への入力ミス等によって同一のランドリー機器を複数のユーザが操作しようとする等の虞があった。
【０００８】
このような問題に対応して、特許文献３には、ランドリー機器の少なくとも１つの表面に紐付部を設け、制御装置が、前記紐付部を用いて、利用者の携帯端末と前記ランドリー機器の一つとを紐付けた後、前記携帯端末からの運転要求信号に基づき、当該携帯端末に紐付けられたランドリー機器に作動指令を出力する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００９】
特開２００１－１２９３００号公報
特開２００６－２６２９４２号公報
特開２０２１－１６８８１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【００１０】
従来、温泉施設、銭湯、宿泊施設等の多くの施設には、一般ユーザ用のランドリー機器が設置または併設されている。このような施設では、従業員等の関係者が施設所有のタオル、バスローブ等の備品の洗濯を行う場合があった。この場合、ランドリー機器が従業員等の関係者により使用されていると、一般ユーザがランドリー機器を使用してよいものかどうか迷う場合が多々あった。
（【００１１】以降は省略されています）

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