特許ウォッチ

公開番号2025162833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-28
出願番号2024066283
出願日2024-04-16
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20251021BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】液剤タンクとフロートとの組み合わせの間違えを抑制する洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示に係る洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に供給される液剤を収容する液剤タンクと、を備え、液剤タンクは、回動軸と回動軸から延びるアームと有するフロートを有し、フロートは、回動軸を中心として液剤タンク内において液位の低下に応じて第1位置から第2位置に向かって回動し、フロートが第2位置に位置すると、所定の表示を行う表示部をさらに備え、液剤タンクとして、第1液剤タンクと、第1液剤タンクと形状が異なる第2液剤タンクと、を有し、フロートとして、第1液剤タンクに取り付けられる第1フロートと、第2液剤タンクに取り付けられる第2フロートと、を有し、第1液剤タンクおよび第2フロートの少なくとも一方は、第2フロートを第1液剤タンクに取り付けると、第2フロートが第1位置と第2位置との間の第3位置で停止するような干渉部材をさらに有する。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項１】
洗濯槽と、
前記洗濯槽に供給される液剤を収容する液剤タンクと、
を備え、
前記液剤タンクは、回動軸と前記回動軸から延びるアームとを有するフロートを有し、
前記フロートは、前記回動軸を中心として前記液剤タンク内において液位の低下に応じて第１位置から第２位置に向かって回動し、
前記フロートが前記第２位置に位置すると、所定の表示を行う表示部をさらに備え、
前記液剤タンクとして、第１液剤タンクと、前記第１液剤タンクと形状が異なる第２液剤タンクと、を有し、
前記フロートとして、前記第１液剤タンクに取り付けられる第１フロートと、前記第２液剤タンクに取り付けられる第２フロートと、を有し、
前記第１液剤タンクおよび前記第２フロートの少なくとも一方は、前記第２フロートを前記第１液剤タンクに取り付けると、前記第２フロートが前記第１位置と前記第２位置との間の第３位置で停止するような干渉部材をさらに有する、洗濯機。
続きを表示（約 980 文字）【請求項２】
前記第１液剤タンクは、前記干渉部材として、前記第１液剤タンクの側面から内側に突出した第１タンク突起を有する、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記第２フロートのアームは、前記干渉部材として、前記第２液剤タンクの側面に向かって突出するアーム突起を有し、
前記第２フロートが前記第１液剤タンクに取り付けられると、前記第１液剤タンクの前記第１タンク突起と、前記第２フロートの前記アーム突起とが当接する、請求項２に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記第２フロートが前記第１液剤タンクに取り付けられると、前記第１タンク突起と前記第２フロートの前記回動軸との間隔は、前記第１タンク突起と前記第１液剤タンクの底面との間隔よりも小さい、請求項２に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記第２液剤タンクは、前記第２液剤タンクの側面から内側に突出した第２タンク突起を有し、
前記第２フロートが前記第２液剤タンクに取り付けられた状態で、前記第２フロートが前記第２位置に位置すると、前記アーム突起は、前記第２タンク突起に対してずれている、請求項３に記載の洗濯機。
【請求項６】
前記フロートは、液剤に対して浮力を有する浮き部を有し、
前記アーム突起と前記第２フロートの前記回動軸との間隔は、前記アーム突起と前記浮き部との間隔よりも小さい、請求項３に記載の洗濯機。
【請求項７】
前記液剤タンクは、上部が開口したタンク本体と、前記タンク本体の上部を覆うタンク蓋とを有し、
前記フロートは、前記タンク蓋に取付可能であって、
前記第１液剤タンクの前記タンク蓋と、前記第２液剤タンクの前記タンク蓋との形状は共通である、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項８】
前記第１液剤タンクは、前記第２液剤タンクと異なる深さを有する、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項９】
前記第１液剤タンクは、前記第２液剤タンクよりも大きい深さを有する、請求項８に記載の洗濯機。
【請求項１０】
前記第１フロートは、前記第２フロートと異なる長さの前記アームを有する、請求項１に記載の洗濯機。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、洗濯槽と、複数の液剤タンクと、それぞれの液剤タンク内の液剤を洗濯槽内へ供給するポンプユニットとを有する洗濯機が開示されている。
【０００３】
特許文献１に記載された液剤タンクのそれぞれは、液剤を貯留する本体と、本体に収容され、液面に応じて変位するフロートとを有する。フロートは、マグネットを有する。マグネットは、液剤タンクの外部に位置するリニアホール素子によって検知可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第７３１６９１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１では、液剤タンクとフロートとの組み合わせを間違えてフロートを液剤タンクに取り付ける可能性がある。
【０００６】
本開示の目的は、上記課題を解決することにあり、液剤タンクとフロートとの組み合わせの間違えを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様の洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に供給される液剤を収容する液剤タンクと、を備え、液剤タンクは、回動軸と回動軸から延びるアームと有するフロートを有し、フロートは、回動軸を中心として液剤タンク内において液位の低下に応じて第１位置から第２位置に向かって回動し、フロートが第２位置に位置すると、所定の表示を行う表示部をさらに備え、液剤タンクとして、第１液剤タンクと、第１液剤タンクと形状が異なる第２液剤タンクと、を有し、フロートとして、第１液剤タンクに取り付けられる第１フロートと、第２液剤タンクに取り付けられる第２フロートと、を有し、第１液剤タンクおよび第２フロートの少なくとも一方は、第２フロートを第１液剤タンクに取り付けると、第２フロートが第１位置と第２位置との間の第３位置で停止するような干渉部材をさらに有する。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、液剤タンクとフロートとの組み合わせの間違えを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示に係る実施の形態１の洗濯機の斜視図
本開示に係る実施の形態１の洗濯機の模式図
液剤供給ユニットの斜視図
液剤供給ユニットの断面図
ケース、液剤タンク、および基板部材の分解図
ケース、液剤タンク、および基板部材の斜視図
ケース、第１液剤タンク、および基板部材の断面図
ケース、第２液剤タンク、および基板部材の断面図
ケース、第３液剤タンク、および基板部材の断面図
センサとフロートの位置関係を示す背面図
ケース、液剤タンク、および基板部材の背面図
図１１における基板部材の拡大図
組み合わせを間違えた際のフロートとタンク本体との模式図
第１タンク本体と第１フロートとの模式断面図
第２タンク本体と第２フロートとの模式断面図
第３タンク本体と第３フロートとの模式断面図
第１タンク本体と第２フロートとの模式断面図
第１タンク本体と第３フロートとの模式断面図
第２タンク本体と第３フロートとの模式断面図
第２タンク本体と第１フロートとの模式断面図
第３タンク本体と第２フロートとの模式断面図
第１タンク本体の斜視図
第３フロートの斜視図
変形例における第２タンク本体と第２フロートとの模式断面図
変形例における第２タンク本体と第２フロートとの上面図
変形例における第１タンク本体と第２フロートとの模式断面図
変形例における第１タンク本体と第２フロートとの上面図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（実施の形態１）
本開示の実施の形態１に係る洗濯機について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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