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公開番号2025097604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213872
出願日2023-12-19
発明の名称洗濯機
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類D06F 33/43 20200101AFI20250624BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】槽洗浄に関するユーザビリティを向上する。
【解決手段】洗濯機は、衣類を収容する洗濯槽と、各種情報を報知するための報知部と、洗濯槽に収容された衣類に対して所定の処理を行うための運転を制御するとともに、運転が実行された回数の累積値である運転回数が設定回数に達した場合に洗濯槽を洗浄する槽洗浄運転の実行を促す報知である槽洗浄報知を報知部によって行う制御部と、を備え、制御部は、槽洗浄報知を所定回数行った場合その後に運転が行われた際の槽洗浄報知を停止する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
衣類を収容する洗濯槽と、
各種情報を報知するための報知部と、
前記洗濯槽に収容された前記衣類に対して所定の処理を行うための運転を制御するとともに、前記運転が実行された回数の累積値である運転回数が設定回数に達した場合に前記洗濯槽を洗浄する槽洗浄運転の実行を促す報知である槽洗浄報知を前記報知部によって行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記槽洗浄報知を所定回数行った場合その後に前記運転が行われた際の前記槽洗浄報知を停止する、
洗濯機。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記槽洗浄報知を所定回数行った場合、前記運転回数を予め設定した運転回数初期値に変更するあるいは前記運転回数を減少させる、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記制御部は、前記設定回数が変更された場合、前記槽洗浄報知の累積値である報知回数を予め設定した報知回数初期値に変更するあるいは前記報知回数を減少させる、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記制御部は、前記運転の終了後に、前記槽洗浄報知を前記報知部によって行う、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記制御部は、前記運転の開始前に、前記槽洗浄報知を前記報知部によって行う、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項6】
前記制御部は、
前記運転が終了してから所定時間経過すると前記洗濯機の電源をオフする制御を実行可能であり、
前記槽洗浄報知を前記報知部によって行う場合、前記電源をオフするまでの前記所定時間を延長するあるいは前記電源をオフしない、
請求項1に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、洗濯槽内を洗浄する機能を有する洗濯機が知られている。従来構成の洗濯機は、運転回数や給水回数等をカウントするカウント手段によりカウントした運転回数が所定回数に達した時点で、これを報知手段により報知するよう構成し、報知手段の報知によって選択可能な槽洗いコースを有するものである。従来構成では、運転回数が所定回数に達した時点で、洗濯槽の外面部表面や外槽の内面部表面に生じるバイオフィルムや黒カビなどの異物による汚染状況を予測し、報知手段により報知することにより、異物による衣類の汚染が発生する前に洗濯槽内の異物除去の必要性を認識することができ、槽洗いコースを選択することで、洗濯槽内の異物を除去することができ、衣類の汚染を未然に防止することが図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-263392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来構成では、洗濯機が運転を行う度に運転回数や給水回数等がカウントされるが、運転には洗濯槽の汚れに影響が少ないものもある。このため、単にカウントした運転回数や給水回数等が所定回数に達した時点で、洗濯槽の洗浄を促す報知を行ったとしても、洗濯槽の汚れ度合いが考慮されているとはいえず、ユーザに対して正確に槽洗浄が必要であることを知らせることはできない。したがって、槽洗浄に関するユーザビリティの向上を図る点において改善の余地があった。
【0005】
そこで、槽洗浄に関するユーザビリティを向上することができる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る洗濯機は、衣類を収容する洗濯槽と、各種情報を報知するための報知部と、前記洗濯槽に収容された前記衣類に対して所定の処理を行うための運転を制御するとともに、前記運転が実行された回数の累積値である運転回数が設定回数に達した場合に前記洗濯槽を洗浄する槽洗浄運転の実行を促す報知である槽洗浄報知を前記報知部によって行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記槽洗浄報知を所定回数行った場合その後に前記運転が行われた際の前記槽洗浄報知を停止する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態による洗濯機の内部構成を概略的に示す断面図
第1実施形態による洗濯機の電気的構成の一例を示すブロック図
第1実施形態による洗濯機について、制御部によって実行される制御内容の一例を示すフローチャート
第1実施形態による洗濯機について、制御部によって実行される制御内容の他の例を示すフローチャート
第2実施形態による洗濯機について、制御部によって実行される制御内容の一例を示すフローチャート
第3実施形態による洗濯機について、制御部によって実行される制御内容の一例を示すフローチャート
第4実施形態による洗濯機について、制御部によって実行される制御内容の一例を示すフローチャート
第5実施形態による洗濯機について、制御部によって実行される制御内容の一例を示すフローチャート
第5実施形態による洗濯機について、制御部によって実行される制御内容の他の例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、複数の実施形態による洗濯機について、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0009】
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
図1に示す洗濯機1は、回転槽12の回転軸が鉛直方向を向いたいわゆる縦軸洗濯機である。なお、図1の左側を洗濯機1の前側とし、図1の右側を洗濯機1の後側とする。また、洗濯機1の設置面側つまり鉛直下側を洗濯機1の下側とし、設置面と反対側つまり鉛直上側を洗濯機1の上側とする。そして、洗濯機1の前後方向及び上下方向に対して直交する方向を左右方向とする。洗濯機1は、縦軸洗濯機に限らず、回転槽の回転軸が水平に向かう横軸型又は後方へ向かって下降傾斜した斜め軸型のいわゆるドラム式洗濯機であっても良い。
【0010】
洗濯機1は、図1に示すように、洗濯機本体10、水槽11、回転槽12、モータ13、撹拌翼14、排水機構15、操作表示装置16、給水機構20、及び乾燥ユニット30を備えている。洗濯機本体10は、洗濯機1の外郭を構成している。洗濯機本体10は、箱体101、トップカバー102、バックカバー103、及び蓋104を有している。箱体101は、例えば鋼板等によって略矩形の箱状に形成されており、上側が開口している。トップカバー102は、箱体101の上部に設けられている。図1に示すように、トップカバー102は、その内側に上部開口102aを有している。上部開口102aは、洗濯機1の内部と外部とを連通している。
(【0011】以降は省略されています)

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