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公開番号2025069854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179834
出願日2023-10-18
発明の名称ストレッチ織物
出願人日清紡テキスタイル株式会社
代理人
主分類D06M 11/61 20060101AFI20250423BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】
綿を含む非弾性の紡績糸から成る経糸と緯糸とを含む、経二重織のストレッチ織物において、良好なストレッチ性、風合い、形態安定性、抗スパッタリング性を有するストレッチ織物を提供する。
【解決手段】
綿を含む非弾性の紡績糸から成る経糸と緯糸とを含む、経二重織のストレッチ織物であり、前記ストレッチ織物が液体アンモニア処理および樹脂加工処理するとともに、緯糸方向の伸長率が15%以上、1時間後の伸長回復率が80%以上とする。前記経糸と前記緯糸は綿100%であることが好ましく、前記緯糸はS撚の単糸とS撚の単糸を、S撚単糸の撚数に対して、100~300%の撚数でZ撚に合撚した複合糸、または、Z撚の単糸とZ撚の単糸を、Z撚単糸の撚数に対して、100~300%の撚数でS撚に合撚した複合糸であることがより好ましい。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
綿を含む非弾性の紡績糸から成る経糸と緯糸とを含む、経二重織のストレッチ織物であり、前記ストレッチ織物が液体アンモニア処理および樹脂加工処理されており、緯糸方向の伸長率が15%以上、1時間後の伸長回復率が80%以上であることを特徴とするストレッチ織物。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記経糸と前記緯糸が綿100%から成ることを特徴とする請求項1に記載のストレッチ織物。
【請求項3】
前記緯糸はS撚の単糸とS撚の単糸を、S撚単糸の撚数に対して、100~300%の撚数でZ撚に合撚した複合糸、または、Z撚の単糸とZ撚の単糸を、Z撚単糸の撚数に対して、100~300%の撚数でS撚に合撚した複合糸であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストレッチ織物。
【請求項4】
前記経二重織が2/1左組織と1/2左組織からなる経二重織組織であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のストレッチ織物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、綿を含む非弾性の紡績糸から成る経糸と緯糸とを含む、経二重織のストレッチ織物であって、良好なストレッチ性、風合い、形態安定性、抗スパッタリング性を有するストレッチ織物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワーキングウェア等の衣料品にはストレッチ性を有するストレッチ織物が使用されている。
【0003】
特許文献1(特開2022-183505号公報)には、経糸に紡績糸、緯糸に複合仮撚糸を含む織物であって、前記複合仮撚糸が同方向に別々に仮撚したポリエステル仮撚糸Aとポリエステル仮撚糸Bを複合した糸形態からなり、かつ複合仮撚糸の交絡数が30ヶ/m以上、トルク撚数が40T/m以上、捲縮率が30%以上を満たすことを特徴とするストレッチ織物が記載されている。
【0004】
特許文献1のストレッチ織物はポリエステル繊維を使用するものであり、風合いの点で問題がある。
【0005】
特許文献2(特開2018-172812号公報)には、綿繊維を50質量%以上含む強撚糸からなる織物であって、前記強撚糸の撚係数は4~10であり、前記織物は弾性繊維を含まないものであり、前記織物の伸長率は、経方向、緯方向ともに10%以上であり、かつ前記織物の伸長回復率は、経方向、緯方向ともに70%以上の伸長回復率を有することを特徴とするストレッチ綿織物が記載されている。
【0006】
特許文献2のストレッチ綿織物は強撚糸を使用しており、やはり風合いが硬く着心地に問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-183505号公報
特開2018-172812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、綿を含む非弾性の紡績糸から成る経糸と緯糸とを含む、経二重織のストレッチ織物において、良好なストレッチ性、風合い、形態安定性、抗スパッタリング性を有するストレッチ織物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、鋭意検討の結果、綿を含む非弾性の紡績糸から成る経糸と緯糸とを含む、経二重織のストレッチ織物において、液体アンモニア処理および樹脂加工処理を施すとともに、緯糸方向の伸長率と、1時間後の伸長回復率を特定の値とすることにより良好なストレッチ性、風合い、形態安定性、抗スパッタリング性を有するストレッチ織物を得られることを知見し、本発明を完成した。
【0010】
本発明は、綿を含む非弾性の紡績糸から成る経糸と緯糸とを含む、経二重織のストレッチ織物であり、以下の技術を基礎とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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