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公開番号2025068347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178180
出願日2023-10-16
発明の名称ランドリ機器
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/52 20200101AFI20250421BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】布団を十分に乾燥させることが可能なランドリ機器を提供する。
【解決手段】本発明のランドリ機器は、外槽の内部において回転可能に収容されるドラムと、ドラムを制御する制御部を備え、制御部は、布団の乾燥を行う乾燥行程を実施する際に、ドラムを所定方向に回転させる所定方向回転動作と、ドラムを所定方向へ回転させる第1回転と所定方向と反対方向へ回転させる第2回転とを交互に繰り返すタンブリング動作とを行うように、ドラムを制御し、所定方向回転動作時のドラムの回転数は、ドラム内の布団に作用する遠心力が、ドラム内の布団に作用する重力以上となる回転数であり、タンブリング動作の第1回転時および第2回転時のドラムの回転数は、ドラム内の布団に作用する遠心力が、ドラム内の布団に作用する重力よりも小さくなる回転数である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
外槽の内部において回転可能に収容されるドラムと、
前記ドラムを制御する制御部を備え、
前記制御部は、布団の乾燥を行う乾燥行程を実施する際に、前記ドラムを所定方向に回転させる所定方向回転動作と、前記ドラムを前記所定方向へ回転させる第1回転と前記所定方向と反対方向へ回転させる第2回転とを交互に繰り返すタンブリング動作とを行うように、前記ドラムを制御し、
前記所定方向回転動作時の前記ドラムの回転数は、前記ドラム内の布団に作用する遠心力が、前記ドラム内の布団に作用する重力以上となる回転数であり、
前記タンブリング動作の前記第1回転時および前記第2回転時の前記ドラムの回転数は、前記ドラム内の布団に作用する遠心力が、前記ドラム内の布団に作用する重力よりも小さくなる回転数であることを特徴とするランドリ機器。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記乾燥行程では、布団が折り畳まれた状態で前記ドラム内に投入されており、
前記タンブリング動作が行われている際には、折り畳まれた布団の外側部分と内側部分との間に隙間が形成されて、その隙間に加熱空気が進入して布団の乾燥が行われることを特徴とする請求項1に記載のランドリ機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記乾燥行程において前記所定方向回転動作を開始した後、所定時間が経過したときに前記タンブリング動作に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のランドリ機器。
【請求項4】
前記乾燥行程において前記ドラム内に供給される空気温度を検出する入口温度センサを備え、
前記制御部は、前記乾燥行程において前記所定方向回転動作を開始した後、前記入口温度センサで検出される入口温度が入口切替温度に到達したときに前記タンブリング動作に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のランドリ機器。
【請求項5】
前記乾燥行程において前記ドラム内から排気される空気温度を検出する出口温度センサを備え、
前記制御部は、前記乾燥行程において前記所定方向回転動作を開始した後、前記出口温度センサで検出される出口温度が出口切替温度に到達したときに前記タンブリング動作に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のランドリ機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記タンブリング動作を行う際に、前記ドラムの回転数が規定回転数である前記第1回転と前記第2回転とを実施する第1反転動作と、前記ドラムの回転数が前記規定回転数よりも小さい回転数である前記第1回転と前記第2回転とを実施する第2反転動作とを交互に繰り返すように、前記ドラムを制御することを特徴とする請求項1または2に記載のランドリ機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばコインランドリ店舗に設置されるランドリ機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
コインランドリ店舗、施設向け、病院等には、ランドリ機器として複数の洗濯乾燥機、乾燥機などが設置されており、大型の洗濯乾燥機では、一般的な洗濯物以外に布団の洗濯・乾燥を実施可能である。布団の洗濯・乾燥を実施可能な洗濯乾燥機としては、布団を2つに折り畳んでドラム内に収納した状態で洗濯・乾燥を実施するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の洗濯乾燥機では、布団用の洗濯乾燥を操作するための専用スイッチが設けられており、専用スイッチが操作された場合、スタートから終了までドラムの回転を停止することなく一方回転して洗濯・乾燥を実施する。すなわち、特許文献1の洗濯乾燥機は、洗濯の開始から乾燥の終了まで、ドラムを常時一方向に回転し続け、布団がドラム内に貼りついた状態を維持するように制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-142119
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の洗濯乾燥機において乾燥行程が実施される場合に、2つに折り畳まれた布団がドラム内に張り付いた状態を維持されるため、加熱空気が2つに折り畳まれた布団の内部に進入しにくいため、2つに折り畳まれた布団の外側の部分は、ドラムの内周面と接触しており十分に乾燥されるが、2つに折り畳まれた布団の内側の部分は、十分に乾燥されずに、水分を含んだ状態となる問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、乾燥行程において布団の全体を十分に乾燥させることが可能なランドリ機器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係るランドリ機器は、外槽の内部において回転可能に収容されるドラムと、前記ドラムを制御する制御部を備え、前記制御部は、布団の乾燥を行う乾燥行程を実施する際に、前記ドラムを所定方向に回転させる所定方向回転動作と、前記ドラムを前記所定方向へ回転させる第1回転と前記所定方向と反対方向へ回転させる第2回転とを交互に繰り返すタンブリング動作とを行うように、前記ドラムを制御し、前記所定方向回転動作時の前記ドラムの回転数は、前記ドラム内の布団に作用する遠心力が、前記ドラム内の布団に作用する重力以上となる回転数であり、前記タンブリング動作の前記第1回転時および前記第2回転時の前記ドラムの回転数は、前記ドラム内の布団に作用する遠心力が、前記ドラム内の布団に作用する重力よりも小さくなる回転数であることを特徴とする。
【0008】
前記乾燥行程では、布団が折り畳まれた状態で前記ドラム内に投入されており、前記タンブリング動作が行われている際には、折り畳まれた布団の外側部分と内側部分との間に隙間が形成されて、その隙間に加熱空気が進入して布団の乾燥が行われることが好適である。
【0009】
この場合、乾燥行程において、所定方向回転動作により、布団をドラムの内周面に貼りつかせた状態で型崩れしない程度まで乾燥させた後で、タンブリング動作により、折り畳まれた布団の外側部分と内側部分との間に隙間を形成させながら、その隙間に加熱空気を進入させて、折り畳まれた布団の内側部分を十分に乾燥させることができる。
【0010】
前記制御部は、前記乾燥行程において前記所定方向回転動作を開始した後、所定時間が経過したときに前記タンブリング動作に切り替えることが好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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