特許ウォッチ

公開番号2025075224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186231
出願日2023-10-31
発明の名称水供給装置、洗濯システム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/08 20060101AFI20250508BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】水供給装置を洗濯機の周囲の空きスペースの状況に応じた位置へ配置することを容易にすること。
【解決手段】水供給装置は、浄水ユニットと、貯水部と、第1ポンプと、水導入部と、第2ポンプと、を備える。前記浄水ユニットは、供給される水を浄化し、浄化後の前記水を排出する。前記貯水部は、前記浄水ユニットから排出される前記水を貯留する。前記第1ポンプは、前記水を前記浄水ユニットへ供給する。前記水導入部は、前記水を受け入れる受入口および前記第1ポンプの吸込口に連結された連結口を有し、前記受入口から前記連結口に至る前記水の流路を形成する。前記第2ポンプは、前記貯水部内の水を洗濯機へ送り出す。前記水導入部は、前記受入口を幅方向の両側のうちの一方に選択的に配置可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
供給される水を浄化し、浄化後の前記水を排出する浄水ユニットと、
前記浄水ユニットから排出される前記水を貯留する貯水部と、
前記水を前記浄水ユニットへ供給する第１ポンプと、
前記水を受け入れる受入口および前記第１ポンプの吸込口に連結された連結口を有し、前記受入口から前記連結口に至る前記水の流路を形成する水導入部と、
前記貯水部内の水を洗濯機へ送り出す第２ポンプと、を備え、
前記水導入部は、前記受入口を幅方向の両側のうちの一方に選択的に配置可能である、水供給装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記幅方向の両側に形成された２つの開口部を有し、
前記水導入部は、前記受入口および前記連結口を有するフレキシブル管を含み、
前記フレキシブル管の前記受入口は、前記２つの開口部の一方に配置可能である、請求項１に記載の水供給装置。
【請求項３】
前記水導入部は、
前記連結口を有する幹管部および前記幹管部からそれぞれ前記幅方向の両側へ分岐し、前記受入口の候補である流入口をそれぞれ有する２つの枝管部を有する分岐管と、
前記分岐管における前記２つの枝管部の一方を選択的に塞ぐ切替弁と、を有する、請求項１に記載の水供給装置。
【請求項４】
前記第１ポンプおよび前記浄水ユニットは、上下方向において重なる位置に配置されている、請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の水供給装置。
【請求項５】
前記貯水部の奥行方向の寸法および上下方向の寸法が前記貯水部の前記幅方向の寸法よりも大きい、請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の水供給装置。
【請求項６】
前記浄水ユニットおよび前記第１ポンプは、上下方向において重なる位置で奥行方向に並んで配置されている、請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の水供給装置。
【請求項７】
前記浄水ユニット、前記貯水部および前記第１ポンプを支持する支持部を備え、
前記貯水部は、前記支持部の上面との間に空間を形成し、前記２つの開口部を有する欠け部を有し、
前記浄水ユニットおよび前記第１ポンプは、前記支持部の上面における前記欠け部内に配置されている、請求項６に記載の水供給装置。
【請求項８】
前記欠け部は、
前記貯水部の前方に開放し、前記浄水ユニットが配置された第１欠け部と、
前記第１欠け部に対し前記奥行方向の奥側に形成され、前記２つの開口部を有し、前記第１ポンプが配置された第２欠け部と、を含む、請求項７に記載の水供給装置。
【請求項９】
前記浄水ユニットは、前記支持部の上面における装着位置に取り外し可能に装着され、
前記支持部および前記貯水部の一方または両方に繋がり、前記浄水ユニットが前記貯水部の前方から前記第１欠け部内へ挿入されるときに前記浄水ユニットを前記装着位置へ案内する案内部を有する、請求項８に記載の水供給装置。
【請求項１０】
前記浄水ユニットは、前記幅方向の両側に形成され前記浄水ユニットの前方から後方へ向かって下方へ傾斜した一対の被案内面を有し、
前記案内部は、前記一対の被案内面に対応し、前記貯水部の前方から後方へ向かって下方へ傾斜して形成された一対の案内面を有し、
前記一対の被案内面が前記一対の案内面上に配置されることにより、前記浄水ユニットの自重によって前記一対の被案内面が前記一対の案内面上を斜め下方へ摺動しつつ、前記浄水ユニットが前記装着位置へ向けて案内される、請求項９に記載の水供給装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、水供給装置および洗濯システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
洗濯機が、洗濯槽から排出された水を濾過し、濾過された水を再び前記洗濯槽へ還流させることが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平８－２１５４８１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、前記洗濯機が水供給装置と接続されることにより、前記水道栓が存在しない場所での前記洗濯機の使用が可能である。
【０００５】
前記水供給装置を前記洗濯機の周囲の空きスペースの状況に応じた位置へ容易に配置できることが望まれる。
【０００６】
本開示の目的は、水供給装置を洗濯機の周囲の空きスペースの状況に応じた位置へ配置することを容易にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一の局面に係る水供給装置は、浄水ユニットと、貯水部と、第１ポンプと、水導入部と、第２ポンプと、を備える。前記浄水ユニットは、供給される水を浄化し、浄化後の前記水を排出する。前記貯水部は、前記浄水ユニットから排出される前記水を貯留する。前記第１ポンプは、前記水を前記浄水ユニットへ供給する。前記水導入部は、前記水を受け入れる受入口および前記第１ポンプの吸込口に連結された連結口を有し、前記受入口から前記連結口に至る前記水の流路を形成する。前記第２ポンプは、前記貯水部内の水を洗濯機へ送り出す。前記水導入部は、前記受入口を幅方向の両側のうちの一方に選択的に配置可能である。
【０００８】
本開示の他の局面に係る洗濯システムは、洗濯機と、前記洗濯機の側方に配置され、前記洗濯機へ水を供給する前記水供給装置と、を備える。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、水供給装置を洗濯機の周囲の空きスペースの状況に応じた位置へ配置することを容易にし得る。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、第１実施形態に係る水供給装置を含む洗濯システムの斜視図である（水供給装置が洗濯機の第１の側方に配置された状態）。
図２は、第１実施形態に係る水供給装置を含む洗濯システムの斜視図である（水供給装置が洗濯機の第２の側方に配置された状態）。
図３は、洗濯機の構成図である。
図４は、第１実施形態に係る水供給装置の側面図である。
図５は、第１実施形態に係る水供給装置におけるタンク以外の部分の平面図である。
図６は、第２実施形態に係る水供給装置を含む洗濯システムの斜視図である。
図７は、第２実施形態に係る水供給装置の側面図である。
図８は、第２実施形態に係る水供給装置における浄水ユニットの装着開始の状態を示す図である。
図９は、第２実施形態に係る水供給装置における浄水ユニットの装着途中の状態を示す図である。
図１０は、第３実施形態に係る水供給装置におけるタンク以外の部分の平面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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