特許ウォッチ

公開番号2025040281
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-24
出願番号2023147104
出願日2023-09-11
発明の名称衣類処理装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類D06B 1/02 20060101AFI20250314BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】衣類に薬液を吸着処理できる新たな衣類処理装置を提供する。
【解決手段】衣類処理装置は、上方が開放された筒状の槽と、槽の底部に配置され、鉛直方向に沿った回転軸を有する回転部材と、槽内に薬液を噴霧する噴霧機構とを備える。槽は、内壁の平面視形状が上方で非円形であり、下方に向かうにつれて円形に近づく。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
衣類が投入される上方が開放された筒状の槽と、
前記槽の底部に配置され、鉛直方向に沿った回転軸を有する回転部材と、
前記槽内に薬液を噴霧する噴霧機構とを備え、
前記槽は、内壁の平面視形状が上方で非円形であり、下方に向かうにつれて円形に近づく衣類処理装置。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
請求項１に記載の衣類処理装置であって、
前記槽は、内壁の平面視形状が上方で多角形状である衣類処理装置。
【請求項３】
請求項１に記載の衣類処理装置であって、
前記回転部材の表面は、
前記回転部材の中心軸を含む平面に沿った断面において、前記回転部材の内壁とのなす角の大きさが４５°以下である第１傾斜部と、
前記中心軸を中心とした回転方向において前記第１傾斜部とは異なる位置に位置しており、前記断面において、前記内壁とのなす角の大きさが４５°未満である第２の傾斜部とを含む衣類処理装置。
【請求項４】
請求項１に記載の衣類処理装置であって、
前記槽の内壁に、前記回転部材の中心軸側に向かって突出する凸状部が設けられている衣類処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、衣類に薬液を吸着させる衣類処理装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、衣類に薬液を吸着処理するための機器が開示されている。特許文献１に記載の機器はドラム型であるため、大型である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平８－２１５４８８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このため、衣類に薬液を吸着処理することのできる新たな機器が望まれている。
【０００５】
本開示の目的は、衣類に薬液を吸着処理できる新たな衣類処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の衣類処理装置は、衣類が投入される上方が開放された筒状の槽と、槽の底部に配置され、鉛直方向に沿った回転軸を有する回転部材と、槽内に薬液を噴霧する噴霧機構とを備え、槽は、内壁の平面視形状が上方で非円形であり、下方に向かうにつれて円形に近づく。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本開示の一実施形態における衣類処理装置の斜視図である。
衣類処理装置の縦断面図である。
衣類処理装置の平面図である。
図３におけるＩＶ－ＩＶ断面である。
図３におけるＶ－Ｖ断面である。
凸状部の拡大平面図である。
凸状部の拡大側面図である。
回転部材の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図１は、本実施形態の衣類処理装置１０の斜視図である。図２は、衣類処理装置１０の縦断面図である。図３は、衣類処理装置１０の平面図である。但し、図２および図３では、蓋１２０の図示は省略している。尚、ここでの衣類としては、衣服、帽子、手袋等のユーザが身に着ける布製品や、ハンカチ、タオル等のユーザが持ち物として携帯する布製品が挙げられる。
【０００９】
衣類処理装置１０は、台１００と、その上に配置される槽１１０と、槽１１０に対して取り付けられた蓋１２０とを有している。槽１１０は、内部に衣類を投入するため、上方が衣類投入口として開放された筒状に形成されており、衣類投入口は蓋１２０によって開閉される。
【００１０】
槽１１０の底部には、回転部材（いわゆるパルセータ）１１１が配置されている。回転部材１１１の回転軸は鉛直方向に沿っており、槽１１０に投入された衣類は、回転部材１１１の回転によって撹拌を受ける。回転部材１１１の駆動機構は、台１００の内部に設けられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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