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公開番号
2025017177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120122
出願日
2023-07-24
発明の名称
洗濯機
出願人
株式会社ツインバード
代理人
主分類
D06F
33/36 20200101AFI20250129BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】簡単な操作で濯ぎ工程を省略した洗濯を行うことができる洗濯機を提供する。
【解決手段】筐体3内に設けられる外槽5と、この外槽5内に回転可能に設けられる洗濯槽6と、この洗濯槽6を回転させる電動機18の動作を制御する制御回路13と、洗い工程と複数回の脱水工程と複数回の濯ぎ工程を実行する「標準コース」プログラムを記憶する記憶装置23と、操作部11と、前記外槽5に給水するための給水装置を構成する給水弁9及び給水経路14と、前記外槽5から排水するための排水装置を構成する排水弁10、電動機10a及び排水経路15とを有する洗濯機1であって、前記記憶装置23には、洗い工程と1回のみの脱水工程を有する「濯ぎなしコース」プログラムが記憶され、このプログラムの洗い工程が、同量の被洗濯物を洗濯する場合の「標準コース」プログラムの洗い工程と比較して、水量が多く且つ水流が弱く設定される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、この筐体内に設けられる外槽と、この外槽内において回転可能に設けられる洗濯槽と、この洗濯槽を回転させる電動機と、この電動機の動作を制御する制御回路と、操作部と、前記外槽及び洗濯槽に給水するための給水装置と、前記外槽及び洗濯槽から排水するための排水装置とを有し、前記制御回路が、洗い工程、複数回の脱水工程、及び複数回の濯ぎ工程を実行する「標準コース」プログラムを記憶する記憶装置を有する洗濯機において、
前記記憶装置には、洗い工程と1回のみの脱水工程を有する「濯ぎなしコース」プログラムが記憶され、この「濯ぎなしコース」プログラムにおける洗い工程が、同量の被洗濯物を洗濯する場合の「標準コース」の洗い工程と比較して、水量が多く且つ水流強さが弱く設定されることを特徴とする洗濯機。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
「濯ぎなしコース」プログラムにおける1回のみの脱水工程が、同量の被洗濯物を洗濯する場合の「標準コース」プログラムにおける最後の脱水工程と比較して、短時間で且つ前記洗濯槽の回転数を低く抑える制御を行うように設定されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
【請求項3】
「濯ぎなしコース」プログラムにおける洗い工程において、前記洗濯槽内の水温を上昇させる加熱装置を有することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に関するものであり、特に、時間短縮と節水が可能な洗濯機に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の洗濯機としては、洗い、濯ぎ、脱水等の各工程を組み合わせた複数の運転コースを選択的に実行可能としたものが知られている。通常、このような洗濯機では、標準コースとして、被洗濯物が収容された洗濯槽に給水すると共に洗剤を投入して洗浄し(洗い工程)、この洗い工程終了後に洗浄水を排水し、脱水し(1回目の脱水工程)、この1回目の脱水工程終了後に洗濯槽に給水して濯ぎ(1回目の濯ぎ工程)、この1回目の濯ぎ工程終了後に排水し、脱水し(2回目の脱水工程)、この2回目の脱水工程終了後に洗濯槽に給水して濯ぎ(2回目の濯ぎ工程)、この2回目の濯ぎ工程終了後に排水し、脱水する(3回目の脱水工程)ように設定されるのが一般的である。また、洗剤の種類によって、2回目の濯ぎ工程及び3回目の脱水工程を省略するコースが設定されているものもある。このように、用いる洗剤の種類によって、濯ぎ工程の回数を減らすことで、節水することができるばかりでなく、時間短縮にもなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6997122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、濯ぎを必要としない洗剤が発売されている。このような洗剤を用いると、被洗濯物が収容された洗濯槽に給水すると共に洗剤を投入して洗浄し(洗い工程)、この洗い工程終了後に洗浄水を排水し、脱水(脱水工程)すれば良いことになる。このように、濯ぎ工程を完全に省略すれば、従来に比べ大幅に節水と時間短縮が可能となる。但し、このような洗剤は、現在のところ、あらゆる衣類の洗濯に用いることができるものではなく、主におしゃれ着の洗濯に用いられる。このため、このような洗剤を用いる場合、単純に濯ぎ工程を省略するのではなく、各工程のパラメータを手動で設定する必要があり、煩わしいという問題があった。
【0005】
本発明は以上の問題点を解決し、簡単な操作で濯ぎ工程を省略した洗濯を行うことができる洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に記載の洗濯機は、筐体と、この筐体内に設けられる外槽と、この外槽内において回転可能に設けられる洗濯槽と、この洗濯槽を回転させる電動機と、この電動機の動作を制御する制御回路と、操作部と、前記外槽に給水するための給水装置と、前記外槽から排水するための排水装置とを有し、前記制御回路が、洗い工程、複数回の脱水工程、及び複数回の濯ぎ工程を実行する「標準コース」プログラムを記憶する記憶装置を有する洗濯機において、前記記憶装置には、洗い工程と1回のみの脱水工程を有する「濯ぎなしコース」プログラムが記憶され、この「濯ぎなしコース」プログラムにおける洗い工程が、同量の被洗濯物を洗濯する場合の「標準コース」プログラムの洗い工程と比較して、水量が多く且つ水流が弱く設定されるものである。
【0007】
また、本発明の請求項2に記載の洗濯機は、請求項1において、「濯ぎなしコース」プログラムにおける1回のみの脱水工程が、同量の被洗濯物を洗濯する場合の「標準コース」プログラムにおける最後の脱水工程と比較して、時間が同じか又は短く、且つ前記洗濯槽の回転数を低く抑える制御を行うように設定されるものである。
【0008】
更に、本発明の請求項3に記載の洗濯機は、請求項1において、「濯ぎなしコース」プログラムにおける洗い工程において、前記洗濯槽内の水温を上昇させる加熱装置を有するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の請求項1に記載の洗濯機は、以上のように構成することにより、濯ぎなし洗濯専用洗剤を用いる場合であっても、煩わしい設定を行う必要なく簡単に洗濯を行うことができる。
【0010】
なお、「濯ぎなしコース」プログラムにおける1回のみの脱水工程を、同量の被洗濯物を洗濯する場合の「標準コース」プログラムにおける最後の脱水工程と比較して、時間が同じか又は短く、且つ前記洗濯槽の回転数を低く抑えるよう制御することで、濯ぎなし洗濯専用洗剤が対応可能な衣類を傷めることなく脱水することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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