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公開番号
2025058795
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023179178
出願日
2023-09-28
発明の名称
手洗い洗濯用具
出願人
個人
代理人
主分類
D06F
3/04 20060101AFI20250402BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】表面に凹凸のついた柔軟性あるシートに固定手段を設けた手洗い洗濯用具を提供する。
【解決手段】表面に凹凸のついた柔軟性あるシートを素材とした、略三角形状手洗いシート本体の中央付近及び底辺付近に固定手段を設けたことを特徴とする手洗い洗濯用具。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表面に凹凸のついた柔軟性あるシートを素材とした、略三角形状手洗いシート本体の中央付近及び底辺付近に固定手段を設けたことを特徴とする手洗い洗濯用具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水に強い凹凸ある柔軟性シートに手指固定手段を設けた手洗い洗濯用具に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、手洗い用の洗濯用具としては洗濯板があった。
また、手や指で支えながら擦り洗いをするミニ洗濯板があった(特許文献1参照)。
さらに、ゴム手袋表面に凹凸面を設けたゴム手袋式洗濯用具があった(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-010190
特開2005-87696
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために次のような問題点があった。
(イ)一般的な洗濯板は、かさばり、置き場所をとるうえ、洗濯物がほんのわずかな時にはわざわざ出し入れするのが面倒であった。
(ロ)洗濯機の中のものをつまみ洗いしたい時、支え場所が必要な洗濯板では不便であったし、狭い場所では使いづらかった。
(ハ)手のひら側で洗うミニ洗濯板は、片手や親指で洗濯板を支えていなければならず、頑固な汚れを擦り洗いしている最中に洗濯板がずれやすかったり、使用中に支え手や指が痛くなりやすかった。
(ニ)ゴム手袋式洗濯用具は、着脱に時間がかかり、使用中は手袋の中が蒸れて手に汗をかく不快感があった。また着脱しやすいよう大きめに作られているため、つま先汚れのような小さな箇所の頑固な汚れを落とす動作がしづらかった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
表面に凹凸のついた柔軟性あるシートを素材とした、略三角形状手洗いシート本体の中央付近及び底辺付近に固定手段を設けたことを特徴とする手洗い洗濯用具である。
【発明の効果】
【0006】
(イ)簡単に着脱でき、どんな狭い場所でも使用できるので、洗濯の途中で汚れ落ちが気になったら、そのまま洗濯槽の上で汚れものをつまみ上げ洗うことができる。
(ロ)柔軟性ある素材の表面の凹凸により、力加減次第で頑固な汚れ落としにも、またデリケート素材のもみ洗い洗濯用具にもなる。
(ハ)使用者の手のサイズに合わせる調節機能があり、手洗いシートを持ったり支えたりする必要がないので、両手でしっかり洗濯物を掴みながら汚れ部分を的確に擦り洗いできる。
(ニ)素材に柔軟性があり、使用者の手に合わせたサイズ調整もできるので、長時間使用しても手が痛くならず、手の甲に嵌めたまま他の家事もできる。
(ホ)手の甲の一部を覆うだけなので使用中に汗をかくなどの不快感がない。
(ヘ)小さなポーチに入るくらい小型で保管場所も取らないので、旅行先での洗濯にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の斜視図である。
本発明の裏面図である。
本発明の装着図である。
その他の実施例を示す斜視図である
その他の実施例を示す裏面図である
その他の実施例を示す装着図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について説明する。
(イ)水に強く柔軟性があり表面に凹凸がついたシートを、角に丸みを持たせた略三角形状に切り、手洗いシート本体(1)とする。
(ロ)手洗いシート本体(1)の左右斜辺中央付近と底辺両端付近に、固定具を用いた固定手段を設ける。
(ハ)固定手段をなす固定具として、手洗いシート本体(1)の左右斜辺中央付近の対称位置に穴(2)(3)をあけ、その裏側から表側に向かい、穴より太いゴム(4)の両端を通し、ゴム端が穴から抜けないように、結ぶか留め具等で細工する(5)。
(ニ)同じく固定具として、手洗いシート本体(1)の底辺両端付近の対称位置に穴(6)(7)をあけ、その裏側から表側に向かい、穴より太いゴム(8)の両端を通し、ゴム端が穴から抜けないように結ぶか留め具等で細工する(9)。
(ホ)穴(2)(3)(6)(7)の他にも予め複数の穴をあけておき、使用者が好きな穴を選べるようにしておくこともできる。
(ヘ)固定具として用いる素材はゴム(4)(8)の他、紐、毛糸、革、ビニル紐、リボンでもよい。
(ト)固定具の端は、手洗いシート本体(1)の表側に残しても裏側に隠してもよい。
(チ)固定手段として、面ファスナー、紐、毛糸、革、ビニル紐、リボン、ボタン、留め具を用いてもよい。
(リ)手洗いシート本体(1)は、左右斜辺の中央付近になだらかな凹み(10)を持たせた略三角形状でもよい。
(ヌ)手洗いシート本体(1)の淵をピンキング鋏などを用いて飾り切り(11)してもよい。
(ル)手洗いシート本体(1)の裏側にクッション部(12)を設けることができる。
(ヲ)手首の可動域を広げるために手洗いシート本体(1)の底辺部に丸みをおびた凹み(13)を設けることができる。
(ワ)使用者の洗い方の癖により手洗いシート本体(1)の形を変えることもできる。
(カ)尚、その他の実施例として、図4に示す通り、略三角形状手洗いシート本体(1)の頂点から底辺までの中央付近左右両端に、小さなV字カット(14)(15)を入れたものがある。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、手洗いシート本体(1)の表面が親指とその甲及び母指球を覆うように、まずゴム(8)に手首を通し、次にゴム(4)に親指を通す。手洗いシート表面に出たそれぞれのゴムを引っ張ると、穴より太いゴムが反発し、使用者の使いやすいサイズで留まる。手洗いシート本体(1)を嵌めたまま両手で洗濯物を持ち、汚れが気になる部分を手洗いシート本体(1)の凹凸面に擦りつけて汚れを落とす。
その他の実施例の手洗いシートは、手洗いシート本体(1)同様、親指付近に擦りつけて洗う方法の他、上下逆さまに装着することで折り曲げた四指に擦りつけて洗うことができる。
【符号の説明】
【0009】
1 手洗いシート本体
2 固定具穴
3 固定具穴
4 固定具ゴム
5 固定具ゴム留め部
6 固定具穴
7 固定具穴
8 固定具ゴム
9 固定具ゴム留め部
10 左右斜辺部凹み
11 飾り切り
12 クッション部
13 底辺部凹み
14 V字カット
15 V字カット
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