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公開番号
2025063383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172504
出願日
2023-10-04
発明の名称
液流式布帛処理装置および布帛
出願人
株式会社日阪製作所
代理人
個人
主分類
D06B
3/28 20060101AFI20250409BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】押圧体の構成を簡素化することが可能な液流式布帛処理装置を提供する。
【解決手段】この液流式布帛処理装置100は、処理液を滞留させる滞留部分13が設けられた処理槽1と、処理槽1に繋がれており、処理槽1とともに布帛Cが循環可能な循環経路Rを形成する移送管3と、循環経路Rにて、布帛Cの移動方向を、移送管3を向く方向に変える転向部2と、滞留部分13と転向部2との間で布帛Cを摺動させながら押圧する非回転の第1押圧体6と、を備え、非回転の第1押圧体6は、洗浄液による洗浄を行う洗浄運転時に、循環経路Rにおいて転向部2に向けて循環移動する布帛Cを摺動させながら押圧することによって、布帛Cに含まれる処理液を布帛Cから分離するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
布帛に対して、処理液による処理を行った後に洗浄液による洗浄を行う液流式布帛処理装置であって、
処理液を滞留させる滞留部分が設けられた処理槽と、
前記処理槽に繋がれており、前記処理槽とともに布帛が循環可能な循環経路を形成する移送部と、
前記循環経路にて、布帛の移動方向を、前記移送部を向く方向に変える転向部と、
前記滞留部分と前記転向部との間で布帛を摺動させながら押圧する非回転の第1押圧体と、を備え、
前記非回転の第1押圧体は、洗浄液による洗浄を行う洗浄運転時に、前記循環経路において前記転向部に向けて循環移動する布帛を摺動させながら押圧することによって、布帛に含まれる処理液を布帛から分離するように構成されている、液流式布帛処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1押圧体は、処理液を通過可能に構成されている、請求項1に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項3】
前記第1押圧体は、布帛に対して接触および離間するように移動する、請求項1に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項4】
前記第1押圧体とは別個に設けられ、前記洗浄運転時に循環移動する布帛を押圧する第2押圧体を備える、請求項1に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項5】
前記洗浄運転時に、前記第1押圧体および前記第2押圧体の少なくとも一方の押圧位置を切り替え可能に構成されている、請求項4に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項6】
前記洗浄運転時に、前記第1押圧体および前記第2押圧体の少なくとも一方の押圧力を調整可能に構成されている、請求項4に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項7】
前記第1押圧体により布帛を押圧して布帛から分離された処理液と、前記処理槽内の他の液体とが混ざることがないように分けて排出する排出部を備える、請求項1に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項8】
前記非回転の第1押圧体は、布帛の幅方向に沿って延びる棒状部材、布帛に沿って配置される板状部材、または、内側に布帛が挿通される環状のリング状部材を含む、請求項1に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項9】
前記処理槽は、
前記滞留部分を有する本体部材と、
前記転向部が設置され、布帛の前記移動方向の下流側から前記本体部材に対して着脱可能に取り付けられたヘッダと、
前記第1押圧体が設置され、前記本体部材と前記ヘッダとの間に取り付けることが可能な追加取付部材と、を含む、請求項1に記載の液流式布帛処理装置。
【請求項10】
前記処理槽は、
前記滞留部分を有する本体部材と、
前記第1押圧体および前記転向部が設置された交換取付部材とを含み、
前記交換取付部材は、布帛の前記移動方向の下流側から前記本体部材に対して着脱可能に取り付けられた前記転向部を含むヘッダに代えて、布帛の前記移動方向の下流側から前記本体部材に取り付けることが可能に構成されている、請求項1に記載の液流式布帛処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、液流式布帛処理装置および布帛に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、織物、編み物および不織布などを含む広い概念である布帛の処理液による処理および処理後の布帛の洗浄を行う液流式布帛処理装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、処理槽と、処理槽内を循環する布帛を押圧する押圧体とを備える液流式布帛処理装置が開示されている。上記押圧体は、回転するローラにより構成されている。上記液流式布帛処理装置は、布帛の洗浄運転時に、押圧体としての回転するローラにより布帛を押圧して、布帛から処理液を分離するように構成されている。押圧体としての回転するローラには、駆動源としてモータが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/255197号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1の液流式布帛処理装置では、押圧体としての回転するローラには、押圧体を回転させるために、少なくとも回転体と回転中心軸と駆動源とを設ける必要があるため、押圧体の構成が比較的複雑であるという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、押圧体の構成を簡素化することが可能な液流式布帛処理装置および布帛を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の第1の局面による液流式布帛処理装置は、布帛に対して、処理液による処理を行った後に洗浄液による洗浄を行う液流式布帛処理装置であって、処理液を滞留させる滞留部分が設けられた処理槽と、処理槽に繋がれており、処理槽とともに布帛が循環可能な循環経路を形成する移送部と、循環経路にて、布帛の移動方向を、移送部を向く方向に変える転向部と、滞留部分と転向部との間で布帛を摺動させながら押圧する非回転の第1押圧体と、を備え、非回転の第1押圧体は、洗浄液による洗浄を行う洗浄運転時に、循環経路において転向部に向けて循環移動する布帛を摺動させながら押圧することによって、布帛に含まれる処理液を布帛から分離するように構成されている。
【0008】
この発明の第1の局面による液流式布帛処理装置では、上記のように、滞留部分と転向部との間で布帛を摺動させながら押圧する非回転の第1押圧体を設け、非回転の第1押圧体を、洗浄液による洗浄を行う洗浄運転時に、循環経路において転向部に向けて循環移動する布帛を摺動させながら押圧することによって、布帛に含まれる処理液を布帛から分離するように構成する。これによって、従来のような押圧体に回転体と回転中心軸と駆動源とが設けられる構成と比較して、少なくとも布帛に接触しない回転中心軸および駆動源の分だけ部品点数を削減することができる。したがって、第1押圧体の構成を簡素化することができる。また、従来のような回転するローラを押圧体として用いる必要がないので、ローラが回転し続けて消耗することに起因して発生する押圧体を構成する部品の脱落などの故障を抑制することができる。その結果、脱落した部品により布帛が損傷することを抑制することができる。
【0009】
上記第1の局面による液流式布帛処理装置において、好ましくは、第1押圧体は、処理液を通過可能に構成されている。このように構成すれば、処理液が布帛を押圧する第1押圧体を通過することができるので、第1押圧体により布帛を押圧しながら、第1押圧体を介して布帛から処理液を効果的に分離することができる。
【0010】
上記第1の局面による液流式布帛処理装置において、好ましくは、第1押圧体は、布帛に対して接触および離間するように移動する。このように構成すれば、処理液による布帛の処理時などの第1押圧体による布帛の押圧が不要な場合に、第1押圧体による布帛の押圧状態を解除することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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