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公開番号
2025025755
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130857
出願日
2023-08-10
発明の名称
寝具類乾燥装置
出願人
アタム技研株式会社
代理人
主分類
D06F
58/00 20200101AFI20250214BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】台車と乾燥室との隙間を簡単に塞ぐことのできる寝具類などの寝具類乾燥装置を提供する。
【解決手段】乾燥室と空気加熱送風部と台車とからなる寝具類乾燥装置であって、前記乾燥室は、前記台車の出入口となる開口と、前記空気加熱送風部から加熱された空気を導入する空気入口と、衣類等を通過して冷えた空気を排出する空気出口とを備える。
前記台車は前記乾燥室よりも小型の箱体で、底壁に対面する上面には空気通過孔が形成された寝具等の載置部があり、箱体の前記乾燥室の空気出口に対向する外周側壁には空気排出開口が設けられている。
前記空気出口は筒状温風連結部の一方の端部であり、駆動部により前記乾燥室の側壁に設けられた挿通開口を介して前記台車の空気排出開口に対して接離し、該筒状温風連結部の他方の端部は前記空気加熱送風部に連通する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乾燥室と;該乾燥室に温風を供給するための空気を加熱する熱源とその空気を前記乾燥室との間で循環する送風機とを備える空気加熱送風部と;前記乾燥室に出入可能な台車と;からなる寝具類乾燥装置であって;
前記乾燥室は、前記台車の出入口となる開口と、前記空気加熱送風部から加熱された空気を導入する空気入口と、衣類等を通過して冷えた空気を排出する空気出口とを備え;
前記台車は、その周側壁と前記乾燥室の内周側壁の間に隙間が存する前記乾燥室よりも小型の箱体で、箱体底壁に車輪を備え、該底壁に対面する上面には空気通過孔が形成された寝具等の載置部があり、箱体の、前記乾燥室の空気出口に対向する周側壁には空気排出開口が設けられたものにおいて;
前記空気出口は、前記乾燥室の側壁に設けられた挿通開口から乾燥室内に臨む筒状温風連結部の一方の端部の開口であり、該開口は、駆動部と筒状温風連結部ガイド機構により、前記台車の空気排出開口に対して接離し、該筒状温風連結部の他方の端部の開口は前記空気加熱送風部に連通する、ことを特徴とする寝具類乾燥装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記筒状温風連結部は伸縮自在な蛇腹体であり、該蛇腹体の一方の端部は自由端であり、他方の端部は固定端であることを特徴とする請求項1に記載の寝具類乾燥装置。
【請求項3】
前記筒状温風連結部は伸縮自在でない筒体であり、両端部とも自由端で該筒状温風連結部の全体が移動することを特徴とする請求項1に記載の寝具類乾燥装置。
【請求項4】
前記筒状温風連結部ガイド機構は筒状温風連結部に設けた被ガイド部と固定部に設けたガイド部からなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の寝具類乾燥装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、マットレス、布団などの寝具類を乾燥させる寝具類乾燥装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、洗浄後のマットレスや布団などの寝具類を乾燥させる寝具類乾燥装置として、寝具類を、ガスバーナ等の熱源により加熱された空気が流入する乾燥室に入れて乾燥する装置がある。この場合、寝具類は通気性があるので加熱された空気を寝具類に通過させることによって効率的な乾燥を行っている。
そして、洗浄により水分を多く含んだマットレスなどの寝具類は非常に重いので、乾燥室の外部で台車に載せ、台車を乾燥室内に移動して乾燥させるものがある。
【0003】
しかし、台車を乾燥室に出し入れするには乾燥室と台車との間に隙間が必要であるが、加熱された空気が寝具類を通過しないで抵抗の少ないこの隙間を通り乾燥室から排出されることとなり乾燥効率が悪い。
そこで、上記隙間を塞いで加熱された空気の殆どが寝具類を通過するようにした乾燥装置がある(例えば、下記特許文献1参照)。しかし、この隙間をフェルトのようなシール部材で塞ぐ作業が必要であり、その隙間の閉塞に手間や時間がかかり、作業性が悪い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-157795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記点に鑑み、台車と加熱室との隙間を簡単に塞ぐことのできる寝具類などの寝具類乾燥装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、乾燥室と;該乾燥室に温風を供給するための空気を加熱する熱源とその空気を前記乾燥室との間で循環する送風機とを備える空気加熱送風部と;前記乾燥室に出入可能な台車と;からなる寝具類乾燥装置であって;前記乾燥室は、前記台車の出入口となる開口と、前記空気加熱送風部から加熱された空気を導入する空気入口と、衣類等を通過して冷えた空気を排出する空気出口とを備え;前記台車は、その周側壁と前記乾燥室の内周側壁の間に隙間が存する前記乾燥室よりも小型の箱体で、箱体底壁に車輪を備え、該底壁に対面する上面には空気通過孔が形成された寝具等の載置部があり、箱体の、前記乾燥室の空気出口に対向する周側壁には空気排出開口が設けられたものにおいて;前記空気出口は、前記乾燥室の側壁に設けられた挿通開口から乾燥室内に臨む筒状温風連結部の一方の端部の開口であり、該開口は、駆動部と筒状温風連結部ガイド機構により、前記台車の空気排出開口に対して接離し、該筒状温風連結部の他方の端部の開口は前記空気加熱送風部に連通する、ことを特徴とする。
【0007】
また本発明において、前記筒状温風連結部は伸縮自在な蛇腹体であり、該蛇腹体の一方の端部は自由端であり、他方の端部は固定端である。
【0008】
更に本発明において、前記筒状温風連結部は伸縮自在でない筒体であり、両端部とも自由端で該筒状温風連結部の全体が移動する。
【0009】
更に本発明において、前記筒状温風連結部ガイド機構は筒状温風連結部に設けた被ガイド部と固定部に設けたガイド部からなる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、台車を乾燥室に出し入れするにあたり、該台車はその周側壁と前記乾燥室の内周側壁の間に隙間が生ずる前記乾燥室よりも小型の箱体であるので、台車の乾燥室への出し入れは円滑に行われる。そして、前記空気出口は駆動部と筒状温風連結部ガイド機構により台車の空気排出口に対して接離されるので、乾燥工程時には前記空気出口は空気排出口に対して接触して温風は隙間から短絡することがなく、また、乾燥工程前後では前記空気出口は空気排出口から離れるので、台車の乾燥室への出入りの邪魔にならない。そして、その接離作業も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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