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公開番号
2025027494
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132249
出願日
2023-08-15
発明の名称
物干し設備
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06F
57/00 20060101AFI20250220BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】 被乾燥物毎の状態に応じて、被乾燥物毎の位置を適切に調整可能な物干し設備を提供する。
【解決手段】 本発明の物干し設備10は、所定方向に延出し、且つ、所定方向に沿って伸縮可能であり、複数の被乾燥物Cが掛けられる延出部材1と、延出部材1に掛けられた複数の被乾燥物Cの各々の重量に応じた信号を、被乾燥物C毎に出力する信号出力器2と、被乾燥物Cが掛けられた状態の延出部材1を伸縮させることで、被乾燥物C同士の間隔を変える伸縮機構3と、被乾燥物C毎に出力された信号に基づいて、伸縮機構3を制御する制御装置4と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定方向に延出し、且つ、それぞれが前記所定方向に沿って伸縮可能な複数の部分を有し、それぞれの前記部分に被乾燥物を掛けることが可能な延出部材と、
前記延出部材に2以上の前記被乾燥物が掛けられた状態において、前記被乾燥物の重量に応じた信号を、前記被乾燥物毎に出力する信号出力器と、
前記複数の部分のそれぞれを伸縮させるための動作を行う伸縮機構と、
前記被乾燥物毎に出力された前記信号に基づいて、前記伸縮機構を制御する制御装置と、を備える物干し設備。
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【請求項2】
前記制御装置は、前記被乾燥物毎に出力された前記信号に基づいて、前記延出部材に掛けられた前記被乾燥物が乾いたかどうかを前記被乾燥物毎に判定し、前記伸縮機構を制御する、請求項1に記載の物干し設備。
【請求項3】
前記制御装置は、前記所定方向において隣り合う2つの前記被乾燥物が乾いていると判定された場合に、前記複数の部分のうち、前記所定方向において隣り合う2つの前記被乾燥物の間に位置する部分の長さを短縮させるように前記伸縮機構を制御する、請求項2に記載の物干し設備。
【請求項4】
前記制御装置は、前記所定方向において前記延出部材の端と隣り合う前記被乾燥物が乾いていると判定された場合に、前記複数の部分のうち、前記延出部材の端と隣り合う前記被乾燥物と前記延出部材の端との間に位置する部分の長さを短縮させるように前記伸縮機構を制御する、請求項2に記載の物干し設備。
【請求項5】
前記制御装置は、前記所定方向において隣り合う2つの前記被乾燥物の少なくとも一方が乾いていないと判定された場合に、前記所定方向において隣り合う2つの前記被乾燥物の間に位置する部分の長さを維持させる、又は伸長させるように前記伸縮機構を制御する、請求項2に記載の物干し設備。
【請求項6】
前記制御装置は、前記延出部材に掛けられた2以上の前記被乾燥物のそれぞれについて、
前記被乾燥物毎に出力された前記信号に基づいて、初期時点からの重量の変化量、及び、現時点を終了時点とする所定期間内における重量の変化度合いを前記被乾燥物毎に算出し、
前記被乾燥物毎に算出した前記変化量及び前記変化度合いに基づいて、前記被乾燥物が乾いたかどうかを前記被乾燥物毎に判定する、請求項2に記載の物干し設備。
【請求項7】
前記伸縮機構は、
前記延出部材のうち、前記複数の部分のそれぞれに固定された接続線と、
前記複数の部分のうち、対象となる部分に固定された前記接続線を、前記所定方向の一方側に引っ張る第1引張機構と、
前記対象となる部分に接続された前記接続線を、前記所定方向の他方側に引っ張る第2引張機構と、を備える、請求項1に記載の物干し設備。
【請求項8】
前記延出部材は、蛇腹構造を有し、
前記複数の部分の各々は、前記所定方向において互いに隣り合う谷折り部及び山折り部を有し、
前記谷折り部に前記被乾燥物が掛けられ、
前記接続線が、それぞれの前記部分の前記山折り部に固定されている、請求項7に記載の物干し設備。
【請求項9】
前記複数の部分は、3つ以上の部分であり、
前記信号出力器は、それぞれの前記部分の前記谷折り部に設置された重量センサである、請求項8に記載の物干し設備。
【請求項10】
前記複数の部分のうち、前記所定方向において連続する2つの部分における一方の部分が有する前記谷折り部を第1谷折り部とし、他方の部分が有する前記谷折り部を第2谷折り部としたとき、
前記第1谷折り部に掛けられた前記被乾燥物、及び、前記第2谷折り部に掛けられた前記被乾燥物の双方が乾いている場合に、前記制御装置は、
前記第1引張機構に、前記第1谷折り部とは反対側で前記第2谷折り部と隣り合う前記山折り部に固定された前記接続線を前記一方側に引っ張らせ、且つ、
前記第2引張機構に、前記第2谷折り部とは反対側で前記第1谷折り部と隣り合う前記山折り部に固定された前記接続線を前記他方側に引っ張らせる、請求項8に記載の物干し設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物干し設備に係り、特に、被乾燥物の状態に応じて動作を行う物干し設備に関する。
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【背景技術】
【0002】
洗濯物等のように濡れた状態の被乾燥物を、物干し設備に掛けて干すことで乾燥させることは、既によく知られている(特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載の物干し竿には、洗濯物がハンガーを介して掛けられ、その洗濯物を好適に干すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-239023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の物干し竿等の物干し設備を利用して被乾燥物を乾燥させる際、被乾燥物毎の位置や乾燥状態等の状況は、認識されておらず、被乾燥物の位置は、静止されたままであった。よって、このような物干し設備では、被乾燥物同士の間の距離を適切に確保できていない場合があり、被乾燥物を乾燥させるのに、時間が掛かる可能性があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、以上に示す課題を解決することを目的とする。具体的には、本発明は、被乾燥物毎の状態に応じて、被乾燥物毎の位置を適切に調整可能な物干し設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を達成するために、本発明の物干し設備は、所定方向に延出し、且つ、それぞれが所定方向に沿って伸縮可能な複数の部分を有し、それぞれの部分に被乾燥物を掛けることが可能な延出部材と、延出部材に2以上の被乾燥物が掛けられた状態において、被乾燥物の重量に応じた信号を、被乾燥物毎に出力する信号出力器と、複数の部分のそれぞれを伸縮させるための動作を行う伸縮機構と、被乾燥物毎に出力された信号に基づいて、伸縮機構を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
【0007】
上記のように構成にされた本発明の物干し設備では、被乾燥物の重量に関する信号に応じて、それぞれの被乾燥物の乾燥状態を判定し、それぞれの被乾燥物を適切な位置に配置させる。これにより、被乾燥物毎の状態に応じて、被乾燥物毎の位置を適切に調整可能な物干し設備を提供することができる。
【0008】
また、本発明の物干し設備において、制御装置は、被乾燥物毎に出力された信号に基づいて、延出部材に掛けられた被乾燥物が乾いたかどうかを被乾燥物毎に判定し、伸縮機構を制御するとよい。
上記の構成では、何れかの被乾燥物が乾燥した場合に、乾燥した被乾燥物を、適切な位置に配置させることができる。
【0009】
また、本発明の物干し設備では、制御装置は、所定方向において隣り合う2つの被乾燥物が乾いていると判定された場合に、複数の部分のうち、所定方向において隣り合う2つの被乾燥物の間に位置する部分の長さを短縮させるように伸縮機構を制御するとよい。
上記の構成では、乾燥した被乾燥物を、その被乾燥物に隣り合う位置にある乾燥した被乾燥物側へ移動させることで、利用者が被乾燥物Cを取り込みやすくなる。
【0010】
また、本発明の物干し設備では、制御装置は、所定方向において延出部材の端と隣り合う被乾燥物が乾いていると判定された場合に、複数の部分のうち、延出部材の端と隣り合う被乾燥物と延出部材の端との間に位置する部分の長さを短縮させるように伸縮機構を制御するとよい。
上記の構成では、乾燥した被乾燥物を、延出部材の端の位置へ移動させることで、利用者が被乾燥物Cを取り込みやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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