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公開番号2025015040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118104
出願日2023-07-20
発明の名称制振装置
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類F16F 15/02 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】固有振動数の調整が容易にできる制振装置を提供すること。
【解決手段】制振装置10は、第1H形鋼11と第2H形鋼12との間に架け渡されるフレーム37と、フレーム37から上方に突出する複数のピン38と、複数のピン38に支持される振動部材36と、複数のピン38の間においてフレーム37と振動部材36とに挟持されており、振動部材36の振動を減衰する減衰部材39と、を備えている。振動部材36は、複数のピン38に支持される板バネ42と、複数のピン38の間において板バネ42に固定された錘43と、を有しており、フレーム37は、複数のピン38を移動可能に支持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1梁と第2梁との間に架け渡されるフレームと、
上記フレームから上方に突出する複数のピンと、
複数の上記ピンに支持される振動部材と、
複数の上記ピンの間において上記フレームと上記振動部材とに挟持されており、上記振動部材の振動を減衰する減衰部材と、を備えており、
上記振動部材は、
複数の上記ピンに支持される板バネと、
複数の上記ピンの間において上記板バネに固定された錘と、を有しており、
上記フレームは、複数の上記ピンを移動可能に支持する制振装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
上記フレームは、上下方向に貫通する貫通穴を有しており、
上記ピンは、上記貫通穴に挿通された状態で、固定部材により上記フレームに固定されている請求項1に記載の制振装置。
【請求項3】
上記フレームは、
上記板バネの両端部の下面に対向する板状の受部と、
上記錘の下方において上記受部に挟まれた位置において開口する開口部と、
上記受部を上記第1梁および上記第2梁の間において支持する支持部と、を更に有する請求項2に記載の制振装置。
【請求項4】
上記貫通穴は、上記受部において上記錘から離間する方向に沿って延びており、
上記減衰部材は、上記支持部と上記錘との間に挟持されている請求項3に記載の制振装置。
【請求項5】
複数の上記ピンは、上記板バネの両端部においてそれぞれ3つが位置している請求項1または2に記載の制振装置。
【請求項6】
上記フレームは、上記第1梁および上記第2梁に連結する連結部を有しており、
上記第1梁および上記第2梁は、上フランジと、上記上フランジに対向する下フランジと、をそれぞれ有しており、
上記連結部は、上下方向において上記上フランジと上記下フランジとに囲まれている請求項1または2に記載の制振装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の制振装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、床に設置された台座に水平の板ばねの一端が固定され、他端にマスおよびダンパーが設置され、中間部にピンが板ばねに沿って移動可能に配設された制振装置が開示されている。制振装置の板バネにはマスによって下方に負荷がかかった状態になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-240924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
制振装置の固有振動数を調整する際には、マスを持ち上げて板ばねに負荷がかからない状態にしてからピンを移動する必要があり手間である。また、ピンと板ばねとの接触圧はピンの位置によって変化するため、ピンの移動距離と固有振動数の変化量は必ずしも一致しない。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、固有振動数の調整が容易にできる制振装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 請求項1に係る制振は、第1梁と第2梁との間に架け渡されるフレームと、上記フレームから上方に突出する複数のピンと、複数の上記ピンに支持される振動部材と、複数の上記ピンの間において上記フレームと上記振動部材とに挟持されており、上記振動部材の振動を減衰する減衰部材と、を備えている。上記振動部材は、複数の上記ピンに支持される板バネと、複数の上記ピンの間において上記板バネに固定された錘と、を有しており、上記フレームは、複数の上記ピンを移動可能に支持する。
【0007】
板バネを支持するピンを移動させることによって振動部材を支持しつつフレームの固有振動数を容易に変えることができる。
【0008】
(2) 請求項2は、上記フレームは、上下方向に貫通する貫通穴を有しており、上記ピンは、上記貫通穴に挿通された状態で、固定部材により上記フレームに固定されている請求項1記載の制振装置である。
【0009】
固定部材にピンを固定してピンを貫通穴に固定できる。
【0010】
(3) 請求項3は、上記フレームは、上記板バネの両端部の下面に対向する板状の受部と、上記錘の下方において上記受部に挟まれた位置において開口する開口部と、上記受部を上記第1梁および上記第2梁の間において支持する支持部と、を更に有する請求項2記載の制振装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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