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公開番号2025014857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117781
出願日2023-07-19
発明の名称化粧シートおよび化粧シートの製造方法
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B32B 27/00 20060101AFI20250123BHJP(積層体)
要約【課題】立体感を向上させた化粧シートおよび化粧シートの製造方法を提供する。
【解決手段】化粧シート10は、原反層1と、前記原反層1の上側UPに順不同に設けられた、絵柄模様層2と、第一粒子31を含有するパール層3と、平均粒径が前記第一粒子31の0.5倍以下である第二粒子41を含有する金属鱗片層4と、を備える。化粧シート10の製造方法は、絵柄模様層2を形成する絵柄印刷工程と、第一粒子31を含有するパール層3を形成する大径粒子層印刷工程と、平均粒径が前記第一粒子31の0.5倍以下である第二粒子41を含有する金属鱗片層4を形成する小径粒子層印刷工程と、を備え、前記絵柄模様層2と、前記パール層3と、前記金属鱗片層4とを順不同で厚さ方向Vに積層する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
原反層と、
前記原反層の上側に順不同に設けられた、
絵柄模様層と、
第一粒子を含有するパール層と、
平均粒径が前記第一粒子の0.5倍以下である第二粒子を含有する金属鱗片層と、
を備える、
化粧シート。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記第一粒子は、パール顔料を含み、
前記第二粒子は、金属を含む、
請求項1に記載の化粧シート。
【請求項3】
前記原反層は、ポリ塩化ビニルを含む、
請求項2に記載の化粧シート。
【請求項4】
前記絵柄模様層は、前記原反層の前記上側に設けられ、
前記パール層は、前記絵柄模様層の前記上側に設けられ、
前記金属鱗片層は、前記パール層の前記上側に設けられている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の化粧シート。
【請求項5】
絵柄模様層を形成する絵柄印刷工程と、
第一粒子を含有するパール層を形成する大径粒子層印刷工程と、
平均粒径が前記第一粒子の0.5倍以下である第二粒子を含有する金属鱗片層を形成する小径粒子層印刷工程と、
を備え、
前記絵柄模様層と、前記パール層と、前記金属鱗片層とを順不同で厚さ方向に積層する、
化粧シートの製造方法。
【請求項6】
前記絵柄印刷工程は、原反層の上側に前記絵柄模様層を形成し、
前記大径粒子層印刷工程は、前記絵柄模様層の前記上側に前記パール層を形成し、
前記小径粒子層印刷工程は、前記パール層の前記上側に前記金属鱗片層を形成する、
請求項5に記載の化粧シートの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧シートおよび化粧シートの製造方法に関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
従来、家具や建材等に使用される化粧シートにおいて、絵柄が印刷された絵柄模様層と、絵柄模様層が有する絵柄に輝度感を付与する層とを積層することで、立体感を付与した化粧シートがある。
【0003】
例えば、絵柄模様層が有する絵柄に輝度感を付与する層として、パール顔料又は金属を含有することによって高い光輝性を有する層が用いられる。また、従来、絵柄に輝度感を付与する層には、パール顔料又は金属のどちらか一方が使用されることが多い。
【0004】
金属を含有する層を備える化粧シートとして、特許文献1に記載のある化粧シートがある。特許文献1に記載のある化粧シートは、化粧シートのベースとなる支持体と、大粒径の金属鱗片および小粒径の金属鱗片を複数含有したメタリック層と、絵柄が形成された絵柄模様層と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-49725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、パール顔料を含有する層を備える化粧シートや、特許文献1に記載のある化粧シートのような金属を含有する層を備える従来の化粧シートは、立体感の表現が十分でない虞がある。そのため、立体感を向上させた化粧シートが求められている。
【0007】
上記事情を踏まえ、本発明は、立体感を向上させた化粧シートおよび化粧シートの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の化粧シートは、原反層と、前記原反層の上側に順不同に設けられた、絵柄模様層と、第一粒子を含有するパール層と、平均粒径が前記第一粒子の0.5倍以下である第二粒子を含有する金属鱗片層と、を備える。
【0009】
上記化粧シートでは、前記第一粒子は、パール顔料を含み、前記第二粒子は、金属を含んでいてもよい。
【0010】
上記化粧シートでは、前記原反層は、ポリ塩化ビニルを含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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