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公開番号2025014751
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117557
出願日2023-07-19
発明の名称電池載置棚及び消火装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】消火剤の供給方向における下流側への消火剤の供給不足を抑制可能な電池載置棚を提供すること。
【解決手段】電池載置棚100は、上下方向に間隔を置いて並ぶように配置された複数の支持部110と、各支持部の下方に配置されており、消火剤20の流れを横方向に誘導する複数の横誘導板120と、を備える。各支持部110は、電池ユニット10を載置することが可能な載置部112と、載置部の側方に形成されており、消火剤を流下させる開口hと、を含む。横誘導板120は、当該横誘導板の上方に位置する支持部における開口hを通じて流下した消火剤20を当該横誘導板の下方に位置する支持部における載置部112に向けて流下させる縁部124aを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に間隔を置いて並ぶように配置されており、それぞれが電池ユニットを支持する複数の支持部と、
各支持部の下方に配置されており、消火剤の流れを横方向に誘導する複数の横誘導板と、を備え、
各支持部は、
前記電池ユニットを載置することが可能な載置部と、
前記載置部の側方に形成されており、前記消火剤を流下させる開口と、を含み、
前記横誘導板は、当該横誘導板の上方に位置する前記支持部における前記開口を通じて流下した前記消火剤を当該横誘導板の下方に位置する前記支持部における前記載置部に向けて流下させる縁部を有する、電池載置棚。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記横誘導板は、
前記開口の下方に位置しており、前記開口を通じて流下した前記消火剤を受ける横誘導板本体と、
前記縁部を含み、前記横誘導板本体に対して横方向に相対移動可能な移動板と、を有する、請求項1に記載の電池載置棚。
【請求項3】
横方向に互いに隣接する一対の前記開口間を仕切る縦板をさらに備える、請求項1に記載の電池載置棚。
【請求項4】
前記支持部及び前記横誘導板の少なくとも一方の下面に接続されており、前記消火剤を保持することが可能な消火剤保持部材をさらに備える、請求項1に記載の電池載置棚。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載の電池載置棚と、
前記電池載置棚の上方に設けられており、前記消火剤を供給する消火剤供給部と、を備える、消火装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池載置棚及び消火装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特開2022-182332号公報には、複数の収納ボックスを含む本体ボックスと、消火剤チューブと、を備える消火充電ロッカーが開示されている。各収納ボックスは、バッテリー等を収納可能である。消火剤チューブは、全ての収納ボックスを通るように配策されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-182332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2022-182332号公報に記載される消火充電ロッカーでは、例えば電池の発火によって消火チューブが溶けた場合、その溶けた部分から消火剤が噴射されるため、溶けた部分よりも下流側に消火剤が供給されないおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、消火剤の供給方向における下流側への消火剤の供給不足を抑制可能な電池載置棚及び消火装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った電池載置棚は、上下方向に間隔を置いて並ぶように配置されており、それぞれが電池ユニットを支持する複数の支持部と、各支持部の下方に配置されており、消火剤の流れを横方向に誘導する複数の横誘導板と、を備え、各支持部は、前記電池ユニットを載置することが可能な載置部と、前記載置部の側方に形成されており、前記消火剤を流下させる開口と、を含み、前記横誘導板は、当該横誘導板の上方に位置する前記支持部における前記開口を通じて流下した前記消火剤を当該横誘導板の下方に位置する前記支持部における前記載置部に向けて流下させる縁部を有する。
【0007】
本開示の一局面に従った消火装置は、前記電池載置棚と、前記電池載置棚の上方に設けられており、前記消火剤を供給する消火剤供給部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、消火剤の供給方向における下流側への消火剤の供給不足を抑制可能な電池載置棚及び消火装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態における電池載置棚を含む消火装置を概略的に示す斜視図である。
電池ユニットを概略的に示す斜視図である。
本開示の第2実施形態における電池載置棚を含む消火装置を概略的に示す斜視図である。
本開示の第3実施形態における電池載置棚を含む消火装置を概略的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)

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