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公開番号
2025005219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105317
出願日
2023-06-27
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60W
50/14 20200101AFI20250108BHJP(車両一般)
要約
【課題】内装の意匠性を維持しつつ、鮮明な画像を車室内に表示することができる車両を得る。
【解決手段】車両10は、車室内側に複数の発光体を備えた表示装置(ディスプレイ30)と、厚さ方向に貫通する貫通孔(スリット34)が複数形成され、表示装置(ディスプレイ30)を覆うように表示装置(ディスプレイ30)の車室内側に配置された内装材(ドアトリム32)と、を有する。車両10によれば、車室12の内装の意匠性を維持しつつ、鮮明な画像を車室内に表示することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内側に複数の発光体を備えた表示装置と、
厚さ方向に貫通する貫通孔が複数形成され、前記表示装置を覆うように前記表示装置の車室内側に配置された内装材と、
を有する車両。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記内装材は、複数のシート状部材が厚さ方向に重ねられた積層体とされている、
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記内装材は、車両の側部に配置されたドアに設けられており、前記貫通孔は、車両前後方向を長手方向とするスリットとされている、
請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記内装材は、車室の前部において車両幅方向に延在するインストルメントパネルに設けられており、前記貫通孔は、車両幅方向を長手方向とするスリットとされている、
請求項1に記載の車両。
【請求項5】
車両の周辺を監視する周辺監視センサをさらに有し、
前記表示装置は、前記周辺監視センサによって車両の周辺に障害物が検知された場合、注意喚起の表示をする、
請求項1に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車室内に向かって発光する発光部材を備えた車両用内装品が開示されている。下記特許文献1に記載の技術では、発光部材の車室内側には、樹脂製の加飾パネルが配置されている。この加飾パネルは、パネル表面に発光領域を有しており、発光部材に照射されることにより、所定の加飾パターンを表示するようになっている。一方、加飾パネルは、発光部材に照射されないときには、発光領域が消灯し、ドアライニングの表面と調和するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2022/085778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の表示では、加飾パネルを透過した光が車室内に届くようになっているため、鮮明な画像を表示するには改善の余地があった。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、内装の意匠性を維持しつつ、鮮明な画像を車室内に表示することができる車両を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両は、車室内側に複数の発光体を備えた表示装置と、厚さ方向に貫通する貫通孔が複数形成され、前記表示装置を覆うように前記表示装置の車室内側に配置された内装材と、を有している。
【0007】
請求項1に記載の本発明によれば、内装材によって、表示装置が覆われている。よって、表示装置が車室内に露出している場合と比較して、発光体が発光していないときの内装の意匠性を維持することができる。
【0008】
また、表示装置の発光体から発光された光は、内装材の貫通孔を通り、車室内の空間に届く。よって、表示装置の内側に透過性を有するパネルが配置された場合と比較して、発光体から発光された光が車室内の空間に直接届くため、鮮明な画像を車室内に表示することができる。
【0009】
請求項2に係る車両は、請求項1に記載の発明において、前記内装材は、複数のシート状部材が厚さ方向に重ねられた積層体とされている。
【0010】
請求項2に記載の本発明によれば、1枚1枚のシート状部材は薄く、自在に曲げられる。よって、シート状部材を曲げてから積層させることにより、車室の内装の立体形状に合わせつつ、内装材の強度を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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