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公開番号
2025007477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108906
出願日
2023-06-30
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/75 20180101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両用シートのシート周辺における乗員の居住空間をより広くすることができる車両を得る。
【解決手段】車両10は、乗員が着座するシートクッション12Aを有し、車両幅方向に並んで設けられた左右の車両用シート12と、左右の車両用シート12の間に設けられ、シートクッション12Aの着座面よりも車両上方側に上面22Aが位置されたセンタコンソール22と、下端部32が車両用シート12のシートクッション12Aのセンタコンソール22側の側方からセンタコンソール22の上面22Aに向かって延設され、上端部34の少なくとも一部が平面視でセンタコンソール22の上面22Aに重なるように配置されたアームレスト30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗員が着座するシートクッションを有し、車両幅方向に並んで設けられた左右の車両用シートと、
前記左右の車両用シートの間に設けられ、前記シートクッションの着座面よりも車両上方側に上面が位置されたセンタコンソールと、
下端部が前記車両用シートの前記シートクッションの前記センタコンソール側の側方から前記センタコンソールの上面に向かって延設され、上端部の少なくとも一部が平面視で前記センタコンソールの上面に重なるように配置されたアームレストと、
を備える車両。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記アームレストは、前記シートクッションと一体に形成されている請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記センタコンソールは、車両前後方向に延在されており、前記アームレストは前記センタコンソールに沿って車両前後方向に移動可能とされている請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記センタコンソールの上面には、カップホルダ、車両電子機器を操作可能な操作部、及び物入れのうちの少なくとも1つが設けられている請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記操作部は、前記センタコンソールの上面における前記アームレストの車両前方側において乗員の指で操作可能な位置に配置されている請求項4に記載の車両。
【請求項6】
前記アームレストは、前記操作部が乗員の指で操作可能な高さ位置に配置されている請求項4に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アームレストを備える車両用シートが搭載された車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両後方側端部付近にアームレストを備えるセンタコンソールが配設された車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-98832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両用シートのシート周辺において、センタコンソールとシート付のアームレストの両方を配置すると、車両用シートのシート周辺の乗員の居住空間が圧迫される。そのため、センタコンソールとアームレストのうちいずれか一方のみ設けるか、特許文献1に記載の車両のようにセンタコンソールの一部をアームレストとせざるを得ず、車両用シートのシート周辺における乗員の居住空間について改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両用シートのシート周辺における乗員の居住空間をより広くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る車両は、乗員が着座するシートクッションを有し、車両幅方向に並んで設けられた左右の車両用シートと、前記左右の車両用シートの間に設けられ、前記シートクッションの着座面よりも車両上方側に上面が位置されたセンタコンソールと、下端部が前記車両用シートの前記シートクッションの前記センタコンソール側の側方から前記センタコンソールの上面に向かって延設され、上端部の少なくとも一部が平面視で前記センタコンソールの上面に重なるように配置されたアームレストと、を備える。
【0007】
請求項1に記載の本発明に係る車両は、アームレストの下端部が車両用シートのシートクッションのセンタコンソール側の側方からセンタコンソールの上面に向かって延設され、アームレストの上端部の少なくとも一部が平面視でセンタコンソールの上面に重なるように配置されている。そのため、アームレストがセンタコンソール部分に被さることになり、被さった分だけ車両用シートのシート周辺における乗員の居住空間を広くすることができる。
【0008】
請求項2に記載の本発明に係る車両は、請求項1に記載の構成において、前記アームレストは、前記シートクッションと一体に形成されている。
【0009】
請求項2に記載の本発明に係る車両では、アームレストがシートクッションと一体に形成されているので、シートクッションが車両前後方向に移動可能に構成されている場合に、アームレストはシートクッションと共に車両前後方向に移動することができる。
【0010】
請求項3に記載の本発明に係る車両は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記センタコンソールは、車両前後方向に延在されており、前記アームレストは前記センタコンソールに沿って車両前後方向に移動可能とされている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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