TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025014235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116603
出願日2023-07-18
発明の名称バスバー
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類H01M 50/522 20210101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】回路保護のためにヒューズ部を確度良く溶断可能とし、かつ、ヒューズ部の機械的強度を確保する。
【解決手段】ヒューズ部18は、入力端子14と出力端子16との間に設けられる。ヒューズ部18は、入力端子14から出力端子16までの電流経路上で最も断面積S2が小さい。さらにヒューズ部18には、バスバー母材よりも低融点の金属片20が付着される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源と接続される入力端子と、
基板と接続される出力端子と、
前記入力端子と前記出力端子との間に設けられたヒューズ部と、
を備えたバスバーであって、
前記ヒューズ部は、前記入力端子から前記出力端子までの電流経路上で最も断面積が小さく、
さらに前記ヒューズ部には、バスバー母材よりも低融点の金属片が付着された、
バスバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書では、バスバーが開示される。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電池と基板を電気的に接続する導体として、バスバーが用いられる場合がある。例えば特許文献1では、ヒューズ部を備えるバスバーが開示される。バスバーは略平板形状である。バスバーには、電流経路に直交する長孔が穿孔される。この長孔の両端にヒューズ部が形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-58731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、基板に実装された回路に、大電流が流入することを防ぐために、バスバーにヒューズ部が形成される。許容電流の低い回路が実装されるに当たり、ヒューズ部の断面積は低減させられる。しかしながらヒューズ部の断面積が過度に小さくなると、ヒューズ部の機械的強度が低下する。例えば、振動が入力されたときにヒューズ部が破断するおそれがある。
【0005】
そこで本明細書では、回路保護のために確度良く溶断可能であるとともに、機械的強度が確保された、ヒューズ部を備えるバスバーが開示される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書では、バスバーが開示される。バスバーは、入力端子、出力端子、及びヒューズ部を備える。入力端子は電源と接続される。出力端子は基板と接続される。ヒューズ部は、入力端子と出力端子との間に設けられる。ヒューズ部は、入力端子から出力端子までの電流経路上で最も断面積が小さい。さらにヒューズ部には、バスバー母材よりも低融点の金属片が付着される。
【0007】
上記構成によれば、金属片が加熱されて溶融する。このとき、ヒューズ部は溶融めっきされる。溶融めっきでは、バスバー母材と溶融金属との境界に合金が生成される。合金はバスバー母材よりも融点が下がるため、ヒューズ部が溶断し易くなる。
【発明の効果】
【0008】
本明細書で開示されるバスバーは、回路保護のために確度良く溶断可能であるとともに、機械的強度も確保可能な、ヒューズ部を備えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るバスバーと、その接続先の電池及び基板を例示する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本実施形態に係るバスバーが、図面を用いて説明される。以下で説明する形状、材料、個数、及び数値は、説明のための例示であって、バスバーの仕様に応じて適宜変更可能である。また以下では、すべての図面において同等の要素には同一の符号が付される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
トイレ用照明スイッチ
22日前
ローム株式会社
保持具
8日前
CKD株式会社
巻回装置
21日前
CKD株式会社
巻回装置
21日前
個人
積層型電解質二次電池
14日前
イリソ電子工業株式会社
電子部品
25日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
29日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
29日前
オムロン株式会社
電磁継電器
29日前
オムロン株式会社
電磁継電器
29日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
1日前
オムロン株式会社
電磁継電器
29日前
三菱電機株式会社
同軸フィルタ
11日前
東レ株式会社
有機粒子およびフィルム
1日前
協立電機株式会社
着磁器
7日前
国立大学法人信州大学
トランス
29日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
21日前
ローム株式会社
半導体装置
7日前
ローム株式会社
半導体装置
22日前
ナカムラマジック株式会社
放熱器
16日前
ローム株式会社
半導体装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
電極積層装置
1日前
富士通株式会社
アンテナ装置
1日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
2日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
22日前
日新イオン機器株式会社
気化器、イオン源
22日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
21日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
1日前
矢崎総業株式会社
端子台
21日前
矢崎総業株式会社
端子台
21日前
ローム株式会社
半導体発光装置
28日前
矢崎総業株式会社
端子台
21日前
株式会社AESCジャパン
電池パック
7日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
28日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
1日前
続きを見る